ハイブリッド車に音を発生させる装置を取り付けるのは反対

2009年10月15日のNHKニュースによると、国土交通省のどこかの委員会がハイブリッド車がモーターで走るときに音がしないのは歩行者へ危険なので、音を出す装置を取り付ける対策をとりまとめたと。

http://www.nhk.or.jp/news/t10013140911000.html

音が出ないから音を出すというのは、随分と原始的な方法だ。
実際に、ハイブリッドかどうかはともかく、ゆっくり走っている車に気づかない人は多い。他の騒音があったり、歩行者が注意を払っていないと音が出ていても気づかないのだから、音を出したところで危険が回避されるわけではない。

また、視覚障害者の事ばかり配慮しているようだが、聴覚障害者だとどうなんだろうか?
音が出ていようが出ていまいが関係ない。

20km以下だと音が出るようにするなら、住宅街などを走行するときは騒音を発生することになり、歩行者にはいいのかもしれないが、はっきり言って住民にとってはうるさいだけではなかろうか。

20年前ならともかく、もうすこし、テクノロジを使ってはどうなんだろうか。

国土交通省のサイトを見ても、どの委員会がこれを決めているのかわからないのはどうなんだろうか?