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iTVが異例の早期公開になった理由は?

OSを除き、最近のアップルコンピュータ製品は発売直前にしかその情報は公開されないが、iTV(仮称)に限り3ヶ月は前にその存在自体が公開された。
これを公開したのは映画の配信サービスを開始したので、将来こんな製品でリビングのTVで再生できますよというPRなのだろうが、これは一般消費者に向けたものではなく、映画会社に向けたPRなのかもしれない。

今回発表された映画配信サービスはSD品質で、これはTVドラマも同じだ。表示品質は640×480に向上しとりあえずiPodやPC画面でウインドウ表示するだけなら問題ないが、PC画面でもフル画面で表示すると地デジなどでHD放送に慣れた人には汚く見える。
これはiTVで大画面TVに表示した場合も同じだろう。

アップルとしては映画をHD品質で配信したいが、映画会社側が渋く、これを認めないので、とりあえずSD品質で映画サービスを開始し、まだ開発が終わっていないiTVも公開。これで消費者からSD画質ではなくHD画質で大画面TVに表示したいという声を集めてHD配信を映画会社に認めさせ、2007年のiTV正式版発売時と同時にHD品質の映画も配信開始するという事と予想したい。

実際のところ、iTVは写真はHDで表示できるけど映画やTV放送は権利者が認めないからSDですよというのは、消費者として納得できないだろう。
映画会社なんかの権利者は、自分の持っている権利を売れればHD DVDやBlu-rayなんかはどうでもいいわけで、映画の配信もネット配信が主流なのならそれでいいだろう。
また、音楽をHDで配信開始するのも近いだろう。

なによりアップルはすでにHDでビデオやオーディオを配信しているViivに負けたくないだろうし。

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