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現代の名工

今年度から制度が変わり、30歳の人も名工に選ばれたという。
工場などで働いており、技能検定に若くして合格し、少なくとも1級技能士を取得、特級は年齢制限の関係で30歳では難しいかも知れないが、もしかしたら特級も所有もしくはそれくらいの技術・知識がある人なのだと思う。
そもそも、名工に選ばれるには推薦も必要なので、所属する会社が、そういった技能試験に対して熱心で、若い人を教育していく会社なのだと言うこともよくわかる。

最近は技術者を大字にしない会社ばかりで、若い人が育たず、技術の継承が出来ない企業が多いと思う。

全体からみれば、直接の利益に繋がらない技能検定などに力を入れる会社は少ないかも知れないが、今回の報道で、若い人も現代の名工に選ばれるくらい熱心な会社もある事がよくわかった。少しでも日本の技術者を大事にして欲しい物だ。

ちなみに、現代の名工に選ばれると報奨金10万円である。報奨金が欲しくて現代の名工になりたい方はいないだろうが、他の公共事業を削ってでも報奨金を10倍程度にして、それなりに価値のある制度にした方がよいと思う。

技能検定制度
「現代の名工(卓越した技能者)」表彰制度のコーナー

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