飛行機に乗る際、暇にならないように様々な電子機器などを持ち込むが、たいていはさわりもせずにそのまま降りるだけで単に重たい思いをすることになる。
もちろん使うときもあるが、それらの電子機器を使いたくても一切使えないのが、離着陸時の合計30分から1時間程度の時間。
この時間のために紙の本なんかを持って行くのも面倒だから、飛行機に備え付けの機内誌なんかを読むことにしているが、LCCだとこれもしょうも無いもの(そもそも無い場合もある)なので、困りもの。
LCCの時はともかく、2012年2月にANAに乗り、「翼の王国」を読んでいたら、吉田修一のエッセイが載っていた。台湾に関する物だ。
吉田氏は台湾によく行くようで、いろいろと詳しく、年一で5回以上行っているわりに、ニイハオとシェイシェイしか中国語の会話したことなく、去年初めて夜市に行ったような私からすると大ベテランである。
そんな吉田氏の食べ物のお勧めが、豆漿や牛肉麺、排肉飯なんかで、それぞれ食べたことがあるが、牛肉麺は西門にある看板の無い通称「桃源街牛肉麺」で、排肉飯なら「君悦排肉」がいいんだそうだ。
個人的にはいろんな店に行っているので、ここも行ったことあるのか無いのか定かでは無いが、次に行くときはチェックしたい物だ。それはともかく、このあたりの漢字の中国語読みが一切覚えられなくて困る件もどうにかした方が良さそうだ。
24時間営業の本屋「誠品書店」もおすすめだそうで、たぶん行ったことはある。台湾の本屋の品揃えは日本っぽいところがあるので、旅行ガイドブック的な物も現地の物を読めばいいんだとこの記事を読んで気づかされた。その方が日本の中途半端な物より確実だろう。
カフェや温泉も勧めているが、この辺はまだちゃんと行っては無いので、今度行くときは他の店と同じくチェックしておきたい。
吉田氏の記事とは別に、有名な建築家の作品がLAにあるという記事もあったが、Venice Beachの震度3で壊れそうな家もその有名建築家の作品だったと知ることができた。
この辺の雑多な情報と巡り会えるのが雑誌の楽しみであるが、紙の雑誌はどこへ行くのだろうか。