任天堂Wii Uは本来2012年の第2四半期に発売だったのでは無いか説

任天堂Wii Uに関する情報が初めて公式に明らかにされたのは2011年4月25日
このときに2012年3月期の2012年度業績予想と共に情報が公開されたが、2012年3月までの販売は見込んでいないとしており、それ以降の発売でスケジューリングしていたのでは無いかと予想される。

おそらく、この情報公開のタイミングで、協力企業などにWii Uに関する情報が公開され始めたのだろうが、本格的な情報が公開されたのはこの後6月に行われたE3。この時点で、筐体など含めかなり完成していたようで、そう遠くない時期に発売できたことが予想できる。
3DSの場合、2010年から2011年にかけて情報がでて発売されたが、3DSは初めて情報が出た2010年3月23日の時点で、発売時期も公開されていた。

本来ならWii Uも、3DSと同様にこれらの情報が公開されて1年程度の2012年第2四半期(4月から6月)に発売するというスケジュールだったのでは無かろうか。

しかしながら、3DSはソフト不足という致命的な欠点により、売上げが当初の想定を大きく下回ったため、発売から半年で大きな軌道修正をせざるを得なくなった。
Wii自体は3DSやWii Uの準備があったのだろうが、Wii自体の新作ソフトが不足し、Wii本体販売も失速してしまったという大問題もある。
Wiiのソフトが不足してしまうほど、Wii Uに注力しているのだろうが、当初、2012年春から夏頃の発売で年末商戦までに徐々に広めていくというような戦略も考えていたのだろう。しかし、3DSの用にソフト不足にならないように、十分にソフトがそろってから発売するために、半年ほどソフトがそろうのを待って、2012年の年末商戦向けにぶつけてくるという戦略に変更したのでは無かろうか。

おそらく、2012年の年末10月頃から11月頃に発売し、そのときに任天堂の主要なソフトはもちろん、サードパーティーのソフトも豊富に選べるようにし、2013年になっても順次新作ソフトを投入できるようにするのだろう。