Galaxy Sはそんなにすごくない

2010年10月28日に日本でもNTTドコモからサムスンのGalaxy Sが発売になったが、iPhone 4から遅れること4ヶ月そんなにすごくはない。
もちろん、Android端末として悪くない出来ではあるが、世界的には同時期に発売されたAppleのiPhone 4と比較するとiPhone 4に勝っている部分も多くないのが事実。

例えば、液晶解像度はiPhone 4の640×960に対して480×800。iPhone 4はIPS液晶だが、Galaxy Sは有機ELで発色自体は勝っている。しかし、発色自体は他と比較してみないと、よくわからない方もいるかもしれない。個人的には発色よりも高解像度の方が利点が高いと思っている。

Galaxy Sの重量は国や地域ごとにカスタマイズされているが、日本仕様の場合118gで、iPhone 4よりも20g程軽い。BluetoothはGalaxy Sは3.0まで対応。
CPUやGPUの比較はカスタム品のため難しい。CPUはクロック周波数不明だが機能的には同等と考えられるが、Galaxy Sに採用しているGPUの方が高性能。メモリはどちらも512MBだが仕様が若干違うようだ。

カメラ機能はどちらも背面に500万画素のカメラを搭載しているが、前面カメラはGalaxy Sの場合、モデルによって異なる。日本モデルでは非搭載。

バッテリ容量はどちらも同程度だが、Galaxy Sは内蔵バッテリをユーザーが交換出来たりするので、使い方によっては便利。また、大容量バッテリなどもサードパーティーより販売されている。

というわけで、すべての機能を比較したわけではないが、いくつかの部分でどちらかの機能が上回っている部分があるが、どちらかが飛び抜けて高機能というわけではない。