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ミネラルウォーターとアセトアルデヒド

キオスクなどで一番安く売っているクリスタルカイザーにアセトアルデヒド臭があるのはまだ我慢できるが、高級ホテルなどで出てくるPETボトル入りの水からもアセトアルデヒド臭があるのは我慢ならん。はっきり言ってまずいのだ。

そもそも、高級ホテルで出てくるPETボトル入りのミネラルウォーターも、PETボトルの口部分が白くなっている加熱殺菌処理済みの物を使っているのがどうかしている。
水なのに殺菌処理しているのは、そもそも水の充填設備が古いのであり、どんなPETボトルを使っているのかわかったものではない。

安物のPETボトルは品質の安定しない安物のPET樹脂を使用し、適当にPETボトルに成形した物であり、PETボトルからアセトアルデヒドが出てくるのは当たり前なのである。

今時はアセプティック(aseptic:無菌)充填が基本であり、特にアセトアルデヒド臭(AA臭)のわかりやすいミネラルウォーターでは品質管理をしっかりとし、味がわからないようにするのが基本である。
高級ホテルはそんなことも知らずに、適当なサービスでアセトアルデヒド臭のひどいPETボトルを客に出すとは言語道断だ。

消費者としては、口部分が白いPETボトル入りのミネラルウォーターを選ばないようにするのがいいだろう。
もちろん口部分が透明で、アセプティック充填していてもクリスタルカイザーのようにアセトアルデヒド臭の目立つ物もあるので注意が必要だ。
ちなみに水以外の味のある飲み物では他の味がアセトアルデヒドに勝ってしまい、アセトアルデヒドの味は認識不可能なので注意していただきたい。

アセトアルデヒドを摂取しても健康に害はないと思われるので、味が気にならなければPETボトルでも問題ないが、そういった問題がほとんど無い容器の材質はガラスである。金属容器も腐食などに耐えるよう内部も印刷されている。

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