枝野幸男は1996年の比例当選以降、小選挙区での当選が続いているが、2017年の衆議院議員選挙ではどうなるかはわからない。
ここ何回かの選挙結果を見てみよう。
2005年 郵政選挙
当選 枝野幸男 103,014票
比例当選 牧原秀樹 91,472票
2009年 政権選択選挙
当選 枝野幸男 130,920票
落選 牧原秀樹 85,139票
2012年
当選 枝野幸男 93,585票
比例当選 牧原秀樹 84,120票
2014年
当選 枝野幸男 90,030票
比例当選 牧原秀樹 86,636票
このように枝野幸男は毎回当選はしている物の、特に直近の2012年、2014年はかなりの僅差となっている。
ほぼ毎回、日本共産党も候補者を擁立しており、この場合は10%弱の2万票弱は共産党が獲得する。
今回は「立憲民主党」の代表として選挙を戦うわけだが、そもそも小選挙区で当選するかどうかはわからない。
報道によれば希望の党が対抗馬を立てるそうだが、新人の高木秀文という無名の弁護士の程度では話にならない。ちなみに枝野幸男も牧原秀樹も弁護士でもある。
枝野幸男、牧原秀樹がそれぞれ9万票程度獲得するのが今までの流れで、それ以外の立候補者がどのくらいになるかがポイントだろうか。
日本共産党は2014年の選挙で立候補し18,654票を獲得した山本悠子を擁立予定にしているようだ。
埼玉5区周辺は、枝野幸男の元秘書らが、市議会議員や県議会議員になっており、枝野幸男の関係者が多い。
自民党もそれなりに強いが、これまでの選挙では小選挙区では取れていない。今回の選挙で仮に小選挙区で落選したとしても、比例代表での当選は確実だろう。
一方で、枝野幸男は仮に小選挙区で落選した場合どうなるのだろうか。