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GoogleのHoSで世界一位なったのでメモ #gHelp

Help on Social Leaderboard

GoogleがTwitter上で展開するGoogleプロダクトのサポート、Help on Social(ソーシャルヘルプ略してHoS)のYouTube English部門で一番となった。
HoSでは回答数等からポイントがつき、ポイントのランキングも表示されるので、自分が全体でどのくらい貢献できているかが客観的にわかる。

現時点でHoS自体が正式に始まったばかりで力が入っているのはGmail等の一部。
YouTubeはEnglishしかないという特殊な状況ながら、ここで1位になったというのは少なくとも現時点でのYouTubeでは世界1位ということなので感慨深い。
もちろん、これは常に変動し、カテゴリによっては600程度のポイントではトップ3にギリギリ入れる程度の所もあり、全体からするとたいしたことは無い。

個人的にこの世界1位で特に注目したいのは、母国語ではない言語での結果という点。
これにはいろいろな利点や欠点もあるので、今後のためにメモしておきたい。

英語の理解度が低いのに文章が作成できる
おそらく私の英語、特に文章の理解度は、一般の英語ネイティブな人が80から90点だとして、20点程度だろう。何も助けが無い場合の、英文作成能力は10点程度、現地の小学生低学年には確実に負けるレベルだろう。
こんな言語が不自由な環境でも、翻訳ソフトの助けを借りながら、より適切だろうと思う単語、フレーズを選びつつ、文章にして英語で疑問に答えている。当然、スペルチェック機能はフル活用する。

まず、ここが驚くポイントだ。

中学校くらいの英語文法、知っている日常会話でのフレーズなんかを駆使し、テクノロジーの助けを借りながら、適当にパズルのように当てはめる。こんな英文作成でもなんとか出来ていると言うことの驚き。

その文章にちゃんと答えが返ってくる
そんな英語が不自由な状態でも、
例えば、「壊れた」「直し方はこう」「でもできない」「これならどうか」「できた、ありがとう」
みたいなやりとりを英語で出来ていて、コミュニケーションが取れていると言うことだ。
言語なんか2割くらいの理解度で、実際の会話でのコミュニケーションは何とかなるだろうが、文章になるとなかなか難しい。
しかし、テクノロジーの進化によって、知識が無くても、様々なテクニックを駆使することで、英文でのコミュニケーションが取れてしまうのだ。すばらしい。

意味を理解出来ていないからこその利点
HoSは日本語でも利用されているが、特に日本のユーザーはTwitter上でマイルールを展開して、このような横やりサービスはいやがられがちだ。
内容が完璧にわかり、深読みも出来るだけに、こんなユーザーにこんな事を書いたら、キレられたらどうしようとか考え出すと、答えてあげたくても面倒くさいのがいやだから止めておこうという事になりかねない。

一方で、英語の場合、理解度が低いので、そんな深読みをする余裕もなく、適当に読んで、書いての繰り返し。
中には怒ってくるような人もいたようだが、そんな時は、何かいているか解らないからスルーすればいいや。で終わり。
日本語なら嫌になることも、書いていることが解らないという都合のいい解釈をして全く気にしない。

中途半端な理解状態だと細かいことを気にせずに出来るのはすばらしい。

やり始めて約1ヶ月何が変わったか
確実に読解速度が上がっている。
確実に単語の入力速度、文章作成速度が上がっている。
おそらく、英語の理解度も20点くらいから21点くらいに上昇しているだろう。

つまり、英語の能力が向上しているということ。

さらに、英語でのコミュニケーションに以前より抵抗を感じなくなった。
英語でのコミュニケーションに抵抗は一切感じていないと思っていたが、それでもどこかに抵抗があったようで、その抵抗もかなり緩みつつある。

HoSの英語でのやりとりの数をこなすことで、こんな気づきがあるとは全く想像もしていなかった。

今後の予定
まだまだ文章能力は弱く、書きたいと思うことを日本語の2割も出せていない。つまり英語の文章能力はまだ低いまま。

ここはaなのかtheなのか、そもそもこれは入れる必要があるのか。これは複数形にすべきかとか細かいことを考え出すと切りが無い。
そんなことも、他の文章を読んで買い手を繰り返していくうちに、日本語の文法をしらなくても、自然にてにをはが身につくようになるんでは無いかと思っている。
さらに文法等を別途学習すれば、この理解度も上昇するのではなかろうか。

結論
HoSは英文作成および、コミュニケーション練習には最適。
この練習台に使われている方々には感謝するほかない。

メモいろいろなツールは何を使うか
基本はGoogle翻訳。ソフトと言うよりもWeb上のサービスだろう。
知らない表現、単語の翻訳、一度英語で書いた物を単語、文法的に変すぎないかををチェックするためにも使い。より適切な用語を探す類義語辞典としても使っている。
これに加えて、普通の電子辞書も併用する。
さらに必要なのはネットスラングの辞書、例えばUrban Dictionaryなんかは必須だ。

英語のCapとHatの意味の違い

縁のある帽子がHatで、周囲に縁のない野球帽みたいなのがCapという事になっているようだ。
実際に服飾系の正式な用語ではそうなっているだけで、アメリカ人なんかは全部含めて帽子はHatという言葉を使っているように個人的には感じる。

要するにコートもジャンパーも服の中の「上着」の「Jacket」という分類であるように、頭にかぶる物は全部とりあえず「Hat」という「帽子」という物で意味が通じているからそれで十分といった感じ。

正確にはBaseball Capだったり、そのときに応じて用語を使い分けているようだが、その辺の違いを正式に使い分けようとする日本人だから英語が上達しないんではなかろうか問題。

結論
帽子はとりあえず全部「Hat」でいいだろ。

台湾で英語学習書を買ってみた

外国語で書かれた英語学習書で勉強すれば、その言語と英語の両方を学習できるはずと思って、台湾で英語学習本を買ってみた。
もちろん、買ったのはCD付きで、その国の言語と英語が入っている(と思われる)物だ。

日本の英語学習書に付いているCDは、例えば次のような感じで、英文と日本語文を読み上げてくれるのが多いと認識している。

ホテルにて
Call me Taxi.
私をタクシーと呼んでください。

パーティーにて
A: What kind of house do you live?
あなたはどんな家に住んでいますか。
B: I’m living in a mansion.
私はマンションに住んでいます。

これが中国語だったとすると、英語はだいたいわかるので、英語の再学習とそれを中国語でどう言うかがわかると言うことだ。

ということで、買ったのはこれ。

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台湾の一番大きい誠品書店というところで買ったが、日本のジュンク堂や紀伊國屋書店などと比べて品揃えは別にたいしたことが無い。なんなんだ、あの前評判は。

本屋のことはともかく、1000円くらいの本でいろいろと例文が載っているらしいので、それにしたわけで、実際に本の中を見ると例文が満載。

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しかし、CDの中は英語の音声のみで肝心の中国語が入っていない。
なんてこった。こんな事ならもっと学習書がいろいろある別の本屋で買えば良かった。

言語学習教材 ロゼッタストーン研究 その2

言語学習教材のロゼッタストーンは、他の商品と同様に日本だけ高い価格設定だ。
たとえば、Amazon.co.jpでは定価8万円のところ約6万円で販売されている。一方Amazon.comでは同じものが$399で売られている。今の為替なら、32,000円といったところだ。つまり半額で売られていると言うことだ。

しかし謎なのは、Spanish (Latin America)が1から5までのレベルで$399で、1から3までのレベルのArabicも$399なところだ。Spanish (Latin America)の場合、1から3までのが$399が$319.20で割引になっていたりするので、Arabicは割引していないだけともいえるが、とにかく日本の価格より高いのはどうなのか。

そんなところはともかく、どれくらいでこのプログラムを終えられるかが気になる。
プログラムを終える事がペラペラになるとはつながらないだろうが、一通り終わればある程度はできるようになると仮定すると、数ヶ月で一つの言語がある程度できるようになれば最高だ。

サイトの説明によると、週に3から4時間やれば12ヶ月ですべてのレベルを終える事ができるとある。
ということは、その倍のペースでやれば6ヶ月ですべてのレベルが終えられ、さらに倍なら3ヶ月となる。
つまり、週に12から16時間やればいいので、1日2時間やれば3ヶ月で一つの言語を一通りできるようになると言うことだ。
まあ、1日2時間もやってればどんな言語でもそれなりにできるようにはなりそうなので、嘘ではなさそうだが、本当にできればすごいことだ。
1年間暇な人なら、これを利用して他の学習も取り入れながら、1年間に4カ国語をマスターするというのも現実的なのかもしれない。

本当か?

言語学習教材 ロゼッタストーン研究 その1

ロゼッタストーン(Rosetta Stone)とか言うPCなんかを使った言語学習教材が何年も前から気になっている。
Webサイトで見ると、TOTALeというのと、ReFLEXという2種類あるようだ。ReFLEXは日本人用に開発したと書かれているが、アメリカ英語版だけのようだ。

一般的に言語学習教材のロゼッタストーンと言えばTOTALeを指すことが多いらしい。
このTOTALeはレベル別に分かれているようで、1から5の5つに分かれている。

レベル1 基礎中の基礎
レベル2 基礎の応用
レベル3 基礎からの実用
レベル4 実用から応用へ
レベル5 さらに本格的な実践へ

という感じと勝手に理解した。

個人的な外国語学習の第一歩で重要だと思っているのは、とりあえず基本的な文字が読め、意味がわかるようになること。
そして、基本的な会話ができるようになること。会話ができるようになるには、相手が言っていることを理解して、自分がそれっぽい発音ができるようになることが重要。

文法とか使いもしない単語を覚えるようなことは、知的な文章を読んだり、書いたりするのに必要だが、この辺の基本的なコミュニケーションができるようになってから勉強すればいいと思っている。

そういう意味では、基本的なところが学習できるらしいロゼッタストーンは良さそうな気がするが、レベル1から5までのセット商品が79,800円。レベル1だけが27,800円というのは高すぎではないかと思う。

また、レベル5まで用意されているのが、英語などの一部言語だけ。英語以外の言語で、個人的に自分が学習したいアラビア語なんかはレベル3までというのも気になる。