MPEG2とかを全部MPEG4/AVC(H.264)化 その1
現実的に何時間分の動画をエンコードできるか?
平均的なPCを使って、MPEG2のSD動画から、H.264へ変換しようと思ったら、実時間の2倍程はかかるだろう。(そこそこの画質、1パス、1000bps~1500bps程度)
ここから計算して、専用PCを用意し、ロスを入れて、1日に可能なエンコード時間を20時間とすると、1日あたり10時間分のエンコードが可能。
これなら、毎週70時間分の動画を変換可能だ。
動画はどれだけ増え続けるか?
毎週何時間分エンコードしたい動画が増えるか。
テレビ放送は低俗で見るべき番組も少ないが、残しておかないと二度と見れなくなる物も多い。コレクターとしてはなるべく全部保存したいが、ライブラリ化して将来も残しておきたい物は数少ない。
本人の趣味にもよるが、例えば
映画: 録画して保存したくなるものは1週間に多くても5本程度で10時間分。
テレビ番組: 保存したくなる物は・・・ 趣味にもよるが1日2時間あるとして、14時時間分。
一週間で合計24時間分。
キャパシティに余裕があるので、過去録画してDVD化した物を10本分エンコード。
これでもエンコード時間は合計50時間くらいか。
趣味が多彩で、この倍録画する人でも、平均的なPCで十分対応可能だろう。
余裕があれば、何度も見たいのは2パスとかするなりなんなりで、より高画質に録画するなり、もっと多い人は2代替性にするなりも可能。
過去DVD化した物をライブラリに加え終わるまでの時間
1週間に10枚処理できるとして
200枚ある人なら20週間。
おおよそ半年で可能。
これは1枚映画1本という計算による。
エンコード専用PCの構成
平均的に買える値段で、かさばらなく、うるさくなく、そこそこの物となると。
PC構成例
Core 2 Duo
メモリ 2GB
DVDスーパーマルチドライブ
HDD例 250GB(システム+オリジナルデータ), 300GB(エンコード後のデータ)
価格
CPU 2万円
マザーボード 1万円
メモリ 2万円
HDD 2万円程度
ケース 1万円
合計 8万円
CPUを贅沢にしてより速くエンコードできる構成にしても10万円程度。そんなに高くはない。
Quadコアにするとプラス4万円程度かだいぶ高くなる
本来こんなエンコード専用PCなんか用意しなくても、動画コンテンツが簡単に手に入ればいいが、その将来は当分無い。