通常2.8万円程度で売っていた、三洋のICレコーダーICR-PS285RM(H)が21,900円だったので買ってきた。これにポイント還元があるので実質2万円ほど。
後で調べると
Amazon.co.jp 22,188円
ヨドバシ.com 24,800円
ということで、それほどバカ安ではなかったが、普通に欲しかったものが高くはない価格で買えたのでよしとする。
個人的にICレコーダーは会話などのメモのためにしょっちゅう使っているが、今まで使っていたソニーのICD-SX45のだめだった点を並べると
- 独自形式で録音する
- PCに転送する際にUSBケーブルが別途必要
- 転送にはWindowsでしか使えない専用ソフトを必要とした
- 録音時間が普段使っていた高音質モードで6時間弱
という感じで、さらにバッテリ駆動時間が単4二本で10時間ほどだったので、これも不満といえば不満。
そもそも、これを購入した2004年末は、ボイスレコーダーとしてメモリ128MBのICD-SX45の上記に上げるような仕様も平均的なものであり、価格も2.5万円ほどと当時としても普通の値段。
当時、それ以外の選択肢は特になかったわけだが、ここ2年ほどで状況も一変。MP3対応機や単四1本での駆動、メモリの大容量化なんか当然になったわけ。
特に1.5万円ほどの、単四1本駆動、容量1GBのボイスレコーダーは驚異的だ。
いまだにカセットテープで録音しているライターも多いが、 「とっととICレコーダー買えよ」と言いたい。
ソニーのICレコーダー自体、LPECという変な形式で録音するので、専用ソフトが必要なわけだが、このソフトのファイル管理がいまいちな点(古いバージョンしか知らん)はともかく、音声ファイルをカット編集する機能自体は悪くない。
なんだかんだ言っても、ICレコーダーにとって残念だろうことは、私の場合、一応録音しておくのみで、録音した物を何かに利用したことはほとんどないこと。
今年に入って何かに使ったのは2回くらいかな。去年録音したデータも数GB分あるが、数回使ったかどうかというところ。
その点、この最新型は常用するだろう64kbpsのHQモードで、66時間も録音できると言うことなので、データを月に1回程度転送すればいいというのが面倒がなくていい。
その転送も、USBコネクタが本体に内蔵されているのも面倒がないし、USBに指しておけば充電されるというのも、電池切れの心配をしないでいいのが便利すぎる。(いつもPCがあるので)
MP3なので、転送した先でどんなPCでも再生できるという点もよい。
一つ残念な点は、本体の安っぽさ。ソニーのICD-SXシリーズは金属製の筐体で、4年間も酷使したのに壊れなかったわけだが、このICR-PS285RMは何かあったらすぐに壊れそうなプラスチック製の安っぽい物ということ。
何はともあれ、Windowsでしか使えない残ったソフトはソニーのこれだけだったので、Macに問題なく移行できるわけだ。