高崎線利用者が感じた上野東京ライン開業後の変化

2015年3月14日に上野東京ラインが開業した。
高崎線利用者から見ると、いろいろな変化がありすぎる。

上野方面に行く際の行き先表示を見ると、上野止まりもあるし、品川やらその先、湘南新宿ラインもありはっきり言って戸惑う。
今までの調子で上野行きに乗って、上野で乗り換えてというのが無くなるのはかなり便利。

朝の9時頃までに東京近辺の会社に行ける時間帯に乗ると、この影響がよくわかる。
東京方面行きに乗っていると、上野で乗り換える人は全体の3割前後。ほとんどが東京もしくはそれよりも先に行く人達。
東京自体で降りる人も上野で降りなかった人の3割程度。

この影響が大きく出ているのは京浜東北線と山手線。
8時前後の時間帯に上野から乗ろうとしても乗れないこともあったが、上野東京ライン開業後は余裕で乗れる。

秋葉原に止まらないのはどうなのかなと思っていたが、ほとんど影響は無いし、東京ですら降りない人だらけなのが個人的な予想とはかなり外れていた。

問題は帰りに上野で座れなくなることだが、帰宅時間帯は1時間に数本は上野発があるので、座ろうと思えば問題ないらしいがその辺はあまり気にしていない。
それよりも、客層が変わったんだろうなと思えるのが、今まで上野発の高崎線で降りる人が少なかった赤羽やら浦和で降りる人が多い件。立っている人で降りる人はそれなりにいたが、座っている人で降りる人がそれなりにいる。
おそらく品川やらそれ以南から乗ってくる人なんだろうと思う。
こんな人達は、今までは高崎線やらを座らないか京浜東北線に乗っていたんだろうが、高崎線で中途半端なときに座れる可能性が高くなっているという状況。

試しに上野から東京方面に行く地下鉄にも乗ってみたが、特に混んでいた日比谷線の混雑度はほとんど変わらない。
恩恵があるのはJRだけみたい。