Videocast/vodcastの問題点はコンテンツ作成の困難さ
iPod の新製品に関するBlog界の意見は、ほとんどが、動画対応のiPod欲しいなレベルのくだらない物であり、ほとんどの Blog が単なるぼやき日記としてしか使われていないことがよくわかる。
日本時間、朝7時の時点で、Apple : One more thing... はテレビ番組のオンライン配信だったとして、動画配信が今回最も大きなトピックであることを述べた当Blogのような意見は、日本時間で夜10時になろうとしているが、まだ見受けられない。(Technorati調べ)
他にいろいろ探したところ、その筋では有名なBlogにアップルにして欲しい次の革命として、有用な記事が上がっていた。変にアクセスを増やしたくないので、わざわざトラックバックしない。
ABCの番組配信がそれなりに成功し、CNN等もニュース映像。NBCやCBSも人気番組を有料配信してくることが容易に予想でき。それらが成功すれば、世界各国で同じような動きになることはあきらかだ。
楽天などがTV放送局の経営権を得て、動画配信をしたとしても、iTunes + iPod のように統合されたソフトウェア・ハードウェア環境が無いことから、大きな成功を収めることは難しく、iTMS にコンテンツを提供せざるを得ないだろう。
また、Podcast の Video 版の名前はよくわからないが、Videocast として、最新iTunes + iPod でこれらの物も楽しめるから、インディーズビデオも注目という考えも出来る。しかしながら Podcast でも聞ける番組作成は、コンテンツの内容はもちろん、編集能力などそれなりの技術力が必要で、Video となるとさらにその敷居が高くなる。毎日のように更新することが、人気の要因の1つでもあるが、Videocast で個人がそれをやるのは、時間的に無理があるだろう。個人が品質がそれなりの Videocast する場合、週一くらいの更新で限界だろう。
頻繁に無料Videoコンテンツを更新してくるのはCNNなどのニュース社だろうから、コンテンツ自体に不足はないとして、個人による前衛的なおもしろコンテンツがどうなるのか、しばらく様子を見てみよう。
一方、音楽再生環境では完敗し、11月だかにでる最新製品でも、相当のSONY バカ、もしくは利便性より音質重視でなければ、SONY製品を選ぶことはないだろうが、Videooに関しては、ロケーションフリーは Apple とは別のアプローチをとっており、これはこれで注目される。
PSPのファームウェア 2.5 ではロケーションフリーに対応とのことだが、そもそも、無線LAN環境が、家庭や事業所以外にはほとんど普及しておらず、外出先で、ロケーションフリーを有効活用することは困難だが、これからの環境変化でどうなるかはまったくの未知数。
少なくとも、ブロードバンド環境が整ったところでは、ソフトウェアが対応したハードならWindows PCや PSP など様々なデバイスで活用できるロケーションフリーの出番は多くなるだろう。
これらのニュースは今一番面白い分野であり、今後もチェックを続けていこう。
なにやら VODcast という言葉の方が一般的らしい。