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とって出しビデオカメラの検討

いろいろな意味でビデオカメラも手軽になってきたが、編集が面倒なのは昔からあまり変わってない。
特に、AVCHDのフルHD動画をフルHDで編集、ネットにアップロードするというのは、編集に時間がかかり、エンコードはもちろん、アップロードも時間がかかって面倒でしょうがない。
きっちりした動画を制作するなら、それなりに高画質で撮影して、しっかりと編集したいところだが、とって出しの動画はもっと手軽に撮影、編集、アップロードしたい。

とって出し動画とは、撮影して適当にカット編集し、撮影直後にアップロードする動画のこと。ライブのだらだらした物ではなく、ある程度編集してあり、速報性がある動画である。

ということで、いろいろとビデオカメラを検討すると、唯一三洋のXactiならカメラ内での不要部分の削除(トリム)、2つの動画の統合が出来ることがわかった。
処理時間は専用機ということもあり、PC上でエンコードするのとは比較にならないほど高速だ。
ということで、少し前のは持っているが、最新のを検討してみることにした。
いろいろ見ると、バッテリ駆動時間などの関係から、DMX-SH11が良いのではないかという結論になったが、2010年10月現在の最低価格は3.2万円程度。

どのカメラを使うかはともかく、わざわざ3万円もかけてカメラを買うのは無駄では無かろうか。720pの動画ならiPhone 4で撮影できるし、iMovieを使えばカット編集程度なら問題なく可能。もちろんその場でアップロードも可能だ。
Xactiを使ったとしても、PCなどからアップロードしなければならず、面倒な事には変わりない。

ステディカムを検討する 市販品編

ステディカムを自作するのも楽しいが、どんな機材でも安定して使うなら市販品を買った方が手っ取り早い。
ただ、ステディカムはプロ用の数百万円する物から、1万円程度で買える物までいくつもありどれを選ぶべきかは難しい。

まあ、どんなステディカムを選ぼうとも、ビデオを撮影・編集するセンスの問題が一番大きいのは確実なのだが。

最も手頃なステディカムといえばマンフロット(Manfrotto)の585 ModeSteadyだろう。これは1万円程度で購入できるので、試しに買ってみて駄目でもあきらめられる。

Manfrotto
Manfrotto 585 ModoSteady

次に上げられるのが、TiffenのSteadicam Merlinだ。ちなみにステディカムといえばTiffen社の登録商標である。
こちらはおおよそ8万円から9万円で購入できるが、一気に本格的な物となる。

Tiffen
Steadicam Merlin

Tiffen社の本格的な物も当然存在するが、他社ので選ぶとGlidecamがある。
こちらは日本では10万円程度(USは半額程度)からと若干高くもなるが、見た目も本格的な物となる。

Glidecam

どんなステディカムを使おうとも、練習は必要だし、なによりステディカムを使うか使わないかはともかく撮影・編集の技術やセンスはさらに重要だ。

YouTube パートナーフォーラム メモ 2010年2月開催

YouTubeでビデオ投稿する人は大きく分けて2種類に分けられる。通常の投稿者とパートナー。
通常の投稿者になるには、オリジナルのビデオを投稿できる環境にあれば誰でも可能だが、パートナーというもう一つの分類になるには、いくつかの条件がある。
その条件はよくわからないが、要するに投稿した動画が多くの人に視聴されていれば、パートナーになれるらしい。

パートナーになると、動画に広告を掲載して収益化できたり、容量が大きく、10分以上の動画でも掲載できたり、自分の動画画面をカスタマイズ出来るようになったりするメリットがある。もちろん、著作権的におかしな動画を載せているような人はパートナーになれるはずがない。

その日本のパートナー向けの勉強会みたいなのが、渋谷にあるGoogle社内で行われた。何人招待しているのかわからないが、50名ほどが参加して最適化など、YouTubeに関するさまざまな情報が提供された。
質疑応答含め、これに参加できなかった人や、通常の投稿者にも有益な情報があるので、ここでいくつか紹介したい。

当日は、撮影などが禁止されていたので、写真や動画はない。ブログへの記載については何も言ってなかったので問題ないのだろう。

最適化
動画を投稿したら、タイトルや説明などを記入するが、ここで重要なのが、その動画の説明をしっかりと書くこと。その上で、国際対応、日本人なら日本語だけにせず、例えば英語でも書くことで、検索に引っかかりやすくなる。これで、世界中のユーザーに動画を届けられるようになる。
説明も、検索で表示される初めの方に、見たくなるような説明を書くことも重要。
英語と言っても、きっちり英文で書く必要はなく、例えば猫の動画なら、タグにCatと書けばいいだけなのでたいしたことはない。
もちろん、特定の国の人に見せたい動画なら、その国で使われている言語で書こう。

動画レスポンス
視聴者が多いアメリカのパートナーなどは、動画レスポンスを有効に使っているようで、この機能を使うことを推奨していた。

YouTubeのキーワードツール
https://ads.youtube.com/keyword_tool
YouTubeのキーワードツールというのがある。いろいろと活用できそうだ。

日本のユーザー割合やYouTubeの立ち位置
性別
女 40.3%
男 59.7%

年齢分布
50以上 16.9%
40-49 19.7%
30-30 27.9%
20-29 19.6%
19以下 15.9%

日本のサイト全体で、YouTubeは5位。エンターテイメント分野では1位。

YouTubeに対しての意見その他
サポート用のオンラインフォーラムがあるので、意見や質問はここでやるといいとのこと。パートナーはパートナー向けのフォーラムがあるのでそこで。
日本語のもUSのスタッフが翻訳ツールを使って読んでいるとのこと。

以下、主にパートナー向け

バナー
パートナーはバナーを使えるが、パーソナルブランディングとしてこのバナーは重要。また、このバナーにはアニメも使えるので、有効活用したい。

広告
パートナーは広告が表示されるが、広告には2種類あり、AdWordsの広告と、純広告というYouTube用の純粋な広告。
AdWordsは通常のWebサイト用の広告と同じで、AdSenseの画面でコンテンツ向けAdSenseのホストと表示されるのがこの広告。AdSenseの画面でYouTubeと表示されているのが純広告。

パートナーになるとすべての動画に広告を入れられるが、それとは別に、個別動画に広告を入れるプログラムがあるとのこと。
アメリカではYouTubeパートナーからの収入で生活している人もいるとのこと。

プロモート動画
プロモート動画にすると、動画中に広告のようなメッセージを入れられる。

ということで、私のもこれらの情報を元に最適化してみたいと思う。

http://www.youtube.com/user/masarukamikura

ちなみに、今回の会は個人的には有用だったし、他の人も結構満足していたようなので、今後も開催すると思われる。今回参加できなかった人は次回以降に期待してください。

YouTubeにある国内ニュース

YouTubeは動画配信サイトとしてかなり有力だが、国内のテレビ局もこれを無視できなくなってきたようだ。
NHKは番組予告編だけをYouTubeに配信していて観る価値がないが、いくつか有用なコンテンツを提供しているテレビ局などがある。

特にニュースが充実しているのが、テレビ朝日系のANN NEWSだ。
主要なニュースを頻繁にアップロードしており、これさえ押さえておけば国内ニュースを動画でチェックできる。
また、TBS News-iも同じようにニュースがあるし、時事通信チャンネルは芸能系が中心だが動画で提供しているのは貴重だ。

TOKYO MXは相当開き直っているので、かなりのちゃんとした動画コンテンツをYouTubeに提供しており、好きな方にはいいコンテンツとなっている。

ということで、日本の動画コンテンツも徐々にネットで解放されつつある。
日経ブロードバンドニュースやNHKのニュースもネットにあるが、使い勝手が非常に悪い。ニュースを見ようと思う方は使い勝手などの点も含め、ANN Newsがおすすめである。

ANN NEWS
時事通信チャンネル
TBS News-i
TOKYO MX
NHKonline