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ミラーレス一眼レフカメラって名前おかしくない

一眼レフカメラは、一眼でレフなカメラなわけだけども、レフはミラーの部分でもあり、反射板の部分がなくなったからといことで、いちいちミラーレスと書いた上でレフなんかを書く必要はないだろう。

実際、レフをのぞいて、一眼カメラにするとなんのこっちゃらわからないので、一眼レフカメラにミラーレスとつけたような論理はわからなくはない。そもそもそうやって名前を付けたのか?

英語だと、Digital single-lens reflex cameraがMirrorless interchangeable-lens cameraになったようで、ちゃんとレフが消えている。

実際、「ミラーレス一眼」と言う事も多いようで、最後のレフはつけない場合もある。こうなれば間違いではなさそうな気もする。

まあ、どうでもいいか。

タフ仕様のコンパクトデジカメを探す 2011年3月

防水機能は専用ハウジングなどで実現できるが、耐衝撃などになると本体のみではなかなか難しい。そもそも専用ハウジングはでかくてかさばるし、大げさで使い勝手が悪い。

ということで、その機能を本体のみで実現するコンパクトデジカメは諸々の用途で使い勝手がよい。

いくつかの製品があるが、代表的なところではパナソニック、オリンパス、カシオの3社となる。

Lumix FT3 12m防水 2m落下 IP6X -10℃
TG-810 ヨーロッパモデル 10m防水 2m落下 -10℃
EXILM EX-G1 3m防水 2m落下 IP6X -10~40℃

AVCHDな点を気にしなければ動画機能なども含めて考えると、パナソニックのFT3が良さそうな気がする。

ハイスピード動画が撮影できるコンパクトデジカメを調べる

高速に動く物などをゆっくりと録画できる機能のハイスピード動画を撮影できるコンパクトデジカメが増えている。
ここで個人的に重要だと思っているのが、その解像度と画質。
解像度と画質はそれぞれ違うが、とりあえずスペックで分かる解像度だけいくつか調べてみる。

キヤノン PowerShot SX230 HS
320×240 240fps
640×480 120fps

カシオ EX-ZR10 など
224×160 480fps
432×320 240fps
432×320 30-240fps

富士フイルム FinePix F550EXR
320×100 320fps
320×240 160fps
640×480 80fps

なんとなくカシオのが良さそうな気がするが、キヤノンでも悪くなさそうな気もする。
あまり画質を気にするなら、JVCのGC-PX1なんかがいいんだろうけど、3万円前後で小型というのがミソ。
EX-ZR10なんか2011年3月上旬現在、2万円強で買いやすい。

FUJIFILM FinePix REAL 3D W3を買ってみて

富士フイルムの3DデジタルカメラFinePix REAL 3D W3を買って、いろいろ撮影してみた。
3Dなので、立体視で撮影できるわけで、静止画だけでなく720pの動画も撮影できる。
720pの動画は一応HDだが、コーディックなどの関係でそれほど綺麗ではない物の、とりあえず使えるレベルの動画が撮影できるし、静止画もちゃんととれれば立体感も非常に楽しい物が撮影できそうだ。

しかしながら問題もいくつかある

一番の問題は、撮影したデータを楽しむ環境がほとんど無いと言うこと。
NVIDIAの3D Visionに対応できる液晶などを買えばいいが、現時点で5万円程度とそれほど高くはないが、3D Visionメガネは自分の耳に合わないしうす暗いのであまり買う気になれない。
もちろん大型の3D対応テレビは性能はともかく、日本の価格では判断にも入ってこない。

結局、立体視で楽しむには、背面液晶で見るしかないが、それ以外にも、3Dのデータをどうやって管理するかという点もある。
撮影するだけならいいが、総合的に管理できるようになるまではまだまだ時間がかかりそうだ。
ここに掲載している画像も本来3Dで撮影しているが、3D映像を管理保存できるWeb系サービスがほとんど無いため2Dとなっている。

撮影後の事はともかく、撮影もなかなか難しい。
適当に撮影しても立体感は出てきて楽しいが、より立体感を出しやすいという条件がいくつかある。

FUJIFILM 3D プリント : 3Dプリントに適した画像例
に書いてあることほとんどそのままだが、風景などを撮影してもいまいち立体感は出てこない。

Shinjyuku
手前に見える照明の立体感はあるが、遠くに見えるビルの立体感はいまいち。

街の風景を撮影するなら、道を歩いている人を入れて撮影すると立体感は出る物の、単に立体的で楽しいというだけの写真になり、今はいいが立体視が当たり前になるかもしれない将来はつまらない写真になると思われる。

Shinjyuku
人や道路にある看板などの立体感が非常に出ている。

Roppongi
バスやバス停とその後ろに見える高速道路や、歩道を歩いている人などの立体感は素晴らしい。

難しいのは近接撮影(マクロ)で、料理が並んだ写真などを効果的に撮れれば楽しそうだが、近すぎるとなかなか難しい。

Rice
比較的接写したが、あまり立体感は出ていない。特にこのような細かな模様になるとより難しくなる。

画角は判断が分かれるところだろうか。
一般的にコンパクトデジタルカメラは4:3。一眼レフは3:2、動画は16:9が基本だ。このカメラはコンパクトデジカメに分類されるので4:3で撮ってもみたが再生環境を考えると16:9が適していると思われる。

南方神社

16:9にしたところで、センサーの上下を使っていないだけだが、立体視の映像は基本的に電子デバイスで見ることになる。
電子デバイスのディスプレイは16:9などのワイドが基本だ。
この電子デバイスを考えればワイドで撮影した方が見た目はより大きく表示されるだろう。もちろん、撮影した物を後で上下カットしてもいいが、撮影するときに4:3と16:9の両方に対応できるように撮影するのは素人には難しい。
ならば、初めから16:9で撮影すればいい。

撮影し始めて1週間経っていないが、経験を積めばよりそれっぽく見える立体視映像が撮れるようになっていくだろか。
立体視の映像は単に撮影する技術だけではなく、立体的に見えるような構図なども必要になってくるのでなかなか難しい。
このカメラに搭載されている背面液晶の立体感はそこそこ素晴らしいし、大きすぎないので持ち運びにも邪魔にならない。
動画を撮影する場合、30分撮影できるかどうかというバッテリ容量など問題点もいくつかあるが、カメラ自体の不満点は現時点ではあまりない。

一番の問題は、立体視映像を楽しみ環境が整っていないこと。立体視データの管理も問題だが、富士フイルムが添付している管理ソフトの出来が悪い事も問題だ。

カメラ自体には不満はあまりなく、将来より高性能の3Dカメラが登場するまでの練習用にも、4万円前後で販売されているFinePix REAL 3D W3は、立体視映像に興味ある方には買いと言っていい。

Roppongi

インターバル撮影が可能なコンパクトデジカメ

インターバル撮影というのは、1秒に一回撮影するというような機能。この機能を活用するとどうなるのかはこの動画を見ればわかる。

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このように、本来はゆっくり動く物をパラパラ漫画みたいに早回しが出来る。こんな機能はデジタルならではの活用法だ。
カシオのハイスピード撮影が出来るEX-FX1でインターバル撮影機能もあれば最高だったけど、残念。



28 Hours in Jyväskylä

要するに1秒に一回とか決めた間隔でシャッターを切りまくればいいので、なにも特別な機能は必要なく、自力でも出来るし、そんな装置も売ってるらしいけどやっぱり、本体にそんな機能がついているのが手っ取り早い。

ということで、主要機種からこの機能があるのを調べてみた。

ニコン
COOLPIX S520
COOLPIX S210
COOLPIX S700
COOLPIX S550
COOLPIX P5100
COOLPIX P80

RICOH
いずれも撮影間隔 5秒~3時間、5秒単位
R8
Caplio R7
GR DIGITAL II
Caplio GX100

キヤノンは動画で記録
640×480 0.5/1fps(最大2時間、再生時は15fps)
PowerShot G9は最大時間の記載なし
PowerShot G9
IXY DIGITAL 2000 IS
IXY DIGITAL 910 IS
IXY DIGITAL 820 IS
IXY DIGITAL 25 IS
IXY DIGITAL 95 IS
IXY DIGITAL 20 IS
IXY DIGITAL 10 IS

カシオ、ソニー、オリンパス、パナソニックなどは対応機がないみたい。
このラインナップからみると、余計なソフトが不要なキヤノンは一見便利そうだが、それがネックにもなりうる。
ニコンのインターバル仕様がよくわからないが、ニコンかリコーから選ぶのがよさそうだ。

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