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アメリカの入国が半自動化しているらしい

アメリカ合衆国に入国する際、日本人はESTAを利用するが、このESTA利用が2回目以上の場合(ようするに1回は普通に入国する)APCという機械を使って半自動で入国出来るようになるらしい。

半自動というのは、全て機械で出来るようになるのでは無く、最終的には人間が判断するようだが、職員が行っていた基本的なパスポート情報の入力なんかを入国する人にやらせて、係員の手間を省こうとする作戦だ。(と筆者は考える)

この仕組みは「APC:Automated Passport Control」と呼ばれていて、多くのアメリカの国際空港で対応済みらしい。
筆者も2014年末にこの機会を使った入国をしたが、空いているターミナルでの入国審査だったので特に速かった気はしない。

http://www.cbp.gov/travel/us-citizens/automated-passport-control-apc

Google TC Summit 2015用現地の通信環境 その1

GoogleのTC Summit 2015が開催されるが、日本からアメリカに行く際に問題になるのが、現地の通信環境をどうするかという点。

宿泊先のホテルとSummit会場はWi-Fi環境が整備されているだろうし、バス移動する場合はバスの中にもWi-Fi環境が用意されているかもしれない。
このため、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンを持って行けば、会場では問題ないだろう。

問題は、Wi-Fiが無い街中や現地での観光中にどうするかという点。

アメリカでの通信手段確保方法

携帯電話会社の各種ローミングサービスを使う

ドコモ、au、ソフトバンクはローミングサービスを提供しているので仮に現地滞在時間が最短の3日ならこのサービスを使うのが手っ取り早い。
ソフトバンクでiPhone 6かiPhone 6 Plusを使っているならアメリカ放題を使えばタダだ。(2015年7月現在)

日本でモバイルWi-Fiルーターを借りる

各社が海外用にモバイルルーターをレンタルしている。コストは1日1,000円前後。
これを使えば、スマートフォン、パソコン、タブレット等の通信環境がこのルーター1台で確保できることになる。
借りたり、この機器の管理の手間等を無視すればまあ悪くは無いサービス。

現地でプリペイドのモバイルWi-Fiルーターを購入する

現地の通信事業者がモバイルWi-Fiルーターのプリペイド版等を提供している。
旅行者が利用するならプリペイド版一択だが、価格は様々な条件がある物の、本体と通信料金含めて100ドル前後から。
Summit含め現地に1週間以上滞在するなら、場合によっては日本でWi-Fiルーターを借りるよりも安い場合もある。

現地でプリペイドのスマートフォンを購入する

モバイルWi-Fiルーターを使えば様々な機器で利用できるが、スマートフォンで直接利用できた方が面倒が無い。
この場合、一番手っ取り早いのがプリペイドスマートフォンを買ってしまうと言う点。
価格は100ドルくらいから300ドルくらいまでいろいろ。
ただし、日本語の表示が中華フォントだったり、設定が面倒かも。

現地でプリペイドのSIMカードをSIMフリーのスマートフォンで利用する

現地ではBYOD(Bring Your Own Device)とかBYOP(Bring Your Own Phone)で、携帯各社にSIMフリーのスマートフォンを持ち込むのが一般化しつつある。
つまり、SIMフリーのスマートフォンを持って、携帯各社で契約するのが普通になりつつある。

そんなSIMフリーのスマートフォンを日本から持って行き(もしくは現地で購入して)現地のSIMカードを購入して契約すれば、そのまま利用できるようになる。
この場合、プリペイドのSIMカードを購入するのがいいだろう。通信料は条件にもよるが1週間程度なら数十ドル前後から。
プリペイド自体の購入費は20ドル前後。安くて50ドル前後でSIMカードと短期間の契約が可能。
この場合は、日本と同じように利用できるし、現地の通話やSMSも利用できる。

ちなみに、SIMフリーは和製英語で、英語ではSIM Unlockedとか。

現地で購入はどこで買うのかという点

アジア各国ではSIMカード購入は空港の携帯電話カウンターと相場が決まっているが、アメリカにはそんなカウンターは無い。
それではどこで買うかというと、電気店や街の携帯電話ショップ。
電気店はBestBuyが全米最大規模のチェーン店で、どの街にもあるが、宿泊地の近くにあるわけでは無い(と思う)。
確実なのが、携帯電話ショップ。
何にしろ、購入してアクティベーションまでやらなければならないので、現地語が得意で無い場合は、携帯電話ショップで買うのが手っ取り早いかも。(どこにあるかは自分で調べてね)

注意点は時々いろいろな条件が変わる点

アメリカの通信業界でSIMフリーに優しくなったのが2014年頃から。
この頃大きく変わったので、直近でまた大きな変更はなさそうで、2015年7月までは今まで書いた事は半年以上は大きくは変わっていない。
しかし、何かのきっかけで急に変わることがあるので注意。

ところでホテルのWi-Fi環境

Summit期間中はホテルのWi-Fiも無料らしいが、一般的にはホテルのWi-Fiは有料。
料金は1日10ドルとか15ドルとか。

日本からアメリカへ行くために必要な事 #tcsummit

Googleから2015年10月に招待される予定のTop Contributor(トップレベルユーザー)の皆さん、なぜかアメリカ旅行に行くのに検索したら出てきちゃった方、こんにちは。

日本からアメリカに行くのに絶対必要になる基本的な事項を書いておきます。

パスポート
絶対に必要で、これがないと日本から出国することも出来ません。

一般にパスポート申請から取得までは2週間弱かかります。これ以外に本籍地の戸籍謄本が必要になったり面倒な事が多いので、この件に限らず、少なくとも渡航の1ヶ月前くらいから準備しておきましょう。
注意事項としてはパスポートの期限です。パスポートの有効期限が半年後とかだと、どこの国でも入国を拒否される事が多いので、古いパスポートを使う方は十分注意しましょう。

ESTA
海外に行く際には査証(ビザ)が必要になることがありますが、日本人がアメリカに観光や短期の出張に行く際にはビザは必要ありません。
これはビザ免除プログラム(VWP)という制度のおかげですが、2009年から電子渡航認証(ESTA)という制度が出来ました。

ESTAは一般的に「エスタ」と呼ばれていますが、要するに事前に自分でアメリカに渡航しますとアメリカ合衆国政府に申請することです。
ここでは、パスポート、氏名、生年月日等の情報をインターネットで入力する必要があります。

その入力のためのサイトはこちらです。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/

ここでの申請には費用がかかります。14ドルなので1,500円程度ですが、クレジットカードでしか支払えません。
クレジットカードは、VISA、マスター、アメリカンエクスプレス、JCB(Discover扱い)が利用できるので、ほぼすべての日本のクレジットカードユーザーが支払えると思います。

申請方法がわからない場合は、旅行代理店が代行していますし、クレジットカードが無い方も旅行代理店が代行していますが、1,500円の数倍の料金を払うことになるので注意してください。

申請自体は一般的に一瞬で終わりますが、渡航の数日前の申請が必須とされています。
申請した後の番号は控えたりする必要は無く、アメリカ入国時にも何も使いません。ただ単に事前に申請しておけばいいだけです。
申請していない場合は、飛行機に乗せてもらえないようです。

絶対に事前申請を忘れないようにしてください。

条件によってはESTAでの申請が出来ない場合があるようです。アメリカでの入国にトラブルがある方がこの条件に当てはまることがあるようです。
この場合は査証が必要になります。査証を得るにはアメリカ大使館での申請が必要でかなりの時間がかかります。アメリカ入国でトラブルの覚えがあるならESTAでの申請を早めにやって、査証への切り替えが必要になるかどうかを確認しましょう。

クレジットカード
アメリカに限らず欧米全般では、クレジットカードを持っている事はまともな社会人の証拠です。
クレジットカードを持っていない方は、クレジットカードを持てない状況の方と理解されることがほとんどです。つまり、財政状態が非常に悪く、信用が無い方という理解になります。

買い物は現金で払うので、そんなのは関係ないと思うでしょうが、例えば一般のホテルに宿泊するには宿泊代金を事前に旅行代理店が支払っていても、宿泊者自身のクレジットカードでのデポジットが必要になります。
クレジットカードが無いと言うことは、デポジットを払える財政状態ではないので、ホテルでは信用できないため宿泊させないということです。
現金でデポジットを払うという方もいるでしょうが、欧米のホテルでは現金でのデポジットは受け付け無い事が多いです。仮に旅行代理店がホテル代を支払う場合でも、宿泊者は自分のクレジットカードをデポジットとして登録することがほとんどです。
団体のツアーの場合は現地コーディネーターがその辺の処理をしているので、ツアーの場合はその辺の処理がどうなっているのかわかならいでしょうが、一般の旅行の場合はクレジットカードは必須です。

クレジットカードを持たないという、わけのわからないポリシーを日本で謳歌している方も多いですが、そのような無駄なポリシーは欧米社会では無駄でしかありません。
アメリカに旅行に行くなら素直にクレジットカードを取得してください。
欧米へ旅行へ行くのに、クレジットカードを持たないで行くということは、それなりのリスクが待ち構えています。

現地で使うお金
現地ではアメリカドル(以下ドル)しか使えません。
現金、クレジットカードでの支払いはすべてドルベースになります。10ドルなら単純に100倍して、既存の為替に合わせた調整をすればいいです。
2015年6月現在、1ドル120円超なので、10ドルの物を購入するには、100倍した1,000を2割増しにした1200円程度と考えれば計算が速いです。
もしも1ドル90円なら、100倍した後の1,000から1割引いて900円になります。

クレジットカードはVISA、マスター、アメックスは一般的にそのまま使えます。
JCBはDiscoverとして使えるので、Discoverのマークがあるレジで店員が使えないと言ったら、「Discoverとして処理してね」と伝えてください。伝える語学力が無いので不安な方は、素直にVISA、マスター、アメックスを使用しましょう。

現金は、素直に日本発の空港の銀行で両替すればいいです。
アメリカの空港での両替は一般にレートが悪いので、日本での両替がお得です。
両替は、空港でやるよりも街のチケットショップ等の方がレートがいい場合もあります。数日の旅行で多くても数万円を両替するならレートが1ドルあたり1円違ったとして、1万円あたり100円しか変わりません。10万円でレートが2円違っても2,000円の差でしかありません。気にせずに空港の銀行で両替するのがおすすめです。

両替する際は、20ドル札と、1ドル等の小額紙幣を多めにしましょう。100ドル札はアメリカでの店が受け取りを拒否することがほとんどですので、100ドル札への両替は数千ドルを両替するので無ければ止めておきましょう。

現地で銀行からお金を下ろす
日本の銀行口座から現地のATMを使ってお金を下ろせるのは、シティバンクや新生銀行といった一部の銀行だけで、他のほとんどの銀行では対応できません。
もしもATMからお金を下ろしたい、もしくはお金を下ろすような事をして、現金をあまり持ちたくないなら「キャッシュパスポート」みたいなサービスを利用する方法があります。

他には、クレジットカードのキャッシングを利用するという方法もあります。
クレジットカードでのキャッシングをしたことが無い方もいるかもしれませんが、持っているクレジットカードがキャッシングに対応していることに加え、クレジットカードの暗証番号が必要になります。
万が一を考えて、事前に準備しておきましょう。

トラベラーズチェック
使い物になりませんので、もしも持っていたら捨ててください。

まとめ
ということで、
パスポート
ESTA(が出来ない場合は査証)
クレジットカード(もしくは現金)
があれば、アメリカ旅行に行くこと自体は出来ます。

電話関連いろいろ設定 2014年末から2015年年始のアメリカプリペイド契約含む

電話の転送を止める方法

NTTドコモ
1420に電話する

NTT東日本ボイスワープ
142に電話して0を押す

AT&T GoPhoneの状態確認(要現地での設定)
https://www.paygonline.com/

AT&T APN設定
APNをwap.cingularにする。Basic phoneとSmartphoneのプラン切り替えが意味不明なので、そのままにする予定。

Verison
2014年に設定を失敗したのでJetpackを現地で何とかする。
現地で買うときは次回の契約に注意。

T-Mobile
現地で何とかする。
Unlockedなスマートフォンを使う場合はプラン詳細の小さい字に注意。何でもかんでもUnlimitedじゃないぞ。

謎のアメリカレンタカー年末のぼったくり価格

アメリカのレンタカーの価格を調べていた。

年末から年明けまで調べている内に、年末の予約でアメリカのサイトで車を借りるとだいぶ高くなることが判明。
12月1日に、12月15日(月)から18日(木)まで借りる場合をExpediaでみてみよう。

12-15kara

車種にもよるが10ドル程度からある。

1ヶ月後の、1月5日(月)から8日(木)まではどうだろうか。

1-5kara

25ドル程度からあり、数週間後にはさらに下がるかもしれない。

それでは、年末年始の12月29日(月)から1月1日(木)ではどうなるか。

12-29kara

75ドルからである。
ということで、年末にアメリカで車を借りるとびっくりするくらいの高価格になってしまう。

これがどれくらい高いかというと、アメリカのレンタカーの価格は、車のレンタル料金が10ドルから20ドル程度がすごく安くて、30ドル前後が普通のディスカウント価格。これに保険だなんだかんだが加わって、1日の総額が50ドルから80ドル程度になるのだ。

つまり、レンタカーの価格自体に加えて30から40ドル程度の上乗せになるので、1日当たり70ドルだった場合は1日のレンタル料金が100ドルを超える。

なんてこった