PS3のいいところ
SONY製
日本人は有名メーカーの製品が好きである。マイクロソフトというよくわからない会社のゲーム機よりも、任天堂という有名メーカーのゲーム機の方が欲しいのである。
CELLってのがすごいらしい
2000億円だかをかけて投資して開発・製造しているすごいプロセッサだ。インテルの Pentium 4 とかよりもすごく、2005年現在で Pentium 4 の10倍くらい速いらしい。
Blu-ray(ブルーレイ)ドライブがついている
ブルーレイの映画などを再生できる。
PS、PS2とかのソフトが動く
ちなみに2万円くらいでPS2とかは買える。
Linuxが動くコンピュータである
Linux でいろんなソフトを開発できる。CELL を使ったすごいソフトを全世界に公開可能だ。
SONYや任天堂ブランドの最新ゲーム機というだけで買う人がたくさんいそうだが、PS3はゲーム機ではなくコンピュータなので、よくわからないコンピュータが欲しい人がどれだけいるのか不明。Linuxが動くので、OpenOffice も動くのかな。
テレビ画面で使えると言うことなのかな。フルHD画面ならともかく、テレビ画面で細かい文字は読みづらい。
PS3はなんなのかさっぱりわからないが、ゲーム機ではないらしい。
CELLの性能がメディアに掲載された2005年時点では4GHz で Pentium 4 3.8GHz と比較すると10倍くらい速いらしい。
その後の状況をみてみると
PS3はCELLが3.2GHzで動作。Pentium 4 は Core 2 Duo へ → 1.4倍。
これだけで2006年末には6倍程度に縮まる。Core 2 Duo はその後も性能向上が続いて、2年くらいで CELL は問題ではなくなるのでは無かろうか。そもそも CELL の性能をフルに生かすには Core 2 Duo の性能をフルに生かすより高いスキルを必要と言われている。
また、単純に性能を追求するよりも、発熱の問題から1ワットあたりの性能の方が重要になっている。
他にもメモリバンド幅など問題が多い。
規格は公開されているので、この辺を勉強したい学生にはちょうどいいかもしれない。
CELL Broadband Engine
Blu-ray再生機としてみると7万円くらいなのでそれほど高くはないが、DVDの時とは状況が違っており、Blu-rayを再生したいからPS3を買いたいという人はほとんどいないだろう。
そもそも、万が一 HD DVD が普及してしまった場合どうするのか。
Linuxマシンとして買いたいというのは一部のオタク(1万人以下)だけで、普通に他のパソコンを買えばいい。CELLを使いたいという奇特な方だけが買うのだろう。
コンピュータらしいが、画面はテレビ画面しか想定していないらしいので、どうやって画面を見るのか不明。ネットワークに繋がっているので、それ自体に画面出力機能は必要ないかもしれないが、そこまで使いこなす人はほとんどいない。
普通の人は PS3 を最新のゲーム機として購入するはずである。