iPhoneがなかなか買えないのは製造台数の問題じゃなく、契約にかかる時間の問題なんだな。
SoftBank表参道店なんか、7時に最初の客が入って30分以上たってようやく契約が終わった最初の客が出てきた。(契約の関係で最初に並んでいた人ではない)
歩道は警察の協力によって販売開始イベントに使えたわけだが、7時半までかなんかと警察には伝えていたらしく、7時半を過ぎたら、規制するのをやめるとソフトバンク関係者が警察関係者に言われていた。
今にも多数の警察官によって、販売記念イベントが強制終了されるところに最初の客が出てきたので、その後も平和に様々なメディアによる取材が行われたのだった。
ヨドバシカメラAkibaなんかでは、販売数は一日300弱程度。一件30分かかるとして、今回用意された15のカウンターでやるといっぱいっぱいの数か。
さらに、販売店の規模によって違うだろうが、各店舗10から100程度さばくだろうから、これが集まると万単位なのだろうか。これが数週間続くのだから、1ヶ月で最大数十万台売るのが物理的限界といったところだろう。
このうち、半分が新規やMNPでの転入と言うことになると、ここ数ヶ月のソフトバンクの加入数はすごいことになりそうだ。
iPhoneは表参道や都心の大規模店よりも、郊外の小さな店な方が入手しやすいのではないか、という関係各所からの助言をありがたく受け止め、地元の小さなソフトバンクショップに行ったところ、お粗末な対応で驚いた。そもそも対応をうけてないけど。
その店は、昭和かと思わせる、紙に名前を書いて順番を待つシステム。
カウンターは2つで、店員も2人。
既に接客中の店員は、待ち客の相談にのるでもなく、今の客との事務手続きで手一杯。iPhone 3Gは展示しているが、在庫状況や販売形態の類は一切掲示しておらず、買えるんだろう的雰囲気。
私の前に5人待っていたが、1時間たって進んだのは2人。契約中の人も30分以上なにやらやっている模様。
順番が来た人も、お目当ての携帯電話がないということが、永遠待った後にわかるという状態。
これでは、私があと少なくとも1時間待って、店員に話を聞いてもらえたとして、iPhone 3Gの在庫がなかったらただ単に趣味で携帯電話屋に座っている人になるところだ。と判断して無駄に1時間使ったが、帰ることにした。
どうせ在庫無いんだろうし。
今度から小さな店に行く前には、電話して在庫を確認してから行くことにしよう。