米国の2008年1月から2月の音楽販売件数で、もっとも最も多かったのがiTunes Storeだそうだ。
今後どうなるかはわからないが、Wal-Mart(安売りスーパー)やBest Buy(アメリカ版ヨドバシカメラ)なんかをiTunesを含めAmazon MP3とかの電子配信が圧倒的に上回るようになるのは時間の問題だろう。
日本在住の私の場合、そんな調査結果とは全く異なり、音楽コンテンツはCDをブックオフか、Amazon.comか、Amazon.co.jp(マーケットプレイス含む)のどれかで買っている。
iTunes StoreでMusicギフトカードをもらったりして決済したことはあるけど、自分の金で買ったことはない。
理由は単純で、iTunesで買うとDRMがついてたり(今はないのもある)して、それでしか聞けないからだ。
結局、iTunesかiPodでしか聴いていないのでそれでも問題はないが、数年後もiTunesが今のままである保証はない。そういう意味ではDRMがないものなら買ってもいいが、それでもMP3とかで256kbpsだったりするのが気に入らない。
CDDA版なら普通のオーディオシステムなら必要十分の16bit 44.1kHzで、MP3 256kbpsよりは音がいいし、DRMもないし、いくらでも複製し放題(しないけど)。
価格はデジタル配信版が一曲100円だったら、Amazon.com版は送料が加わったとしても150円以下。邦楽を新品で購入する場合はもっと高いが、中古で買えば数十円になる。
ということで、邦楽はブックオフで買うに限る。シングルは主に105円のものを購入しているので、1曲50円で手に入れられる。アルバムも315円か525円のものしか買わないので、これも数十円。
Amazon.comというか米国なら最新のアルバムでも10ドル前後なので、これなら新品で購入する気になるが、日本のように3000円とかしていると買う気にならない。Amazon.comでCDを買うときは仕方なく、他のものを買うついでにまとめて買っているが、やはり日本からは送料と、配送時間が気になる。
なんにしろ、CDを買うのは、デジタル配信よりこっちの方が安くて付加価値も高いからそうしているだけ。
中古の場合、はやりの曲は安く買えないが、そもそもはやりの曲が何かを知らないのでそんなのは関係ない。もちろん、着うたとか携帯電話の配信システムは全く使ってないし、着信音も男なので黙って着信音1にしている。(クールポコではない)
もしも、特定の曲を着信音に設定したかったら自分で変換するだけだ。
CDを買うのは利点も多いが、最大の問題が、物理的に保管場所が必要という点。月に数枚しか買わなくても、年間数十枚。間違えると数百枚になってしまい、それなりに場所をとる。
CDと同じ利便性、もしくはそれ以上のデジタル配信が始まって、CDを買う必要のなる時代がくるのだろうか?