iPhone」タグアーカイブ

iPhone 4予約雑感

2010年6月15日の17時から開始されたiPhone 4の予約だが、ソフトバンク側にもいろいろとトラブルがあり明暗が分かれた。

結果から言えば当日買いたいならApple Storeでの予約、数日遅れてもいいならソフトバンクのオンラインストア、店にこだわりがないなら、都会ではないショップで並ぶのが正解だったと思う。

18時前にはソフトバンク側のシステムトラブルにより予約手続きができなくなったので、大手量販店なら少なくとも昼前くらいから並んでいるような強者しかきっちりと予約できなかった。
オンラインストアは発売日以降順次出荷なので、いつ届くかわからないが、数日遅れても問題ないなら16日早朝などにオンラインストアにアクセスして予約するのも悪くはなかった。

一番やっかいだったのは、中途半端な時間に並んで、ソフトバンクの予約システム復旧を待たされた人たち。結局できなくて、仮予約的な簡易手続きだけして帰らされた人が多いようだが、この人たちは発売日に買いたい人であり、本当に買えるのか不安だろう。
Apple Storeはフラグシップ店だけあって発売日買いたい人を優先して予約受け付けたようだが、ここで予約すれば確実に入手できるであろう。
量販店での仮予約できっちり数量確保できればいいが、できていなかったときは悲惨。また、発売当日に契約手続きするにしても、またシステムトラブルに見舞わされる事も考えられ、予断を許さない。

これからもソフトバンクモバイルの動向には注目だ。

UstreamでiPhone用に配信する方法

Ustreamは通常Flashで動画を配信しているため、Flashに対応していないiPhoneでは特別なことをしない限り、動画配信を視聴することが出来なかった。
これが2010年4月頃までの事情だったが、2010年5月に確認したところ、何もしないでもiPhoneでUstreamの動画配信が視聴できるようになっていた。
注:これは一部環境のみ。詳細は記事最後部に

配信者側の設定がどこかにあるのかもしれないが、今まではメールで連絡するプロセスが必要だった物が、2010年5月現在は何もしないでもiPhoneに対応している。
要するに何もしないでもいいと言うこと。

視聴者側も特殊なビューアーなど必要とせず、SafariなどiPhoneのアプリからUstreamの該当配信動画を表示し、QuickTimeのロゴが出ている画像の部分(PCとかで見るとFlashで表示されている部分)をタップし、再生ボタンを押すだけ。

これだけで、何も問題もなくUstreamの動画配信をiPhoneで視聴できる。


http://www.youtube.com/watch?v=VEtJkZOgTj4

難点を一つ言えば、Flashを使ってPCで見る場合より遅延が大きいが、そんなことはたいした問題ではないだろう。
Ustreamに限らず、この辺のサービスが同じように対応してくるだろうから、ネットが使える環境にさえいれば、テレビ放送なんか必要なくなるかも。

追記:
どうやら、これはUstream ProducerなどH.264で配信する環境にのみ適用されるようだ。他の環境の場合、別の形式でUstreamにデータを送っており、おそらくUstreamがH.264などiPhone用に変換する設定を個別に行うため、メールによる連絡が必要になるようだ。
ということで、Ustream Producerなどを使わない場合、従来通りUstreamへメールで連絡しなければ、iPhoneで視聴することはできない。
ちなみに、Ustreamへメールしても他の方法を準備中なのか、iPhone用に設定してはもらえなくなっている。

携帯電話キャリアを意識しなくなる時代

将来、ドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話キャリアは単なる土管屋になると言われている。
土管屋とは、つまり携帯電話系の電波を流すだけの業者になり、自社ブランドの携帯電話やサービスを提供しない会社になると言うことだ。

実際、アップルのiPhoneは日本では2010年4月現在、ソフトバンク回線を使ってサービスを提供しているが、iPhoneはソフトバンクだから出来るサービスではない。
メールアドレスなども、ソフトバンクの物は必要ではないし、通常のインターネットが普通に利用できるので、携帯電話用のインターネットサービスメニューも不要。
この市場にGoogleやMicrosoftに加えて、様々な会社が主導権を取ろうと必死である。

これを水道に照らし合わせると、水自体やそれが流れる水道管を提供しているのは、地域の水道局などだが、水の味は地域によって違うし、水道管自体も素材によっていくつかに分けられる。
管の素材は、鉄、プラスチック、コンクリートなどだが、プラスチックでも塩化ビニルやポリエチレンなどいくつかある。このなかで、もっとも地震などに強いのは、大地震などで大きく揺れたりしても割れることのないポリエチレンだ。
一般の利用者は、この水道管を全く意識していない。
意識しているとすれば、その中を流れる水自体の味だろう。例えば東京都は、高度浄水処理した水を提供しており、そうでない古い水処理の地域に比べると味が全く異なる。

一般の水道利用者はもちろん水道管が万一の時にも問題ない物の方が好ましいと思っているだろうが、経路がどうであれ、重視するのはその味自体では無かろうか。
もちろん、高度浄水処理装置に更新する場合、経費がかかるため一般に水道料金が上がる。

携帯電話の電波の場合、たまたまドコモの電波状況が優れており、ソフトバンクは劣っている。近い将来、状況が変わることはないだろうが、LTEなど新方式でどうなるのかはまだわからない。
電波がつながらなければどうしようもないが、ある程度問題なくつながるのならば、携帯端末で重要なのはその端末の使い勝手や、そこで使えるサービス自体の品質である。

電波が良くても、端末やコンテンツが劣っているのと、電波はそれほど良くないが、端末やコンテンツが優れている物のどちらを選ぶべきなのか。
水道なら、多くの方が水の味を重視すると思われる。だれも水道管自体は意識していないだろう。また、携帯電話系のネットワークに近い物では、インターネットのプロバイダ(ISP)はどこを選ぶべきかは悩みどころだった。現在では、どこもそこそこのサービスを提供しており、ほとんど意識されていないようだ。

今のところ、一時期のISPと同じように、携帯電話では端末の出来やコンテンツではなく、電波の品質で選んでいる方も多いようだ。
しかし、重要なのはそこで使えるサービスであり、この状況は近い将来確実に変わっていくのだろう。

iPhone移行の準備をしてみる

今、契約している携帯電話会社はドコモ。iPhoneはソフトバンクから提供されるので、iPhoneを契約するには、新しく新規で契約するか、MNPなどで契約変更する必要がある。

ドコモの契約は2年間の長期利用契約で、途中解約は1万円かかるのと、ソフトバンクのバックボーンが一気に増えるiPhoneユーザーに耐えられる物か不安で、どうするか微妙なところ。ドコモに聞かれたら、「ドコモはきっぱり解約する」と言うけど。

いつ携帯電話会社が変わるかわからない現状では、長期利用契約はやめておきたいね。
一般的に2年契約を前提として、安い基本料金が保証されるが、これは事実上2年間契約を続けさせるための物だ。解約には1万円程度の解約金がかかるが、これが1ヶ月目でも、1年11ヶ月目でも同じというのはどうなのか。解約金が気にならない方はいいが、1万円は結構大きな金額になるので、そもそも長期利用契約がお得かどうか考えて、これを適用するか考えたい。

おサイフケータイは愛用しているので、この利便性をiPhone移行後も活用したい場合も準備が必要。
モバイルSuicaやPASMOを使っている場合、ビュースイカカードか、パスタウンカードに加入する必要がある。これはオートチャージサービスがあるので、ある意味、モバイルSuicaより便利なサービス。
携帯電話で新幹線の券を買えたりするサービスがないので注意が必要。(使ってないけど)

また、nanacoモバイルなど、他のFeliCaを使ったサービスも使えなくなるので注意したい。個人的には、ビュースイカカードが、自動引き落としに対応できる銀行の少なさも問題だ。

ビュースイカカードは申し込みから2週間程度、パスタウンカードは4週間程度必要になる。iPhoneを契約する一ヶ月前にはこのサービスを申し込んでおきたい。
もちろん、モバイルスイカなどにチャージしている金額は、iPhone契約前に全額使い切ることも必要だ。

個人的には一切使っていないが、携帯電話の有料コンテンツサービスに入っている場合も解約しておくといいかも。ついでに、携帯電話専用のサイトなんかに入っている人も、どうにかしておいた方がいいだろうね。

よくわからんポイントサービスも、まるっきり無駄にするのも何なので、事前に使い切ってしまおう。

携帯電話のメールアドレスを活用している場合も、事前にチェックしておきたい。
個人的には、メールを転送する設定にしか使っていないので、これを全部外しておく必要がある。

着うたフルとかで音楽コンテンツを買ってる方は残念でした。

他に何があるかな。

電話帳の以降は、個人的に携帯電話に何も入れてないのでどうでもいいや。

iPhoneは解約にいくらかかるのか

日本で発売されるiPhoneに飛びつく人が、iPhoneを2年間使うとは思えない。
アップルも、来年には改良版を出してくるだろうから、2008年7月中に購入するような人は、1年後には出てくるだろう新型が欲しくなるだろう。

そうなると、購入した物がどうなるのかというのが非常に気になるところ。

例えば8GBモデルを購入したとして、2年間の分割で払う場合、月960円払えばいいが、1年後に買い換えた場合どうなるのかが全くわからん。

買い換えても契約が継続していれば、特別割引が適用され、残りの1年間毎月960円払い続ければいいのだろうか。
また、2年間の分割ではなく一括で購入した場合の価格はいくらになるのだろうか。その状態で、1年後に買い換えた場合はどうなるのだろうか。

携帯電話の料金体系は複雑で訳がわからない。さらにドコモから移行しようとしている私には、ドコモの契約をどうするかという問題もあり、さらに複雑だ。

また、ソフトバンクの3Gネットワークがまともな物なのかどうかも重要なところだ。少なくともiPhoneは短期間に数十万台以上は販売されるのだろうが、この数に絶えられるだけのバックボーンがあるのだろうか。

追記:
分割払いのスーパーボーナスで購入して、分割途中で解約した場合は、特別割引を除いた残金を一括または分割で払う必要があるとのことだ。
一括払いの場合、販売店によって異なるようだ。一括払いでも分割と同じとしているところで買った方が、途中解約する場合はお得なのだろうか?

謎である。