ニンテンドーDSiを買って一番すごいと思ったのが、音楽プレーヤーソフトのニンテンドーDSiサウンド。
AAC対応と言うこともあり、iTunesおよび iPodファミリーと併用すると、ものすごく面白く使えるソフトだ。
初めは単に、早送りや低速再生で、音程を自由に変更できるのが楽しいだけのソフトかと思ったが、他にもいろんなお楽しみ機能が満載だった。
再生中のアートワークは見てるだけでそれなりに楽しいけど、再生中に、マラカス、タンバリン、手拍子、レコードのスクラッチとかいろんな遊びが出来るようになっている。
エフェクトの8ビットはわけが分からないが、ラジオで音を悪くしたり、カラオケは本当に歌部分が自然な状態でほぼ聞こえなくなるし。
ポータブルプレーヤーとしてみると、内蔵スピーカーは下手なノートパソコンくらいの音質があって、そのままでも十分だと思う人が多いだろう。
内蔵スピーカーで聞く場合、液晶を閉じると再生は一時停止になるが、ヘッドホンで聴いている場合再生が継続されるので、iPod代わりとしても当然使える。
iTunesのフォルダ構造は、アーティスト名、アルバム名以下に各ファイルが入るが、ニンテンドーDSiサウンドの場合、これをそのままコピーしても、アルバム名でしかフォルダ分けされないので、このあたりはSDカードにコピーする際、自分好みの構造に変更した方が使い勝手がよい。
ポータブルプレーヤーとしても、それなりに使えるので、SDカードはなるべく容量の大きいのが良さそうだ。SDHCカードにも対応しているので最低8GBあたりからがいいかな。5,000円以下で買えるだろうし。個人的には32GB版を愛用したいと思う。
リピートやランダム再生機能が弱いと思ったら、A-B再生機能やらいくつかの再生機能がついていた。外国語学習なんかにも使えるリピート機能だ。
残念なのが、アートワークや歌詞が表示されないことだな。ソフトウェアアップデートでこの辺に対応することを期待したい。
このまま、動画再生機能なんかの似たようなお遊び機能がこんな製品に採用されるようになったら、どんな世の中になってしまうんだろうか。