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ドラム缶にアルミ缶のプルタブを入れて集める件

8年前に書いたブログ記事なのに、いまだに時々香ばしい方からコメントが来て(全部削除)、アクセストップのアルミ缶のプルトップ(タブ)集めはもう止めろの補足

アルミ缶からペンチで無理矢理引きちぎったプルタブ(プルトップ)の重さは0.5gだそうだ。
これをドラム缶に満杯にするには100万個とか必要だとか何とかネットで書かれている。

ドラム缶は200リットル入り、アルミの比重は2.5くらい。

つまり、アルミで一杯にするとドラム缶は500kg程度になる。
実際は1/3くらいしかうまらないだろうから、170kg程度。

一般人はドラム缶を運べない。
斜めにして回せば出来るけど、これを知っている人以外は運ぶのも困難。

170kgとして、アルミが1トン10万円で売れるとするとドラム缶1個あたり1.7万円。

170kgのプルタブ(0.5gとして)は34,000個に相当。
1日10個集めれば10年くらいでドラム缶1個くらいは集まるという計算。

車いすは5万円くらいかららしいので、ドラム缶3個分くらい集めれば車いすは買える計算。

そもそも、アルミ缶は1個あたり10gはあるので、プルタブで集めるよりは20倍の効率で集まる。

ペットボトルのキャップを集めてリサイクルって

ペットボトルのキャップを集め、400個で1kgになるが、それ(1kg分)を10円で売るらしい。
その売却代金がワクチンになって、どこかの国で使われるとのこと。

世界の子供にワクチンを日本委員会

ペットボトル(PETボトル)のキャップは、ポリエチレンかポリプロピレン製だ。
歴史的経緯で言えば、ペットボトルのキャップは、金属製キャップからポリプロピレン製キャップになり、その後、ポリエチレン製のキャップが登場という流れになっている。

金属キャップは現在使われていないが、ポリプロピレンとポリエチレンの見分け方は、キャップのギザギザが細かい物がポリプロピレン製、粗い物がポリエチレン製とするのが一般的。
キャップはさらに、内側に青だったり別の色の物がついている場合があるが、これは内容物を漏れさせないためのシール。これも別のプラスチック。これがない物は漏れるわけではなく、その必要がないから。

このキャップはおおよそ1個あたり3g程度だが、これを集めてリサイクルしているということ。何にリサイクルしているのかは不明。

そもそも、材質にポリエチレンとポリプロピレンがあり、さらに色も多彩で、これから何か別の製品を作るのは大変だ。
ポリエチレンとポリプロピレンを分けることができれば品質の高い物に生まれ変われるが、技術的にそれは困難。

色がついている物は、黒にするしかない場合が多く、白い物と、色のついている物で分けることは比較的簡単だ。

そもそも、ポリエチレンやポリプロピレンの新品ペレット(原料)は1kgあたり、100円から200円程度で販売されいる。(原油が高騰した場合は300円くらいかもしれない)

1kg10円というのはずいぶん安い。どうせ分類するなら、材質と色ごとにわけると高く売れる。
ペットボトルのキャップはともかく、新品でも1kg 200円程度の価値しかないものを集めている人がいることは事実である。

どのようなリサイクルをしているかはわからないが、ポリエチレンをリサイクルするというのなら、スーパーの余ったレジ袋(一般的にポリエチレン製)を集めたっていいだろうし、他にも集めるべき物はたくさんあるだろう。
昔は、色々危険性もあったアルミ缶のタブを集めている人がいたが、タブは取り外せなくなっているのにいまだに無理矢理外して集めている人がいるらしい。このペットボトルのキャップ収集もそれに似たような物なのだろう。

リサイクルのために集めること自体は無駄ではないが、何にリサイクルしているのかなど、収集された後の事もしっかりと理解した上で、そういった活動に参加してはどうかと思う。