選挙」タグアーカイブ

2014年12月の衆議院議員選挙 埼玉五区の11月18日現在の状況

埼玉5区の状況
さいたま市の西区、北区、大宮区、中央区が含まれる小選挙区。

2000年から5期連続で枝野幸男が議席を獲得。
牧原秀樹は小選挙区では落選するものの、比例代表で2005年および2012年の選挙で議席を獲得。

有権者数は36万人程度で、投票率にもよるが、当確ラインは10万票程度。

枝野幸男
民主党幹事長
http://www.edano.gr.jp

牧原秀樹
環境大臣政務官
自由民主党副幹事長
http://hmacky.net

https://twitter.com/hmakihara
Tweet 2072
フォロー 22
フォロアー 561
2014年11月18日 午後1時32分

https://www.facebook.com/hideki.makihara
フォロアー 576
2014年11月18日 午後1時42分

第23回参議院議員選挙の開票参観に行ってきたよ(開票所の見学のこと)

DSC00209

2013年7月21日投開票された参議院議員選挙の開票作業を見学してきたよ。

開票は政令指定都市のさいたま市の場合、各区で行われており、選挙管理委員会のサイトにどこで開票作業が行われているかは公開されている。

筆者のさいたま市北区は、植竹中学校というところで行われているので、そこに行ってみた。

DSC00210

DSC00211

8時35分頃について、体育館に行き、その辺にいた人に「見学に来ました」と言うと、参観人ということでこちらへと案内され、参観人と報道関係者の入り口へ案内される。
体育館の横の入り口から、体育館の2階部分に案内される。

この中学校の体育館の2階はそれなりに広いスペースがあり、イスを縦に5つくらい並べても十分なスペースがある。
ここに報道関係者15人くらいに、選挙の関係者が3人くらいいる。

見学は参観人と呼ばれているが、住所と名前を用紙に書く必要があり、その名前が選挙名簿か何かに登録されているかどうかをいちいち確認するようだ。
ということで、どこのだれが参観に来たのか知られたくない人は開票の見学は厳しいのかもしれない。

ちなみにここでの撮影はなぜか禁止されている。

開票の流れ
8時40分
準備完了、開票作業者が位置に付く。
すでに開票箱はほぼ全て位置に置いてある。

8時45分
封筒を開けて鍵を取り出し、投票箱の鍵を開ける。

8時50分
投票箱を開ける。
中身は1/10程度しか入っていないので、投票率が100%でも箱のサイズは半分でもいいんじゃないかという投票箱のサイズ。
投票用紙はテーブルにだし、投票箱に残っていないことを確認。
開票作業開始。

NHKの双眼鏡部隊4組が、開票作業が始まった直後から作業人が仕分けしている投票用紙の集計を開始。
2人1組で1人が双眼鏡で投票用紙を見て名前を読む。

「フルカワ、フルカワ、ヤクラ、コウダ、フルカワ・・・」みたいな感じ。

それをもう一人がチェックしていく。チェックした数が30人(くらい)になると、それをまとめる人が用紙を回収し、電話してその用紙で集計した人数を伝えていく「北区の○○です。フルカワ 30、ヤクラ 15、コウダ 10・・・」みたいな感じで。
これを数十枚分電話で伝えるのがNHKの開票所での調査。

開票のテーブルはここでは5つくらいあり、それぞれのテーブルに5人から10人くらいが仕分け作業をしているので、双眼鏡部隊がチェックできるのはその中で1/10程度。

9時20分
開票作業は続く。
私以外に2人いた家族の参観人帰宅。
要するに、私がいる間は合計3人しか参観していなかった。

9時25分
5つくらいある選挙区のテーブルの1つで、開票作業その1が終了。

9時35分
ほぼ全てのテーブルで開票作業その1が終わり。
比例代表はこの時点で半分くらいしか終わってないようだ。

開票作業は、投票箱から出した時点で人間の手で仕分け(開票作業その1)され、それを機械でチェックして、それを人の手でさらにチェックして数えてという作業がある。
私が45分程度観察したのは、始めに人の手で仕分けした作業。

その後は地味ながら実際の結果が出る作業となる。
前述のNHKの双眼鏡部隊が読んでいる名前を聞けば、誰が当選しそうなのかはわかる。
今回は、名前の呼ばれた数で、古川候補がトップ当選で、次が矢倉候補、その次が行田候補か山根候補、さらに伊藤候補が頑張っているのかなという感じ。

この時点で開票作業その1の速報は終わっているので、今回の投票率40%程度の選挙なら1時間以内に当確情報は出せると言うことだ。

開票作業の見学であった方がいい物。
双眼鏡。
遠くで開票作業していても肉眼では読めないので、双眼鏡あればNHKの双眼鏡部隊みたいなことができそうだ。

ちなみに、報道関係者はこの開票所には15人ほどいて、そのうち双眼鏡部隊が8人、NHKの職員らしき人が2人ほど、さらに数人のメディアという感じ。
私が見学している間に仕事をしていた報道関係者はNHK双眼鏡部隊8人と、それをまとめて電話で報告する1人の9人だけで、それ以外の報道関係者は何をやっているのかわからない状態。

選挙の関係者は3人いるが、これも単に待っているだけで取り立てて何もしていない。

ということで、開票所は暇な人がたくさんいる。

開票所は関係者、それを見る人含め、暇な人がたくさんいるが、ここのセキュリティはほとんど無い状態。変な人は開票作業の場に簡単に入ってこれるので、極端なことをやろうと思えばできる状態。変な人がいきなり大勢で来たらいろいろまずそうだ。

まとめ
1回くらい開票作業を見学するといいよ。

双眼鏡部隊が開票作業の一番の見所。全ての箇所でNHKがこれをやっているわけではないだろうが、この地道ながら金のかかる作業が正確な予測につながるんだろうな。どこの開票所でどこのメディアがこんな事をやっているのか調べるとおもしろいかも。

日本もネット遮断をしていることにそろそろ気づけ

チェニジアやエジプトを発端にしたアラブの各種革命を目指すデモは日本でも一部報道されているようだが、日本では下世話な芸能情報やら、どっかのスポーツやらの情報でかなり薄まっている。

現状を詳しく知りたかったら、Al Jazeeraやら海外のニュースを見るしかない。日本で薄まった情報しかないとはいえ、日本人の海外で起こっていることに対する無関心さは相変わらずだ。もちろん日本以外の先進国も同じような物だろうが・・・

しかし、今回はインターネットのFacebookやTwitterがこれらの革命で重要だったということと、日本の現状は非常に似ている。

日本では選挙でインターネットを使用すると公職選挙法違反になるという、エジプトや中国と同レベルのネット遮断をしている国なのである。

民主党は2年ほど前(2009年頃など)に我々が政権を取ればネット選挙をすぐに解禁するとか言っておきながら、政権を取って1年半(2011年2月現在)、一部動きはあったようだが、公職選挙法改正はいまだに行われていない。

日本ではいつになったら選挙活動にネットが使えるようになるのだろうか。