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謎のソフトバンク留守番電話機能 いったい誰が悪いのか?

自転車が壊れた。ペダルの軸となるボトムブラケットという部品の交換が必要となって、とりあえずグリースを塗って応急処置、部品が入荷次第交換という手はずになった。

部品が入荷するまで4営業日かかり、ソフトバンクのiPhone 4Sの留守番電話にその旨入っていた。留守番電話に入っていたし、その後も何回か電話連絡があったようだ。
翌日、修理のために自転車を持って行くと、2から3日かかるということなので、また電話で連絡してもらうようにする。

その間の代車として非常に乗りにくい24インチくらいの安物自転車を渡される。自転車屋の代車として乗りにくい物はどうなのかというのはともかく、連絡がないまま1週間たった。

1週間も修理に時間がかかるってのはどうかと思い、通りすがりに自転車屋へ状況を聞きにい行くと、持って行った翌日にはできていて、その日の午後5時に留守番電話に入れたとのこと。

とりあえず、修理した自転車は受け取ったが、約一週間も一回留守番電話に入れただけでほったらかす自転車屋もどうなんだ。
こっちも、1週間もよく我慢してたなと思うが、その間連絡しなかったのも失敗。

留守番電話自体はまったくその形跡がない。録音されたらSMSが届くはずだが来てないし、確認しても入ってない。
そもそも、ソフトバンクのスマートフォン用留守番電話サービスは「3分までの伝言を、20件48時間まで預かる」というサービスなので、約1週間後に入っているわけないし。

1回しか連絡しない自転車屋、録音したと自転車屋は言うが入っていないソフトバンクの留守番電話サービス、確認しなかった自分の悪いのは誰なのか?

その後、iPhone 4Sの電話機能に不都合があったことがわかった。原因はよくわからないが、アップルとソフトバンクが悪いということになる。

スティーブジョブズの公式評伝(伝記)を紙の本で読むってどうなのかな

はじめにで、筆者がこの本を書くことになった経緯などが書かれているが、その中にこのような一文がある。

This is a book about the roller-coaster life and searingly intense personality of a creative entrepreneur whose passion for perfection and ferocious drive revolutionized six industries: personal computers, animated movies, music, phones, tablet computing, and digital publishing.

本というか文字は紙に印刷されたので読もうが、電子インクだろうが、液晶だろうが読むためのデバイスは好きに選べばいいが、この本に限っては、本人が関わった何かに関係した物で読みたいものだ。
個人的には、このはじめのチャプターをiPhoneで読み、その後を電子インクのKindleで読み始めたりしてみた。その後は、iPadとかPC(MacとWindows)でも読んでみよう。

あえて紙の本で読むってのも逆にいいのかもしれないが、中身はどれも同じ。
個人的にはジェフリー・S・ヤングのジョブズ本をスキャン用とかに切りもせず物理的に大事にとって置いているので、この本に限っては電子版で読んだ後に、紙版も本棚に並べるように買おうかと思っている。

iPhone 4S購入メモ

iPhone 4SをSiriで遊ぶことをメインにiPhone 4からソフトバンク回線で買い増ししてみた。これが機種変更かどうかは知らないが、個人的には買い増しだと思っている。

10月7日に予約が始まるのだろうと思ったが、全くアナウンスがないまま7日になり、昼頃に夕方から予約開始とアナウンスがあったようだ。
夕方5半すぎに近所の家電量販店に行くと「今、システムがトラブルで停止して30人待ちで、2時間くらいかかる」と店員に言われた。このあたりの説明で店員が何を言っているのかよくわからないというトラブルもあったが、実際は1時間も待たずに予約の順番になった。
この間に、ネットで調べて一括払いでいくらになるのか調べた。はじめは勝手に2万円くらいかと思っていたが、実際には6.7万円くらいだった。(64GB)

今までガラパゴスケータイを使用していた方はもちろん、iTunesを使ったこともなかったり、容量はなにがいいかもわからないような人も予約に並ぶというすごい状況だった。そんな人が予約開始情報をどうやって手に入れたのか疑問。

予約では色と容量、連絡先などを記入し、身分証明書のコピーをとられるなどし、店員の言うことには基本的にすべて「はい」と肯定し、従来のプランを引き継ぐと言うことで、比較的すぐに終わった。

発売の前日にいつ取りに来るのかという連絡があった。朝8時からだが、8時の回はすでに埋まっているのでほかの時間で何時がいいかと聞かれ、これまた夕方にお願いした。

発売日の14日は午前中にネット情報をチェックしていなかったが、午前10時半頃に予約した店から「システムが止まって、夕方に来ても渡せないだろう」という連絡があった。
昼頃ネット情報を調べると、11時過ぎにシステムは復旧したとのことで、何はともあれ予約した時間には受け取りに行くことにした。
その後、午後3時半頃に連絡があり、受付できるようになったらまた連絡するという連絡があった。

それから店からは連絡がなかったが、予約した時間通りに受け取りに行くと、なにやら手続きをしている人がいた。店員に聞くと、システムは復旧したが不安定なので、登録は受け取りの時にはしないで、先に商品だけを渡しているという状況だとのこと。
待っていれば手続きはするとのことだったが、もろもろ手際が悪そうな気がしたので、手続きが安定してからでいいかと思い、いったん帰って、別途連絡があってから受け取りに行くことにした。

翌日(土曜)の午後3時頃に販売店から連絡があり、今からでも受け付けるとのことだったが、個人的に都合のよい翌日(日曜)に行くと伝えると、午前中は満杯なので昼の12時からにしてくれとのことで12時過ぎに販売店に行く。

発売翌々日(日曜日)に販売店へ行くと、すでに5組くらい(その販売店の最大同時続き人数)が手続きをしているようだった。待っている人は私以外にいなかったが、手続きでは受け取りではなく予約の人も混ざっていた。いちいち質問が多く予約にも時間がかかりすぎているのはどうかと思ったが、10分ほど待つと手続きが始まった。

システムはまだ不安定らしく、ここでも登録は後でやると説明があった。そもそもiPhone 4からの買い増しで登録って何だろうな。
申込用紙らしき物に住所などを記入し、予約の段階でまた身分証明書のコピーをとっているのにまたとるというので、なんで必要なんだと聞くと必要なくなった。プランはそのままだが、手続き自体は20分強かかった。
一括払いの手続きを終えて支払い手続きをして受け取り終了。

後で登録するので、電波をつかまなくなる可能性があり、その場合、電源の入れ直しやmicroSIMカードの入れ直しが必要になる可能性があると言われたが、その翌日(月曜)の夜になってもその状況にはなっていない。

Blu-rayとかのレコーダーって何なんだろうね

テレビ自体は世界的に競争しており、電機メーカーやパネルメーカーは激しい価格競争にさらされているが、レコーダーはほぼ日本だけの市場であり、価格競争なんかほとんどないように見える。

価格競争がないのはともかく、機能自体がテレビ視聴のヘビーユーザーにあっているのか疑問なところもある。

第一にBlu-ray記録機能だが、こんな機能は個人的になくてもいい。
テレビ番組を録画して保存しておきたいというのはわからないでもないが、1TBのHDDがあれば、単純計算25GBのBlu-rayディスク40枚分のデータを保存できるし、コストもHDDの方が安い。
このあたりのコストや使い勝手を含め最適なソリューションがないが、現時点ではUSB接続のHDDに保存するのが無難か。将来性はないが、Blu-rayの将来性(保存可能期間も含め)があるわけでもない。

第二に複数番組同時録画機能だが、東芝が2011年12月に発売するタイムシフト対応RAGZAは地上デジタル放送を基本にしている。録画機能はB-CASカードとの兼ね合いもあるが、どちらかと言えば記録したい番組はBSやCSの方に多くあり、地デジはリアルタイムでなければ見なくてもどうでもいい物が多いのではなかろうか。
この辺は開発側でもわかっているようだが、年末商戦に合わせるために今回のような仕様になったようだ。もろもろの状況がそろい、よい物が出せるまで製品を出さない方がいいと思うが、その辺は会社の考え方なのでしょうがない。

そもそも、デジタル時代のレコーダーはデジタル放送のデータを単純に記録すればいいだけなので、HDDとチューナーと関連回路くらいしか主要部品がない。このあたりの部品は2万円くらいでなんとかなるが、Blu-rayやら、長時間録画やらの機能をつけて高コストな高級製品にしている。
3TBくらいのHDDとダブルチューナーで単純にそのまま録画するだけ2万円くらいの製品がほしいところだ。このあたりの機能が欲しいならUSB録画機能付きのテレビを買えと言うことだろう。
あくまでもレコーダーは高機能で高利益の製品を目指しているのだろう。

10万円を超える物も珍しくないが、あんなの買っている人は何なんだろうね。

間違った日本語訳 Textがメールに

アメリカではText Messagingというのが携帯電話でメッセージのやりとりで頻繁に使われている。これは日本で言うSMSのことだ。

日本では一般的に携帯電話会社が提供しているインターネットのメールである@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのメールアドレスでメッセージをやりとりし、SMSはあまり使われていない。日本では使われていても、国や地域が違えば全く使われていないサービスという典型だろう。

そもそも、アメリカの一般的な携帯電話ではスマートフォン以外はインターネットのメールを低コストで利用することはできない。これはサービス自体が提供されていないからだが、その代わりにSMSであるText Messagingのサービスは充実している。

キャンペーン用などで、たとえば野球場の大画面モニターにクイズが出題され、答え用に通常の携帯電話番号とは異なる短い桁のSMS番号が表示される。ここにSMSを送り、正解ならその送信者の中からプレゼントなどが送られる。また、ポスターなどの広告で詳細を短い桁のSMS番号へと書かれていることも多く、そこにSMSを送れば、詳細が送られてくるなど様々な使われ方がある。
インターネットに連動したものでは、たとえばTwitter用に短い桁のSMS番号が用意されており、自分の携帯電話と連動させれば、MensionやDirect Messageなどがインターネットとはつながっていないはずの携帯電話に送信される。(これはSMSとインターネットを業者が特別に接続しているから)

このようにアメリカではSMSが頻繁に使われており、料金体系もこれに合わせて無制限にSMSが送れるUnlimited Text Messagingとなっていることが多い。

実際、現地ではこのSMSを単に「Text」と呼んでおり、アメリカ映画やドラマでも頻繁に使われている。「Text」を日本語に正確に訳すなら「SMS」だが、一般的には「メール」と訳されていることが多いようだ。

SMSとメールは技術的には異なるものであり、「メール」という日本語訳は正確には正しくない。
しかし、日本人一般のわかりやすさを考えると「メール」が一番だろう。