テレビの反応速度と入力切り替え
最近の液晶やプラズマTVはビデオなどの入力端子も増えてきた。増えたはいい物の、リモコンのボタンは入力切り替えを何度も押さなければ切り替えできない方式が多数を占めている。
例えば、5つの入力がある製品なんか今時珍しくないが、5つ目に繋いだ機器の画像を表示するためには、入力切り替えボタンを5回押す必要があり非常に面倒くさい。
ダイレクトで入力毎のボタンをリモコンに付けてくれればいいわけだが、探したところそんなリモコンを採用しているメーカーが1社だけあった。それがパイオニア。
残念ながらパイオニアはプラズマだけで商品のラインナップが少なく、購入対象にならない方も多そうだ。
わたしも40型など大きすぎる物より20から30型のほどよいサイズで買いやすい物が欲しいが、それらを提供しているメーカーでリモコンに入力端子ダイレクトボタン(と命名してみた)を備えているメーカーは無い。
仕方ないので、チャンネルや入力切り替えの速度を比較してみると、デジタル放送対応で速度が遅いのは諦めるとして、メーカーにより若干差がある事に気づいた。
個人的な感覚では東芝や松下製の製品は、他社より若干切り替えが速いようだ。この速度を決めるのは、テレビの中に含まれるプロセッサの動作速度やソフトの出来だろうが、おそらく東芝や松下はそのあたりを他社より若干最適化しているのでは無かろうか。
ということで、薄型テレビ購入時にはチャンネル切り替えの快適性も考慮に入れた方がいい。
個人的には「入力端子ダイレクトボタン」をリモコンに搭載して欲しいけど。