太りやすいとか太りにくいとかは、遺伝子に関係していて、特に3つの遺伝子でそれがある程度わかるのだそうで。
一般的な遺伝子か、多少の差異があるかでその太りやすいとかはわかるそうだ。
太りやすいとかは、要するに脂肪を貯めやすいとか、燃焼しやすいとかを決める要素。その遺伝子に差異があることは人間的に劣っているとか、優れているかを決める要素では無く、脂肪をためやすいと言うことは生物としては優れていると言えないでも無いが、現代生活において、無駄な脂肪はない方が好ましい。
β3AR
この遺伝子に変異があると、脂肪を燃焼しにくい。基礎代謝が200キロカロリー低い。
β2AR
この遺伝子に変異があると、脂肪を燃焼しやすい。基礎代謝が200キロカロリー高い。
UCP1
この遺伝子に変異があると、脂肪が燃焼しにくい。基礎代謝が100キロカロリー低い。
つまり、β3AR、UCP1に変異があり、β2ARだけが通常だと太りやすいということだ。
逆に、β2ARだけ変異があり、β3AR、UCP1は通常だと太りにくいということだ。
それぞれの変異は日本人の2割から3割程度にあるようで、確率としてはかなり多くの方に太りやすい遺伝子の変異があると言うことになる。
他にレプチン関連の遺伝子も注目で、満腹中枢に関係しているという。
これらの遺伝子検査は、5,000円くらいから出来る。
2012年5月現在DHCの検査が最も安いみたいだ。サプリメントの宣伝もあるのだろう。
ARはアドレナリン受容体の略