最近、都心の電気店や百貨店で目立つのは、中国人による買い物。
中国では現金の持ち出し制限があるが、クレジットカードはほとんど普及していない。彼らが海外に行った場合どうやって支払いをしているかといえば、現金以外には中国の銀行ネットワークである銀聯(Union Pay)というシステムを使用している。
ここ数年、大手量販店などではこの中国人目当てに銀聯対応するところが増えているが、去年から日本でもこの銀聯カードが作れるようになったという。
この情報を新聞で仕入れて、たまたま都心を歩いていたところ、三井住友銀行の支店があったので、入って聞いてみた。
私 「銀聯カード作りたいんですけど」
銀行の受付コーナーにいた人(以下受付の人)「使うのではなくて、作るんですか?」
私 「そうです。新聞に三井住友なんちゃらで作れると書いてあったので」
受付の人 「銀聯カードを使うならこのマークのあるATMで使えるんですけど。作るのは・・・。ちょっと聞いてきます」
しばらくして
受付の人 「やっぱり出来ないそうです」
スーツを着た銀行員 「加盟店になるとかではなくて、カードを作るんですか?」
スーツを着た銀行員 「三井住友VISAに聞きましょうか?」
私 「それなら大丈夫です」(時間がかかりそうだったので帰る)
ということで、もしかしたら三井住友じゃなかったのかななんて思いながら、帰って調べるとやっぱり三井住友じゃないか。銀行じゃなくて三井住友VISAカードだったけど。
同グループの商品知識がない銀行員って? それも東京のど真ん中にある支店の店員が。というのはどうでもいいけど、三井住友VISAのサイトもわかりずらい。銀聯(ぎんれん)もATOK 2006では出てこないし。
このカード自体、すでに三井住友VISAを持っている人への追加カード的な物なんだな。
銀聯単独で作れるなら、中国行ったときにクレジットカード使うとスキミングされるだろうから、作っておきたいんだけど、銀行員も知識のない物を作るのは、なんだか面倒くさいな。