旧態依然としたレベルの低いカメ組織の今後は
FolderShare や Skype のような最新テクノロジを使用すると、コストを削減し、従来の企業システムにとらわれないさまざまな仕事スタイルが考えられ、メリットが多い反面、間違えた使用方法ではデメリットも多くなる。
そのデメリットがはっきりと現れたのが Winny に関係する情報流出問題だろう。
Winny を使用することの目的は著作権違反などの法律に反することであり、裁判所の職員や警察官など本来これらを取り締まるべき組織の人間が、これらの問題に関与しているような恥ずかしい状況では、社会全体が最新のネットテクノロジを使用し生活スタイルを変革することは不可能だろう。
そもそも、Winny を使っていること自体が恥ずべき行為ではあるが、それにより情報流出してしまうようなスキルのない人間がいるような組織は、これらのテクノロジの使用を制限せざるをない状況で、一部のスキルのある人間も、低いほうにあわせる必要があり組織全体のレベルも低くなってしまうだろう。
それらのレベルの低い組織と、最新のネットテクノロジをフル活用して、仕事スタイルを変革するような小回りの利く組織や個人との差は今後広がるばかりだ。
こんなことを書いていても Hamachi はまだ使っていない。最新テクノロジは付いていくだけで大変だ。