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ガンダムゲームの伝統はPS3でも守られた

PS3のローンチタイトルとして登場した「機動戦士ガンダム Target in Sight
発売2ヶ月が経過し、既にクソゲーであることは周知の事実と思われるが、TV CMで絶賛宣伝中。

どれだけクソゲーかは、海外ゲーム紙の評価をみれば一目瞭然だ。

Mobile Suit Gundam: Crossfire - PS3 Game Rankings.com

日本ではある程度信頼されているらしい、エンターブレインの週刊ファミ通では全員8点で合計40点満点中32点という高評価。
ファミ通が信頼できないことはファミ通捏造(ねつぞう)まとめに詳しい。

そもそもガンダムゲームはクソゲーであることは半ば決まったこと。この歴史は初代PSはもちろん、ファミコン時代からの伝統である。
店頭で、HDにより作り込まれたムービーを眺め、PS3はすごいと思いこんでいる平均的ユーザーも多いが単なるムービーを見てゲームの何が分かるのか。FFのムービーを見るために遊んでいるようなヌルゲーマーにはいいのかも。

TV CMも含め数億の広告宣伝費をかけて売ろうとしても、うまくいかないのがゲームソフトのつらいところ。直近ではTV CMが効果無いことはPSP版ロコロコでも実証されていた。ロコロコ自体は海外紙での評価も低くなく、デモ版も配信しそれなりに楽しんだ人も多いだろうが、なぜか売れなかった。ロコロコが売れなかった理由はよくわからないが、ガンダムゲームのCMをみる度に悲しくなってくる。

ロコロコに見るマスコミ記事の裏側

2005年末に松下電器がすべてのCMをファンヒータ回収を呼びかける物に変えても、商品売り上げが変わらなかったということもあり、そもそもTV CMに効果あるのかどうかは非常に疑問が残る。
このあたりの分析は、大手マスコミや名の知れたジャーナリストでは広告代理店の力もあり不可能だろう。

とにかく、ガンダムゲームはギレンの野望、連邦vs.ジオンなど一部の例外はあるが、基本的にクソゲーであることは変わらない。

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