2008年8月24日 (日)

ペットボトルのキャップを集めてリサイクルって

カテゴリー: 環境問題 — kamikura @ 18:57:23

ペットボトルのキャップを集め、400個で1kgになるが、それ(1kg分)を10円で売るらしい。
その売却代金がワクチンになって、どこかの国で使われるとのこと。

世界の子供にワクチンを日本委員会

ペットボトル(PETボトル)のキャップは、ポリエチレンかポリプロピレン製だ。
歴史的経緯で言えば、ペットボトルのキャップは、金属製キャップからポリプロピレン製キャップになり、その後、ポリエチレン製のキャップが登場という流れになっている。

金属キャップはないが、ポリプロピレンとポリエチレンの見分け方は、キャップのギザギザが細かい物がポリプロピレン製、粗い物がポリエチレン製とするのが一般的。
キャップはさらに、内側に青だったり別の物がついている場合があるが、これは内容物を漏れさせないためのシール。これも別のプラスチック。これがない物は漏れるわけではなく、その必要がないから。

このキャップはおおよそ1個あたり3g程度だが、これを集めてリサイクルしているということ。何にリサイクルしているのかは不明。

そもそも、材質にポリエチレンとポリプロピレンがあり、さらに色も多彩で、これから何か別の製品を作るのは大変だ。
ポリエチレンとポリプロピレンを分けることができれば品質の高い物に生まれ変われるが、技術的にそれは困難。

色がついている物は、黒にするしかない場合が多く、白い物と、色のついている物で分けることは比較的簡単だ。

そもそも、ポリエチレンやポリプロピレンの新品ペレット(原料)は1kgあたり、100円から200円程度で販売されいる。(原油が高騰しているので300円くらいかもしれない)

1kg10円というのはずいぶん安い。どうせ分類するなら、材質と色ごとにわけると高く売れるが、1kg 200円程度の価値しかないものを集めている人がいることは事実としてある。

どのようなリサイクルをしているかはわからないが、ポリエチレンをリサイクルするというのなら、スーパーの余ったレジ袋を集めたっていいだろうし、他にも集めるべき物はたくさんあるだろう。
昔は、色々危険性もあったアルミ缶のタブを集めている人がいたが、タブは取り外せなくなっているのにいまだに無理矢理外して集めている人がいるらしい。このペットボトルのキャップ収集もそれに似たような物なのだろう。

リサイクルのために集めること自体は無駄ではないが、何にリサイクルしているのかなど、収集された後の事もしっかりとわかった上で、そういった活動に参加してはどうかと思う。

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2 件のコメント »

  1. ㈱エコマ商事の社長をしている石田といいます。ペットボトルキャップからどんなものがリサイクルされているか?ということが書かれていましたので当社のリサイクルシステムをホームページでご覧いただけないでしょうか。
    当社は7年前から本体のPETはリサイクルされているのにそのキャップは埋立か焼却されていることが分かり「もったいないな」との思いで、この運動を鳥取県の公民館や小学校を中心に始めました。それが平成17年度の環境省のエコ・コミュニティ事業に採択され
    (リ・スタイル http://www.re-style.jp/bknbr/eco/04.html
    全国に広がったのと、別のNPO法人等が「キャップをワクチンに・・」でもっと大きなことになり、驚いております。
    当社の場合は再選別作業を知的障害者施設に4年前から委託しており、商品の有価価値を委託費としてお支払いしております。
    8月28日にズームインSUPER、昨年度は読売テレビのミヤネ屋で放映していただきましたので、送り先住所等教えていただければそのDVD等を
    送らせていただきます。
    リサイクルや環境問題には経済性他様々な問題が多々あります。いろいろな観点から意見交換が出来ればと考えております。

    コメント by 石田康雄 — 2008年11月28日 (金) @ 19:43:27

  2. 石田様
    コメントありがとうございます。

    PETボトル全体を回収し、樹脂などとして再利用するのでしたら、キャップやラベルも含み一括で回収後、粉砕、分別するのが経済的に最も合理的だと思っております。

    PETボトルに限らず、プラスチックゴミは、燃やしたり外国に売ったりするような事が主なようですが、何らかのリサイクルをするということは無駄ではないと思いますが、経済的にどうなのか、よくわからないばっかりに、無意味な分別が行われている事も多いのではないかなど、問題もいくつか抱えているとも思っています。

    Webでみますと、エコマウッドというのはPPベースのようですが、他に何を入れているのか、耐候性の面でどうなのか、など気になる面もありました。
    根来産業が倒産するなど、なかなか厳しい面も多いと思いますが、プラスチックを無駄にしないという事では興味深い取り組みだと思います。

    コメント by kamikura — 2008年11月28日 (金) @ 22:20:38

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