Ubuntuは非常によくできていて、特に8.04はアプリケーションソフトのインストールとかまだ難しいところがあるが、少しでもPCスキルのある人にはお勧めできるOSであると言える。
英語圏ではほとんど問題にならないが、日本語版などアジア語圏で共通した問題点としては、フォントが最大なところだろう。
どこかのフォント業者が、品質の高い物をUbuntuに限らずLinuxやら他のOSへ無償提供してくれれるのが最高だけど、今のところなかなか難しそうではある。
ユーザーとして手っ取り早いフォントの入手方法が、既に使っているWindowsやらMac OS Xに入っているフォントを使ってしまうという方法。
Ubuntuでこれをやる方法は非常に簡単で、
Ubuntuのホームフォルダに「.font」というフォルダを作って、ここに必要なフォントをコピーする
これだけ。
これだけで、各アプリケーションソフトからコピーしたフォントが使えるようになるという超便利な仕様。
TrueTypeだけではなく、Mac OS XのOpenTypeもこの方式で問題なく使えるというのがすごすぎる。
それぞれのフォントはライセンスがあるので、その辺は注意して使っていただきたい。
現在、英語版をそのまま日本語で使っていると、中国語風フォントで日本語が表示される場合があり、これをどうやって解消しようか研究中。多分日本語ディストリビューションで使うと問題ないのだろう。