大量生産の業務用ハンバーガーやハンバーグ用の肉の作り方

当然ながら、店などによって作り方は異なるが、大量生産の安い業務用ハンバーグやハンバーガー用の肉はワケありな作り方をしている。

日本で牛肉を買えば、100gあたり200円はする。安くても100円くらいだ。

この肉をマクドナルドなら45g程度使用している。つまり、スーパー価格なら100円はするし、業務用に大量に買っていたとしてもそれなりのコストとなる。
そのハンバーガーを2012年現在100円で販売している。つまり材料費はかなり安い事がわかる。

マクドナルドのような業務用の肉を使用するチェーン店の場合、通常のステーキや焼き肉に使うような部位を使っているわけでは無く、細かな部位をかき集めた物を使っている。

ビーフパティに使用している牛肉の部位はどこですか?
焼き上げたときにとてもジューシーで味のよいビーフパティを作るためには新鮮な牛肉の赤身と脂身の部分を最適な割合で組合わせることがポイントとなります。ビーフパティに使用している牛肉はこの製品特性を引き出すためにテーブルミートのような牛肉の特定の部位ではなく枝肉からカットした部分肉(小肉)全般を使用しています。

http://www.mcdonalds.co.jp/cservice/information/q_a/q5.html#question-5

ここでいう小肉は、普通は使わないような肉のことだ。要するに通常人間が食べないようなドッグフードに使うような肉を成形加工してハンバーグの肉にする。
ハンバーグはミンチにするので、元の形なんかはだれもわからないし、何が混ざっているのかもわからない。
ここで、どのような加工をしているかは、ジェイミー・オリバーなどがテレビ番組などで明かしているのでそちらをご覧いただきたい。

http://www.youtube.com/watch?v=wshlnRWnf30

一応書いておくが、高いところはこんな作り方はしていない。
ちなみに、安いステーキなどもハンバーガーほどでは無いが、いろいろと加工している。