小型船舶免許の更新

2004年に改正された、小型船舶操縦免許証の有効期限は5年。
更新は有効期限の1年前から可能で、乗船歴やら講習を受けてなどいくつかの方法がある。

船に乗ることを職業としていなければ、講習を受けての更新となるのが一般的なようだ。
講習、申請などがセットになったの更新便利セットは各業者が提供しており、1万円前後。

これとは別に財団法人小型船舶職員養成協会が提供しているのは、講習、申請のセットで7,700円とお得。
東京なら千代田区麹町にある海事センタービルで毎日のように講習をやっているので、これをうけるのがよい。

7,700円の内訳は、更新講習料 3,350円、身体検査料 730円、海事代理士への代行料印紙代など含み合計 3,620円。
自分で申請するなら海事代理士への料金は要らないが、横浜に申請に行かなければならないのと2,000円くらいの手数料をどう考えるか。一度自分でやってみるのも楽しそうだけど、手続きの手間を考えると2,000円の料金は高くない。

更新は、各種書類の記入とパスポートサイズの写真が必要。
申し込み書類に名前や住所を書く必要があり、船舶免許名物の身体検査もこれに含まれている。
椅子に座らされて書類を書いたりするが、椅子に座ったり立ったり、体がちゃんと動くこと、名前を呼ばれたらちゃんと返事が出来るという船舶免許で必須のこともここで試されている。
ついでに視力検査もある。
さらに30分の講義と30分のビデオ鑑賞に耐えるだけ。

これ以外では、身体検査で心臓病や白内障、緑内障などが無いという表明も必要なようだ。

自動車の免許と比べると、ややこしいところもあるけど、完全に警察が管理している免許に比べ、民間に委託している部分が多い割には比較的良心的かなとは思う。

法改正前にくらべると、免許取得、各種手続きも非常に簡単になった。
そもそも、本格的にこれで楽しむには最低でも数千万単位の年収が必要なんだけど。