アメリカのとあるホテルにはお茶などを飲むための湯沸かしが設置されていない。
これを知っているので、120V仕様の日本的なポットなどを買おうと思ったら、ケトルなども含めてアメリカの家電販売店Best Buyにはほぼ置いていないことが判明。
アメリカではお湯を沸かすとき、ガスなどを使ってやかんで沸かすのが主流らしく、ポットやケトルはほとんど販売されていない。もちろん売ってないわけではなく
のような商品が置いてあったりする。
店によっては他の商品もあるが、日本風の商品は無いと思った方がいい。
そもそも、この手のキッチン用品は、日本みたいに家電量販店ではなくて、キッチン用品店に行った方が品揃えはいいようだ。
そんなことを知らずに、家電量販店で購入すると、選択肢が無い中でこの商品を購入したわけだが問題が発生した。
ホテルで使おうと思って、パッケージを開けると、ケトルのボトル部分はあるが、ボトルを置く部分がパッケージに入っていないのだ。
なんつうこった、主要部品が2個しか無いこんな商品でそんな事がありうるのか?
あり得るんだ。ここはアメリカだ。
商品の価格は40ドルほど。
どうしようか悩んだあげく、返品という技を使ってみることにした。
なにしろ、アメリカの返品制度は消費者に有利なようになっているという。
購入したBest Buyでは30日間どんな理由でも返品を受け付けると書いてある。
日曜の夜に購入した店にレシートを持って返品しに行くと、長蛇の列。
20分以上はならんだだろう。
ようやく順番が来て、入ってないことを説明し箱を開けかけたら、OKとして中身の確認もせず返品処理が進んでしまった。
購入したクレジットカード、IDをみせて、クレジットカードに返金という、返金手続き自体は一瞬で完了。
なんつう簡略化した返品システムだ。
日本だったら、本当に入ってなかったのか、商品の確認などぐだぐだ言われたあげくに返品を受け付けないということもありそうだが、ちょっと説明しただけですぐに返品。
すごい国だ。アメリカは。