投稿者「kamikura」のアーカイブ

カジノで治安が悪化するという意味のわからない論理展開

日本にカジノを作ると治安が悪化するとか言い出している人がいるらしい。

本来の治安という言葉は、国家秩序の状態をいい、犯罪発生率の事とは直接は関係ないはずだが、犯罪発生率が高いことを治安が悪いと言う人がいるらしい。

そんなことはともかく、カジノが出来るとその場所やその周辺の犯罪発生率が高まるというのはどういった勘違いをしているのだろうか?
おそらく、日本での違法賭博とも言えるパチンコ屋に通っている人の人相が悪いとか、その辺からの妄想だろうが、海外のカジノは基本的にギャンブルしにいっているというよりも、カジノで遊んでいるのである。

つまり、カジノでギャンブルもするが、カジノにある様々なエンターテイメントを楽しみにその場所に行くのである。
つまり、遊びに行っているわけで、遊びに行く場所の犯罪発生率が高かったらほとんどの人はそんなところには近づかないのである。

ということは、その場所で犯罪が発生しないようにそこら中にカメラはあるし、警備は厳しいしで、軽犯罪が発生する確率はカジノそのものや、その周辺では発生しにくい。

もちろん、カジノそのものの胴元が悪さをするとか、カジノを使って裏家業の人が何かをするようなことはあるだろうが、一般人の目に見える範囲で何かが発生すると言うことはほぼ無い。

ギャンブル依存症がどうのこうのという話がある。確かに、カジノが出来れば、依存症になったり、全財産を失ったり、製紙会社の金を100億円使ったりするような人も出てくるだろうが、カジノの前に違法賭博であるパチンコをどうにかするのが先決だろう。

とりあえず、カジノが出来ると治安が悪化するとか思い込んでいる人は、ラスベガスあたりに行ってみた方がいいよ。

Googleからのギフト Google Help Forum関連でなんかもらった

普段、Google Help Forumで気晴らしをしていますが、普段見ていたYouTube ヘルプフォーラム(日本版)に加えて、Gmailヘルプフォーラムが楽しいと言っている人がいた(言ってないけど)ので、見に行くことにしました。

GmailフォーラムにはGoogleのサービスと言えばGmailと思い込んでいる人が多いみたいで、Gmail以外にもGoogle関連のありとあらゆる質問が舞い込んできていて、何個か質問に回答したら、Google Help Forumの注目ユーザー(Rising Star)になってしまいました。

Googleヘルプフォーラムには一般ユーザーの上に、注目ユーザー、トップレベルユーザーというのがあります。これは普段フォーラムで活躍している人につけられる物で、Google社員しかそれを選ぶ権利はありません。
これになるメリットは特にありませんが、今回のように記念品が贈られてきたり、何かのイベントに招待されたりします。何かのイベントについては例えばこれとか。

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その記念として、記念品を贈ると言われたので、住所等を連絡したところ、名前がアルファベット表記の封筒になにやら入った物が贈られてきました。

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中身を見ると、Googleロゴ入りボールペン、Chromeのマーク付き買い物袋みたいなの、謎の箱でした。
謎の箱のは韓国語で何か書かれており、中身を開けると、Googleのロゴ入りの謎の布が入っていました。

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謎の布は何に使うのかわかりませんが、記念品をありがとうございました。Googlerさん(Googleの社員のことをGooglerと呼ぶらしい)

こんな記念品が欲しい人は、Google Help Forumに何か書いてみましょう。YouTubeの注目ユーザーになった時は何ももらえなかったけど。

正式名はGoogleプロダクトフォーラムだった。

はちま起稿の影響力とユーザー層を考える

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YouTubeの普段は1日1回くらいしか再生がないある動画の再生回数が急に伸びた。
1日に2500回もあったので、どこかで紹介されたのかなと思って調べたら、はちま起稿だった。


これがその動画

はちま起稿の記事は何かというと、

Nintendo Region Locks Consoles To Get More Hardware Sales, Says Mitchell Corp Boss Nintendo Life
という記事があり、
デベロッパ社長: 任天堂がリージョンロックをかける本当の狙い みらいマニアックス!
というサイトがこの記事を紹介し
任天堂がリージョンロックをかける本当の狙い それは・・・ はちま起稿
で、そのサイトを紹介したような形。なんだこの複雑な構図は。

この記事で3DSのリージョンロックがハードを売るためという事が書いてあるわけだが、気になるのがはちま起稿のユーザー層。

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動画の再生自体は合計で2500くらいあったわけだが、サイトに訪れた人の何割かとしても、はちま起稿って1記事あたり数万単位のアクセスがあるのね。

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そんなユーザーがどんな端末でみているかというと、半分がWindowsだが、3割がiOSで、1割がAndroid。
という傾向。4割はモバイル端末で見ていると言うこと。

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性別はほとんど全部男性で、20代を中心に30代と40代が見ているという傾向もわかる。

「御嶽山 大噴火! – YouTube」が4Kな件

「御嶽山 大噴火! – YouTube」という噴火直後の動画が話題になっているようである。
さらに、これがYouTube的には2Kな4K動画として掲載されているが、こうなったのは1080pの動画を縦位置で撮影してそのままアップロードしたからだ。

この方は普段から山登りの動画をアップロードしていたようで、今回はたまたまこの瞬間にその場所にいて、慌てて撮影して、そのままアップロードしたので結果的に縦位置になってしまったようだ。

YouTubeは現在4K動画に対応している。このため、素人さんが縦位置撮影した動画はそのまま縦位置でそのままの解像度で再生することが出来る。

動画というのは、横長でみる物であって、YouTubeもその他もすべてそれを前提にしているが、スマートフォンではアホの1つ覚えみたいに縦で動画も撮影する人が後を絶たない。
全員がスマートホンの縦でしか再生しないようになるならそれでもいいが、圧倒的に横長画面で見ているのであって、これは今後も変わらないだろう。

これを解消するにはオリジナルを持っている本人が、縦から横にした上でアップロードする事である。
iPhoneのiOSならiMovieを使えば簡単にできる。

その端末でしか見ないならともかく、動画サイトにアップロードするなら縦位置を横位置にした上でアップロードしよう。

はっきり言って見づらいのだ。

#TCMeetups2014 Top Contributor Program Meetups 2014 Tokyoに参加して

Top Contributor Program Meetups Tokyo 2014

Top Contributor Program Meetups 2014 Tokyoに参加した。日本語で言えば、トップレベルユーザー東京オフ会2014とかいう感じ。雑感を書いておこう。

ハッシュタグには #TCMeetups2014 を使っているっぽい。

そもそもトップレベルユーザーって何それ
一体何のトップレベルユーザーかというと、Googleが各プロダクト毎に容易している公式ヘルプフォーラムでいつも回答したりしているトップレベルユーザーのこと。
英語ではTop Contributor(略してTC)だけど、日本ではわかりやすくトップレベルユーザーにしている。

公式ヘルプフォーラムでは、ユーザーがそのフォーラムで貢献すると、注目株になって次はトップレベルユーザーになれる。
これは単に回答をたくさんしていればいいわけではなく、Googleの社員によって認められた人がなるシステムなので、Yahoo知恵袋みたいにアホ回答を繰り返していてもカテゴリマスターになったりはしない。

ちなみに注目株は英語ではRising Star(略してRS)となっている。

このトップレベルユーザーや注目株になる利点は特にない。

見た目での利点は、フォーラムでの発言の横に変なアイコンがつくだけ。だからどうしたのというレベル。

実際には、注目株になると、フォーラムで使える機能が増えて、重複した質問を重複設定できたり、要するにフォーラム内での雑用が出来る機能が増える。それが何の利点があるかは知らない。
トップレベルユーザーになると、さらに機能が増えて、Googleの社員とのコミュニケーション窓口も増えたりするみたい。これも一般的にはだからどうしたのレベル。

GoogleによるTCやRSの説明はこちら
http://www.google.com/intl/en/get/topcontributor/

トップレベルユーザーとかを集めて何するの
今回は2014年9月24日から26日まで3日間かけて東京で開催されたのに参加した。
参加者は日本と韓国のフォーラムで活躍している人で、Googleからお誘いを受けた合計40人ほどが参加したみたい。
トップレベルユーザーだけでは無くて、今回は注目株なんかも参加していた。私はYouTubeの注目株として参加。

3日もかけて何をやるのかというと、フォーラム関連や各プロダクトの詳細な説明を聞いたり、フォーラムをよくするために何をするべきかというディスカッションをしたり、各フォーラムで活動している人達と交流したりする。

フォーラム関連とかGoogleの事は守秘義務があって公開できないこともあるみたいだけど、そんなことも含めていろいろと紹介されたり、Googleの事を質問できたりする。

Roppongi Hills
開催された場所は東京の六本木ヒルズにあるGoogleオフィスの会議室なので、Google日本のオフィス見学なんかもあったり。

Google India food
Google Snac

Googleと言えば無料の昼食が提供されたり、お菓子が食べ放題だったりとかこの辺も体験できる。

豚組
屋形船の中
3日と言っても、初日は夜集合で顔合わせの食事会。丸1日行われるのは2日目で、3日目の午後には解散という流れなので、目一杯スケジュールが入っているわけでも無い。

Rainbow Bridge and Tokyo Tower

東京近郊に住んでいるなら、通うことも出来るけど、ここまでの交通費や宿泊費、食事代はすべて無料。飛行機代も宿泊費もGoogleが負担するので、ほとんどの参加者は現地宿泊で時間を気にせず深い交流が出来るというシステム。

TC Meetups Tokyo 2014
そんなことに興味が無ければ、参加しなくてもいいけど、ここで何か自分のスキルアップに生かしたいとか、いろいろな人とコミュニケーションしたいとか思っている感度の高い人達が参加するので、それなりに楽しいイベントになるわけである。
実際に、参加者はそれぞれラップトップやらタブレットを持ち込んで、イベント中も購入したりしながらも何かをやり続けているわけである。

またやるなら参加してみたいなと思った人はどうすればいいの
こんなイベントは過去に何回か行われたらしい。
検索すると、2012年12月には1日だけ東京で開催されたり、アメリカではGoogle本社のシリコンバレーで2013年と2011年にも全世界のTCを集めて行われたらしい。

今回は世界の20カ所くらいで、地域毎に8月から10月くらいにかけて行われているとの事。
前述したとおり、日本では日本と韓国のユーザーが集まった。

このイベント自体は数ヶ月前に、Googleからお誘いを受けた人が参加できたみたい。
お誘いを受けるには、Googleの公式フォーラムで活躍している必要がある。TCなら確実にRSはどうなのか微妙だと思うけど、今回は日本語フォーラムが消滅した人にも誘っているらしいので、過去に活躍していた人なんかも誘われるみたい。
当然、登録すらしてない人が呼ばれるわけは無い(らしいけど今回は幅広い参加者を目指していたらしいけど)し、ちょっと質問しただけの人なんかも呼ばれるわけがない。

参加したいならGoogleの公式フォーラムで地道に活躍してねというわけ。

ユーザーに負担をかけないGoogleのホスタピリティ
Grand Hyatt Tokyo
Grand Hyatt Tokyo
Google Japan
今回のイベントですごいのが、Googleのホスタピリティ。
金銭的な負担が無いのはともかく、Googleの社員(Googlerと呼んでいるらしい)の気遣いがすばらしい。

すべてが完璧だったわけでは無いが、参加者に様々な負担がかからないような配慮をしており、直接の金銭的なメリットは無くても、こんなことをやってくれるなら、これからもヘルプフォーラムで回答をし続けようかなと思いたくなる。
Googleとしてもその辺にも狙いがあるんだろうけど、実際に、なぜか刺激を受けてイベント翌日には、今まで回答をしていたYouTube以外にも回答をしてしまったり。

各人、思うところがあったようで、世界中のヘルプフォーラムはこれをきっかけにより活発になりそうな気配。

https://www.flickr.com/photos/kamikura/sets/72157648067206771/