日本人が欧米などに旅行した際、コーヒーを頼もうにも通じない、バスのチケットが欲しいだけなのに通じない、というような経験をした人が多いと思う。
この問題は、その人達には聞き慣れない発音やらイントネーションが問題だ。
そうなった場合にあきらめてしまう方も多いようだが、何度もしゃべっているうちに相手も日本語英語を理解するようになるだろうし、こちらの方もすこしくらいはうまくなるはずだ。
特に日本語英語の場合、聞き慣れていない方が圧倒的に多いので、どうしようもない。
似たようにイントネーションやら発音が独特の地域の人と言えば、例えばインドがある。インド人は世界中に散らばり、そこいら中でインド英語をしゃべっているので、世界各地で免疫が出来ていると勝手に想像している。
日本人も同じように、世界中で日本語英語をしゃべりまくって免疫を作ってしまえばいいのだ。
日本人に限らず、母国語以外の言語をある程度の年齢になってから練習したとしても、完璧にしゃべれるようになるのはほぼ不可能。もちろん、現地に数年住み着くという様なことをすればいいのだろうが、そんなことも不可能なので、ある程度英語が使える人には通じる程度に強制した日本語英語をバリバリ使いまくればいいと思う。
例えば、日本語英語のコーヒーはカフィーとかチケットはティケットにするとかする程度。
あとは文法やらその他は適当でいいから、日本語英語を日本人が世界中でしゃべりまくる。
たいていの場合、1度では通じないので言い回しを変える、若干発音を自分が思うそれっぽい物にしてみるなどして、何度も言いまくればそのうち通じるだろう。
もちろん、1度で通じなかったときにあきらめないのが最も重要だ。
ということで、実際に通じなかったら何度も言うを実戦しているが、そのうち相手があきらめて多分こんなことを言いたいんだろうという対応をされることも多数。
それでもめげずに一般人を相手に英会話の練習をすれば、そのうち少しでもうまくなるだろうし、相手も日本語英語をわかろうとしてくれるだろう。
ははは〜
世界中で日本語英語をしゃべりまくって免疫を作る という観点が凄いですね。
私の経験から見ると、日本には英語が上手な人は決して少ないではありません。実は、日本人の英語の平均単語量は世界ランキングにも高くて、リーディングやヒアリングの平均レベルもかなり高いと思います。しかし、日本人の英会話力は確かに楽観ではないという事実もあります。たぶんこれも日本の文化と深い関係があるんだろうと思います。
「曖昧文化」や「相手の気持ちをよく考えると言う習慣」がかなり根深くて、自分の気持ちや考えや主張など、母語の日本語でちゃんと相手に伝えることも容易なことではないだろう。なので、英会話力の低下がたぶん英語の学力は足りない訳ではなく、日本の文化にもすごく深い関係があるんだろう。