先日アメリカに行った際に、クレジットカードの不正利用が疑われるとかで、支払いが出来ませんでした。当初、機械のトラブルで払えないんだろうと思っていたのが、実際はクレジットカード会社が不正利用を疑い止めていたのです。
その後、カード会社に国際電話をして何があったのかを聞いて、自分の支払いである事を説明しました。
カードが止められるまで
これはアメリカに行った初日の出来事でした。
該当のカード自体は、乗り継ぎのロサンゼルス空港でコーヒーの支払いに使用し、ホテルに行くシャトルバスの支払いに使用し、ホテルのデポジット用に登録、現地に到着してからのレストランの支払いにも使用。
その後、サンフランシスコのシェア自転車Bay Area Bike Shareを利用しようと思い、道ばたに置いてあるシェア自転車の貸し出し端末で手続きをしました。
該当のクレジットカードで支払おうとすると、支払いプロセスが完了しませんでした。
これは、アメリカあるあるの貸し出し端末が壊れているんだと思い、仕方なく歩いて移動しようとしました。
なにしろUberのレートが3倍とかになっているのです。後で知りましたが、近所のスタジアムでフットボールの試合があったようです。
シャア自転車が使えない、Uberが高い、歩いても20分くらい(実際は30分)の距離なので、何とかなるだろうと思った次第です。
カード会社との会話
歩きながら、スマートフォンでメールを受信すると、カード会社から利用確認のお願いというメールが届いていました。
デポジット込み101ドルの支払いが不正利用とされたようです。
メール画面で自分の物か、自分の物ではないかをタップ出来るようになっていましたが、仮に自分の物だとした場合、実際は使ってないのに課金されてしまうのではないか、という疑問があったので、カード裏面の電話番号に電話してみた。
電話用の暗証番号を求められたが、わからない、窓口に繋がり、状況を説明した上で、本人確認が必要とされた。
聞かれたことに答えるが、登録している情報が古すぎるとか、個人的な事情から全く答えられない。
電話が長引くと料金がかさむので、じゃあいいですと切ろうとすると、かけ直すと言われ、アメリカでの電話番号を連絡。
ここまで3分48秒ほど。
私がその時使っていた電話のプランで料金は4.36ドル。
仮に一般的なローミングでの料金では、560円。
うすうす気づいていましたが、目的地に向かって歩いていた場所は住宅街で全く灯りがありません。
たまに通る車と、家から漏れる灯り以外は、真っ暗な道を歩くのみです。日本のように道ばたに照明はありません。
はっきり言って犯罪発生率が高い地域だと、こんな真っ暗な道は歩けません。死にに行くような物です。
たまたま、悪い目に遭わなかっただけとも言えるでしょう。
その後、3分10秒かけて、基本的な認証の後、その支払いは本人が使った物で、仮にメールに本人の物だとしても、それを課金されることはないことなどの説明を受ける。
料金は着信なので無料。ローミングで着信した場合は4分で700円。(発信より高い)
滞在日程を説明し、同じように止まらないようにお願いしました。
クレジットカードが止められたために歩くことになったのですが、カード会社に真っ暗な道をとぼとぼ歩くことになった情報を伝えておけば良かったと思います。
言っても何にもなりませんが。
その後
歩いて目的地に行こうとする物の、近くでやっていたフットボールの関係で、いつまで経っても目的地に着きません。
目的地だと思っていたところについても、違う場所なことがわかり、本来の目的地についても、目的のことは出来ないというわけのわからない状態になってしまいました。
自転車が使えなかった時点で、レートが高くてもUberを使った方が正解でした。無駄な時間という意味で。
夜中のアメリカの住宅街を歩き、フットボールの試合帰りの変な人達を見るという経験が出来ましたが、あまり経験をしないでも良いことでした。
その後、いろいろあってホテルに戻ったのは、夜10時を過ぎていました。
日本時間朝6時には起床。
そのまま成田に行き、ほとんど寝ずに、ロサンゼルス経由でサンフランシスコ到着。
レストランで食事の時点で、起床から30時間ほど。
さらにいろいろあった5時間、結局起床から36時間後に翌日のために睡眠という事になりました。
この日は40時間くらいありました。
海外で特徴的なことがあるのは珍しくありませんが、特に変わった事のあった日となりました。
その後、調べるとクレジットカード会社は、海外用に電話番号を用意している事がわかりました。
今度からメモしておきます。