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地上デジタルでマルチチャンネルは使われるのか?

地上デジタルで、HD画質に慣れてしまうとSD画質は汚すぎて見る気が失せる。
地上デジタルの売りの1つに、1つのチャンネルを最大3つにわけたマルチチャンネルがあるが、この場合 SD 画質になってしまう。
将来、地上デジタルが普及した際に、このマルチチャンネルは本当に使われるのだろうか?

現在でも、NHK教育では、SD画質で放送されているが、NHKニュースのHD画質と、教育番組のSD画質の差は一目瞭然で、AV機器の専門家でなくともはっきりとわかる。これだけ画質が落ちる SD 画質は、NHK教育のようなどちらというと画質よりも、同時に多数の番組を放送する方がメリットが多い場合はいいだろう。
これが、野球やサッカーなどのスポーツ番組で、延長やロスタイムの関係で後の番組に割り込んでしまう時に、マルチチャンネルを使う時はどうだろうか。
マルチチャンネルで後番組を延長する必要が無くても、本来HD画質で放送されるべき番組がSD画質で放送されるのはどうだろうか。後の番組がどうでもいいバラエティならまだいいとして、5.1チャンネルサラウンド・HD画質で放送される予定だったドラマや映画等の場合、マルチチャンネルを使うとSD画質良くてBモードステレオになってしまうのでは無かろうか。(詳しくは知らない)

また、現行DVDの画質の悪さにも気が滅入る物がある。日本の場合、最近は安く販売されることも多いが、4000円程度の高価格で販売される事も多い。これだけ高価格なものなのに、明らかに地上デジタルのHD放送より画質が劣るSDのDVDを買う気はしなくなる。
2006年には次世代DVDが発売されると思うが、Ble-ray でも HD DVD でも何でも良いので統一した規格が始まって欲しい物だ。
おそらく、それまでは現行DVDも含め、規格が不透明な次世代DVDを多くの消費者が買い控えをするであろう。

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