オリンピック中継雑感

オリンピックは4年に1度のスポーツのお祭りで、ビッグスポーツイベント好きにはたまらないテレビ視聴の機会。

もちろん、テレビ放送で流す必要はなく、ネットで全試合生放送、好きなときに録画再生できればいいんだけど、いろんな利権関係、技術的要因から今すぐにというのは不可能だろうが、次の次のオリンピックくらいにはそれくらい実現していて欲しい物。

オリンピック中継をみていて毎回思う不満は、世界各国どこでも同じだろうけど、自国の有力選手が出る物でないと、中継されないし、ほとんど報道もされない事。ネットで自由に視聴できるようになれば、そんなことはなくなるんだろうけど、動画でなければ各試合の結果速報はネットの普及によって、いつでもみられるようにはとっくの昔からなてっている。

当初予定していなかった競技などで、予定外の活躍をした場合、急遽放送に組み入れると言うことをするようだが、それが史上最強におかしかったのが、フジテレビが8月15日に生放送したバドミントンの3位決定戦。
試合途中から、放送されたかと思ったら、実況なしで、スタジオキャスターの意味不明コメント入りという謎の物。途中から実況付きになったが、結局当初予定していたらしい陸上に切り替わり、バドミントンの中継はグダグダに。

今回のオリンピックでのバドミントン実況は、素人にわかりやすい解説がなかったので、そのもの自体もどうかとは思ったが、実況も出来ないような人をキャスターにするのはどうかと思うし、各局キャスターの換装コメントは無駄なだけだと思う。

もっと存在が謎なのが、NHKが視聴者から募集した応援FAXの紹介。いったい何のためにそのコーナーが存在しているのか自体不明。選手に渡すわけでもなく、単に集めて紹介しているだけ。そんな時間があったら、日の当たらない競技結果を一つでも報道してくれ。

これからも、国際映像、各国ごとの実況なんかは今までと同じように作られるんだろうけど、権利、配信関係は変わっていくんだろうな。視聴者にいいように変わって欲しい物だ。