Videocast/Vodcast用動画編集時の注意点
基本的に動画ファイルを作るときの注意点と同じであるが、Videocast/Vodcast用の注意点を個人メモ的に書いておく。
◇なるべく動画編集ソフトでエンコードが不要な物で録画した方がよい
再エンコードは面倒くさいので
◇動画編集ソフトで編集可能な形式に変換済みの物を保存せよ
DVカメラの場合、テープからHDDに取り込むが、テープにあるからいいやと思い、HDDに取り込んだオリジナルを捨てると、後で再編集するときに、もう一度取り込む必要がある。
特に、デジタルカメラの動画機能などで録画した物の場合、再エンコードに時間がかかる場合が多い。
◇H.264のエンコードはとんでもなく時間がかかる
PCの性能にもよるが、動作周波数が2GHz以下だとメモリが1GB以上でも、オリジナル時間の10倍以上の時間がかかる。おそらくデュアルコアとかでもそれなりに遅いと思われる。
◇H.264といえども容量はそれなりに大きい
おそらく個人が製作する映像コンテンツは数分レベルから数十分だろう。内容にもよるが、20分程度で100MB程になってしまうこともあるだろう。レンタルサーバーは少なくとも数百MB単位で容量のある所を選ぶしかない。
また100MBのファイルを100人がダウンロードすると、それだけで10GBであり、人気コンテンツを作れる人は転送量にも注意しよう。
動画編集の手間はともかく、エンコードに時間がかかりすぎるので、そのあたりも計算してコンテンツ作りをした方がよい。
個人的にコンテンツを一日で制作する場合の流れの例
夕方までに素材取り
深夜までに編集
寝ている間にエンコード
起きたらアップロード