次世代DVDは記録可能品が出るまでわからない
HD DVD のソフトが遅れることになったので、プレーヤーはソフトの発売日になるかと思いきや、ソフトを付属して本日発表本日発売。
ヨドバシカメラの販売価格は10万円弱。
初期の単機能プレーヤーとしてはまあまあの価格。DVDの汚い画面を考えればリッチなAV好きは買ってしまうのだろう。
これが本格的に普及するのは記録機が出てからになるだろう。
現在 HD コンテンツを記録したいができなくてうずうずしている人は多いだろう。しかたなくDVD-Rに記録しているわけだが、画像が汚いので1年後にはみたくなくなっていることが容易に予想可能だ。(BDなら今もあるが使ってる人は一部の強烈なマニアだけだろう)
HD DVD-R で記録できる物が出てくれば、待ちに待ったHDコンテンツの録画が可能になる。(HDDを除く)
見えてきたHD DVDレコーダーの姿――東芝の戦略を聞く ITmedia
HD DVD-R は2層でも1層のBD-Rより容量単価で安くなるというのはおもしろいが、実際のところ現行の 2層DVD-RW のような価格では絶対に買わないわけだだが、2層30GBで1000円以下で2006年中に販売されるならそれなりに普及するのではなかろうか。
1層でも、15GBあればHDコンテンツをH.264の10Mbps程度にすれば3時間程度の記録も可能なので、現在は不可能なHDコンテンツの外部メディアへの保存が可能となり、買いたいユーザーはたくさんいると思われる。これならメディアの価格も結構安いところから始まるのではなかろうか。
ただし、これはH.264などで記録できる場合で、MPEG2 でしか記録できないようなら、長時間記録は画質が確実に落ちてしまうので、魅力が激減する。HD DVD 記録機は H.264などで記録できなければ売れないだろう。