一眼レフと言えば、センサーのサイズは35mmに決まってる。
ちゃんとしたカメラと言えば、キヤノンかニコンに決まっている。
という前提において、プロでもない素人が、そこそこ性能のいいカメラを買おうと思ったら、2008年年末の時点ではEOS 5D Mark IIかD700から選ぶしかないだろう。
キヤノンのEOS 1DシリーズやニコンD3はでかいし、値段が高すぎる。
35mmのセンサーではソニーのα900ってのがあるけど、ミノルタからソニーになったとか、製品自体の出来はともかく、一眼レフと言えばキヤノンかニコンしか思いつかない私には選ぶ気がしない。
既にキヤノンユーザーなので、NIKONのD700は対象にはならないが、一応比較したくなる。
Canon EOS 5D Mark II | NIKON D700 | |
センサー | CMOS 約36mm×24mm | CMOS 約36mm×24mm |
画素数 | 2110万画素 | 1210万画素 |
ファインダー視野率 | 98% | 95% |
ファインダー倍率 | 0.71倍 | 0.72倍 |
ISO感度 | 100~6400(50~25600) | 200~6400(100~25600) |
重量 | 810g | 995g |
実売価格 | 30万円程度 | 32万円程度 |
スペックを比較すると、画素数が圧倒的に異なるが、そんなことより、ファインダー視野率と重量面が興味深い。ファインダー視野率95%のEOS Kiss Digital Nを3年くらい使い続けてるけど、何枚とっても慣れることなく、思ったのとは全く違う物になっている。
100%の方がいいけど、とりあえず前モデルの96%から改善しているからよしとしよう。
EOS Kissシリーズは500g以下だが、そこそこまともなカメラは1kg弱。少しでも軽い方がありがたい。
困るのは望遠系で、70-200mmの望遠しかないので、今までは320mmになっていたが、200mmになってしまうのが困りもの。
100-400mmを買おうと思ってもそこそこ高いし、レンズ自体がものすごく重いのでを何本も持ち歩くのも辛い。
この辺はどの一眼レフを選んでも同じ。
そうなると、広角から、望遠まで一台で完結する、コンパクトデジカメで十分の気がしてくる。
となると、28mmから580mmでISOも1600まで対応するPowerShot SX1なんかは、個人的用途では必要十分の気もしてくる今日この頃。