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SonicStageの前身ソフトはiTunesの1年前にリリースしていた

SONYのポータブルオーディオプレーヤーの最大の問題点は、ソフトウェアであることは5年以上前からほとんどすべてのSONYユーザーは気づいているはずだが、現時点でもっとも使いやすいと思われる Apple の iTunes との差はどこにあるのか調べてみた。

SONYのソフトウェアは OpenMG から始まっているとすると、初代ネットワークウォークマンが発売した1999年12月にリリースしたという事にする。Apple の iTunes は 2001年1月なので、iTunesの1年は早く市場に投入していたということになる。
その後、数多くのバージョンアップを経て SonicStage 自体はとりあえず使えるソフトになったらしい。(私は1.5で止まっているので詳細は不明)
iTunes は 4.1 から使ったのでそれ以前はよくわからないが、スマートプレイリストをサポートした 3.0 あたりで今と同じような使い勝手だったのではないかとすると、2002年7月に iTunes はまともだったということだ。
その頃登場した SonicStage 1.5 の使い勝手の悪さからして、SonicStage開発者はその頃いったい何をやっていたのか疑問である。

最近出た Walkman A シリーズに添付の Connect Player は、SonicStage の歴史を繰り返しているらしいというお間抜けな状態。そんな状態でリリースする SONY もすごいが、SonicStage がどうしようもないことをわかっていながら使い続けている SONY 好きの人たちのお人好しもすごい。
最近の消費者を馬鹿にしたとも思える SONY の企業方針を見て、お人好しの人たちがどれくらい減るのか楽しみだ。

OpenMG JukeBox 1.0 1999年12月
OpenMG JukeBox 1.1
OpenMG JukeBox 1.2
OpenMG JukeBox 2.0 2000年3月
OpenMG JukeBox 2.2
SonicStage 1.0
SonicStage 1.1
SonicStage 1.2
SonicStage 1.5 2002年12月?
SonicStage 1.6
SonicStage 2.0
SonicStage 2.1 2004年7月
SonicStage 2.3 2004年11月
SonicStage 3.0 2005年3月
SonicStage 3.2
SonicStage 3.3 2005年11月
Connect Player 2005年11月

iTunes 1.0 2001年1月
iTunes 1.1
iTunes 2.0 2001年11月 iPod をサポート
iTunes 3.0 2002年7月 スマートプレイリスト
iTunes 4.0 2003年4月 Music Store をサポート
iTunes 4.1 2003年10月 Windows をサポート
iTunes 4.2
iTunes 4.5 Apple Lossless
iTunes 4.6
iTunes 4.7 画像コピーサポート
iTunes 4.8 ビデオサポート
iTunes 4.9 2005年6月 Podcast をサポート
iTunes 5.0 2005年9月


参考サイト
SonicStage - SonyのVAIOまたはウォークマン製品に付属するソフトウェア。
Wikipedia iTunes

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