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無線の資格

素人が無線を使う場合第4級アマチュア無線があれば充分だろう。また、船舶に乗る場合は、第3級海上特殊無線技士、航空機に乗る場合は、航空特殊無線技士の資格があれば充分だろう。
実際これらの試験はそれほど難しくもなく、要領のいい人なら数時間勉強すれば取得できてしまうくらいのレベルである。

しかし、例えば航空特殊無線技士ならその上位資格の航空無線通信士も欲しくなるし、さらにその上位資格の第1級総合無線通信士なら、第1級海上無線通信士などの上位資格でもあるので、それらの上位資格が欲しくなってしまうのは世の常である。

しかしながら、上位資格には無線従事者資格試験で最も難しいと思われる電気通信術のモールス信号も含まれている。
これは、経験がない者がやろうとすれば、1年間くらいはみっちり練習しないと合格できないような気がする。

そこで、これらの上位資格を得るためには計画的に勉強する必要がある。また上位資格の受験日が冬と夏なので、それも踏まえて考えてみよう。


第1目標 2006年3月中旬(2006年9月下旬)

第3級海上無線通信士

無線工学の基礎
英語
無線工学
法規
電気通信術

第2目標(第1目標にしても可) 2006年7月下旬(2006年1月下旬でも可)

第1級陸上無線技術士

無線工学の基礎
無線工学A
無線工学B
法規

第3目標 2006年9月下旬(2007年3月下旬)

第1級海上無線通信士

無線工学の基礎(第1級陸上無線技術士取得で免除)
電気通信術(第3級海上無線通信士取得で免除)
無線工学A(第1級陸上無線技術士取得で免除)
無線工学B(第1級陸上無線技術士取得で免除)
法規(第3級海上無線通信士取得で免除)
英語(第3級海上無線通信士取得で免除)

最終目標 2007年3月下旬(2007年9月下旬)

第1級総合無線通信士

無線工学の基礎(第1級海上・陸上無線通信士取得で免除)
電気通信術
無線工学A(第1級陸上無線通信士取得で免除)
無線工学B(第1級陸上無線通信士取得で免除)
法規
英語
地理


はっきり言って難易度がイマイチわからないが、ざっと問題をみたところ、1級陸上無線技士はそれなりに難易度が高いようだ。1級海上無線通信士も同じだろう。
やっぱり3級海上無線通信士から初めて、ちまちまモールスの練習もしながら、総合無線通信士を目指すのがよいだろう。
そもそも総合無線通信士は取得して何の意味があるんだ?

資格マニアというのはそんなことは考えず、とにかく全部取得するのであろう。

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