社会人とかになってから英語学習をしようと思うと、いろんな雑念が入ってなかなかうまくできないのではないかと思う。
特に、学習方法の本とかを読んで変に知識をつけていると、文法はどうのとか、あの本はどうのとか、TOEICがどうだとかいちいちやかましいことを言いたくなる人も多そうだ。
でも、結局の所、目標をどこに置くかはともかく、基本をおさえて地道にやるしかない。
基本ってのは文法を覚えて、単語を覚えるってところで基礎を作ってから、多読やらなにやらをやるって事。
英語が出来ない人が妄想する英語学習ロードマップ
- アルファベットを覚える
- 中学くらいの英文法を学習する
- 中学くらいまでの基本的な英単語を覚える
- 高校で学習するような単語を覚える
- 大学受験までは行かないでも、英検準2級くらいの文法は出来るようにする。
- その上で、多読やら、リスニングを強化しながら、さらに単語を覚え、文法を強化する。
- ある程度読め、聞けるようになったら、発音を練習する。
- さらに、いろんな事を実践して強化する。
3.くらいの段階を完璧にやって基礎を作っておかないと、それ以上の文法は覚えられないし、書いてあることも理解できない。何とか聞けて、内容も何となくわかっても、きちんと理解することはできないだろう。
その上で、高校くらいの英文法を理解して、単語や熟語を覚えることで、多読への基礎固めが出来る。もちろん3の段階が出来てそのレベルの多読をするのもよいが、本格的にやれるのようになるのはこの段階から。
もしも、この段階で文法やら単語を覚えるのがいやだという人は、英語しか使わない地域で数年暮らさなければならなくなるような状況にでもならない限り、これ以上の英語学習はあきらめた方がいい。
文法なんか不要と思う方もいるが、大人になってから英語を学習するなら、ある程度の文法を完璧にしてからやった方が効率がいい。何しろ、文法がわかってないと、単語の意味がわかっても、書いてることが理解できないから。
基本的な英単語(多分The Longman Defining Vocabularyの2000語くらい)を覚える妄想ロードマップ
- 日本語の意味を覚えること
- 語源を学習する
- 英語の意味を覚える
- スペルを覚える
それ以上の英単語を覚える妄想ロードマップ(妄想ロードマップの5.くらいの段階になったら)
- 語源や前後の文章でどんな系統の単語か何となくわかる (わからなかったら文法と語源を学習し直し)
- 英語の意味で覚える (辞書は英英辞書を使う)
- 必要だと思ったらスペルを覚える
英単語なんか、基本的なところはスペルを覚える必要があっても、それ以上の部分ではスペルは知らなくてもいいはず。日本語でも小学生くらいまでの漢字は知らないと、住所やら名前を書くのにも苦労するだろうけど、それ以上の漢字なんか、漢字テスト(何それ?)を受けるのでもなければ読めれば十分だろう。何しろ簡単に変換できるから。
難しい漢字なんか書けなくても恥ずかしくない。どうせ他の人も書けないから。
それと同じで、難しいスペルなんか正しく書けなくてもいい。スペルチェックしてしまえばいいだけだ。
それでもって、妄想ロードマップの6.くらいをやってTOEICが800点とか900点とか、英検も準1級が受かるかどうかという頃になってきたら、発音も勉強し出せばいいと思う。
その前の段階でも、日本語英語で何とかはなせるようになっているかもしれないが、それで何とか通じるならそれで十分。
どうせ世界各国の英語なんかなまってるし、アメリカなんか人種によって同じ地域でも全然しゃべり方が違うっての。イギリスだって地域によってなまり具合はぜんぜん違うし。
発音もVとB、LとRなんかどうでもいいよね。超上級になれば違うんだろうけど。
英語が出来ない人が妄想する英語学習順位
- アルファベット
- 基本的な単語
- 基本的な文法
- もう少し難しい単語
- もう少し難しい文法
- リスニング能力
- 基本的なスピーキング能力
- 少し発音がちゃんとしたスピーキング能力
- 基本的なライティング能力
- それ以上はどうでもいい