今買いのコンパクトデジカメ
なんでもいいからデジタルカメラが欲しい人に個人的にお薦めなのは、カシオのEXILIMシリーズ。
EXILIMシリーズの最大の特徴は無難なカメラ性能と統一されたバッテリ。
バッテリは、薄型の BC-10L と、大型の BC-30L の2種類が EXILIM シリーズでは使われ続けており、同社製品を使い続ける限り、買い換えでオプションを買い直す必要はない。他社は新型を出すたびにバッテリを新しくするが、同社は使い続けてくれるユーザーの事を考えてか、新機種になってもオプションを使い続ける事が可能というコンセプトが個人的に好きである。そんなメーカーの製品は応援したくなる。
個人的に使っているのはバッテリ持ちもかなり良い EXILIM ZOOM EX-Z750
そんなカシオ製品で今、普通に使うとう前提で買うなら EXILIM SLIM がお薦めかなEXILIM S600とか、よりバッテリ駆動時間が必要なら ZOOM シリーズも嵩張らないので良い。
個人的には、今使っている EXILIM ZOOM EZ-Z750 でとりあえずの不満は無いが、手ぶれ補正が無いというのは気になる。
カシオだと EXILIM ZOOM EX-Z850 などの最新機には手ぶれ補正機能があるとの事だが、手ぶれ補正機能は松下や元祖カメラメーカーの方が高性能、というかそれ以外あまり役に立たない。
手ぶれ補正はともかく、カメラとして少しでも性能がいい物を求めている方にお薦めなのは、元祖カメラメーカーの製品。
特に今お薦めなのが、Canon の IXY DIGITAL 800 IS。これは Canon のIXIシリーズとして初の手ぶれ補正機能搭載。4倍ズームも実用を考えれば必要充分。寸法もコンパクトなので持ち運びも嵩張らないでよいだろう。
ズーム性能が必要なら12倍ズーム搭載の LUMIX だろう。手ぶれ補正も搭載しているから、手持ち撮影でも失敗が少ないと思われる。このズーム性能は一眼レフのレンズにすると420mmの望遠レンズと同じことになる。420mmのレンズはそれ自体の重量が1.5kg~2kg程度と重いのはもちろん20万円とかの高額なので一般人には手が出せない。カメラ小僧かプロしか持てないようなレンズの機能を、カメラ本体含め700g程度、実売7万円前後というお手ごろ価格で実現しているのが利点。マニュアル撮影機能も充実しており、一眼レフ的な使用も可能なのが、背伸びしたいユーザーには丁度良い。
基本的に、LUMIX DMC-FZ30 がお薦めだが、マニュアル撮影機能などが省かれより軽量、低価格な LUMIX DMC-FZ7 でもよいだろう。
結局の所どれを買えばいいかという事だが、たまにしか使わないズーム機能よりも、普通に高画質で撮影出来るカメラがよい。素人がやりがちの手振れなどを補正するカメラにするのが最も良い。そんななか今一番なのが、 IXY DIGITAL 800 IS 実売5万円程度。4月中旬発売と新学期シーズンに若干はずれているのが気になるが、これを買っておけば、数年は普通に使い続けて問題無さそうだ。
4月中旬まで待てない方には、LUMIX DMC-FX01は手ぶれ補正に搭載はもちろん、広く撮れる広角に対応している。Nikonが好きだという方には、COOLPIX P4も手ぶれ補正など基本性能はばっちりなので良い。