IMAXという映画の上映システムがある。昔から知ってはいたが、ちゃんと見たことはなかった。
Micheal JacksonのThis is itを普通の映画館で見た後に、IMAX版があることを知ったので早速IMAX版に行ってみた。これで、普通版とIMAX版を比べることが出来る。
関東地方でIMAXの劇場があるのは109シネマズの埼玉の辺地と、川崎だけ。埼玉県民だが、辺地に行くのはかなり面倒そうなので、川崎に行くことにした。
IMAXの劇場に入って驚くのは、スクリーンがでかいこともそうだが、スクリーンが上から下まで限界まで使われていて、両端は、手前に若干カールしていると言うこと。
普通の映画用スクリーンなら、映画館の上下はスクリーンが無く、余白みたいなのがあるし、真っ平らだがIMAXはスクリーンからして違う。
客席の勾配が比較的急だが、これは普通の劇場でもあることなので特に珍しくはない。
たまたま、IMAX 3D版が上映されるA Christmas Carolの予告編から本格的なIMAXをみたが、デジタルということもあり、画面は非常に綺麗だし、視界に入るほぼ全てが画面という超絶的な体験を得ることがわかった。
This is itは通常のビデオカメラで撮影されているので、画質は期待できないが、画面自体は大迫力で、これも視界全部がMicheal Jacksonの世界というなかなかすごい体験だ。
人間の視界は、楕円形だが、しっかりと情報として認識できる範囲は、制止している場合でその中の6割程度か。
IMAXの場合、座る場所にもよるだろうが、視認できるほとんどの範囲がスクリーンとなり、それ以外の情報がほとんど目に入らない。
音の方は、通常の映画と比べてどの程度迫力があったのかはよくわからなかったが、少なくとも悪くはなかった。
This is itの通常版とIMAX版の違いではっきりとわかったのは、なによりもその迫力。
この大迫力は個人で数百万円使ったとしても再現できないのでは無かろうか。
こんなにすごいスクリーンがあるのなら、定期的に金と時間をかけてわざわざ映画館に行ってもいい。