アメリカ国内線のベーシックエコノミーを間違えて予約

日本からアメリカ国内線に乗る場合、国際線からの乗り継ぎが多いので、国内線を単独で買うことが少ない。
私も久しぶりにアメリカ国内線を単独で予約してみた。料金が思ったよりも安めだったのは良かったが、なにやら様子がおかしいので調べると、ベーシックエコノミーという新しい料金体系だった。

ベーシックエコノミーとは

ベーシックエコノミーというのは2017年頃からアメリカの大手航空会社United、Delta、Americanなどが設定した今までのエコノミー、スタンダードエコノミーよりもお得な料金クラス。
サウスウェストなどのLCCに対抗するための料金設定らしいが、その制限がスゴイ。

ベーシックエコミーの制限

一般的な飛行機の場合、預け入れ荷物は1つ、機内持ち込み荷物は、比較的大きめの荷物に、小物などが入った小さめのかばんというような、合計でかばん3つが構成が無料のことが多い。
ベーシックエコノミーが許されるのは小物が入ったかばんのみ。そのかばんのサイズは前の席のイスの下に入る小さめサイズ限定となっていて、上の荷物入れにしか入らない大きめの荷物は認められない。
大きなサイズの荷物は$25などの追加料金が必要で、預け入れる必要がある。

さらに、席の事前指定、マイレージの加算などにも様々な制限がある。
いろいろややこしい。

LCCと比較すると大差なしに

アメリカ国内線だとSouthwestやらJetblueだとかのLCC系と比較しても若干安い場合があるようだ。
実際に荷物が小さなかばんだけなら良いが、預ける場合は往復料金に加えて、往復$50が追加になってけっこう割高になる場合がある。

Southwestなどは基本的に預け入れ荷物は無料だったり、スタンダードエコノミーは預け入れ有料だったりするが、機内持ち込みの制限が緩い。
どちらがいいのかはしっかり考えないといけないようだ。

実際に比較してみる。
2018年9月の金曜日にサンフランシスコからロサンゼルスに行き、翌月曜日に帰って来るという日程。

Unitedでスタンダードエコノミーを買うと$210程度。
ちなみにUnitedのサイトでベーシックエコノミーの買い方は不明。

Expediaでベーシックエコノミーを買うと$150程度。

Southwestで買う場合は$180程度。

この場合は、荷物を預けることを考えればSouthwestを選ぶのが安い。