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Google PE Summit 2022 Singapore – 久しぶりのシンガポール初日編

本来東京でやるはずだったGoogle PE Summit 2022はいろいろあってシンガポールに。シンガポール到着までもいろいろありましたが、なんとか到着。
最後に来たのが2019年、海外旅行自体も3年ぶりなので、久しぶりにいろいろ楽しみます。

SIMカード入手に苦労

サービスの悪い困ったシンガポール空港のSingtelのカウンター

事前予約した5G対応のSingtelのSIMカードを決められたターミナルで入手すべく、空港間を移動しますが、システムダウンという理由で拒否されます。

仕方なく、とりあえず宿泊予定のホテルに移動しようとしますが、まずは事前に1つ500円くらいで購入したeSIMの設定をしなければなりません。通信できないと何かあったときに困るため。
香港の通信会社との契約をローミングで使う形で、スマートフォンその3とiPadに設定したいのですが、iPadへの設定に手間取ります。APN設定をしないといけないのですが、APN設定内容が空港のWi-Fiから検索しても不明で、いろいろ探してようやくわかった内容で設定し、通信成功します。

China Mobile Hong Kong(cmhk)のAPN設定例

念のため、アジア圏に旅行する際に便利なiPadでの中國移動香港(China Mobile Hong Kong cmhk)のeSIMのAPN設定画面を貼り付けておきます。

ホテルへ移動

7時過ぎに着陸し、30分くらいで税関検査出て正式に入国してから、ここまで1時間かかってます。

事前情報で使えなくなっているはずのez-linkカードが使えた

シンガポールの公共交通機関はSimply Goという仕組みで、VISAかMasterカードを直接タッチして乗れるようになったそうです。
今までのez-linkカードも使えるので残高が残っているez-linkカードを使いたいですが、ネット検索の事前情報ではすでに期限切れになっていることになっていました。

Singapore SimplyGo
SimplyGoの広告

しかし、使ってみるとまだ期限まで半年くらいあり、利用出来たので、このカードの残高をこの旅行期間に活用します。

MRT乗車までいろいろあって、シンガポール着陸から2時間弱かかりましたが、普通はここまで1時間かからないです。久しぶりに外国での通信契約でトラブルになりました。

シンガポールのMRT車内2022年12月

MRTは日本と同様にマスク着用が必須で、実際に皆さんマスクをしています。

事前にシンガポール在住者情報では、公共交通機関ではマスク必須だけど、それ以外にマスクをしている人はいないという内容を聞いていましたが、結構な確率で街中でもマスクをしている人を見かけます。

結構な割合でマスクしているシンガポールの2022年末
シンガポールの街中でマスクしている人は結構な割合でいます。

1泊目の宿泊地はリトルインディアなので、MRTで移動します。

リトルインディア

リトルインディアまでは1時間弱で到着、歩いてすぐの宿泊地に移動します。
今回の1泊目の宿泊は自費なので、どこに宿泊しようかと思っていろいろ調べるとAirBnBは違法へなど、いろいろ変わっているようです。

安ければ安い方が良いのですが、いつも使っていたところがちょい高なので、US$150くらいにしました。この金額もポイントでの支払いにして実質無料で宿泊しました。
明日から宿泊するところはその時によりますが300ドルくらいなので、高すぎて泊まれません。

屋根が高いホテルの部屋

まだ10時台なのでチェックインは出来ないはずで、とりあえず荷物だけ預けてと思ったら、もうチェックインして良いという事なので、ありがたく部屋に入ります。
3階建ての最上階で、屋根が高い部屋なのが興味深かったです。

SIMカードをもらいに行く

それはともかく、まずはSIMカードの入手です。
歩いて行けるモール内にあるSingtelの店を目指します。

10ドルのペラペラジーパン
Aliexpressの実店舗みたいな店

途中のリトルインディアにある店は非常に興味深いですが、今回は素通りします。

小さいのに高い日本にもある野菜

そのモール内にはスーパーもあったので、一応何が売ってるかを確認です。
自給率がほとんど無いシンガポールも生鮮食品類は普通に売ってます。

本当の目的地のSingtelに行きますが、やる気の無い定員に聞くと、この店では扱っていない。近くにある大きい店に行けとのことなので、仕方なくその店に移動します。

ez-linkやNETSのチャージ機(top-up)

MRTの駅に行くと、ez-linkカードのチャージ機(top-up)があるので、クレジットカードでチャージしようとしますが出来ません。
あとでわかりましたが、この手のプリペイドのカードは現金でしかチャージできないようです。

Singtelの行列

その地域で一番大きいSingtelに行くと、土曜ということもあるのか、日本みたいに行列になっています。
みため私と同じ状況の人もいるようです。待ち行列担当者に状況を言うと番号が発行されます。

なんだかんだで45分くらい待ってやっと手続きの開始、10分くらいかかってプリペイドのSIMを入手できました。

本来朝の8時には入手している物が午後1時になりました。その間にいろいろやりましたが、海外での貴重な時間をかなり無駄にしました。

ようやく観光へ

ジョリビー

やっと現地で普通に動けるようになったので、とりあえず食事にします。
フィリピンが舞台の「閃光のハサウェイ」でも出てきたJollibeeもありますが、リトルインディアに宿泊しているので、まずはビリヤニかミールスを目指します。ドーサとかでも可。

ビリヤニ
マトンビリヤニ
チェンドール

特に悩むことなく、リトルインディアのホーカーに行くとビリヤニ屋があったので、マトンビリヤニを頼みます。この店は3年前とか、いつも来ているような。

ここで食事していると隣の店の人が飲み物を聞いてくる(3年前もそうだった)ので、一旦、日本で全く流行らないチェンドールを頼みます。

シンガポールの秋葉原 Sim Lim
たまには買いたくなる、この手のお土産を買い忘れた。

昼食後は何も考えずにいろいろ見て回ります。
シンガポールの秋葉原、チャイナタウンなどなど、久しぶりなので観光地をいろいろ見て回ります。

一番人気のチキンライス

だいぶ久しぶりに食べた、一番人気のチキンライスはこんな味だったかなと言う物でした。多分他の店の方がおいしいです。

シェア自転車

以前は大人気だったシェア自転車はだいぶ廃れているようでした。

マーライオン
上にプールがついたホテル

特にプランがないのでド定番観光地を回ります。
マーライオンは普通に観光客が沢山いました。
マリーナベイサンズあたりに行ってもいいのですが、この日はその気にならなかったので、ぶらっと観光したらホテルに帰ります。

サモサくらいは知ってるけど、よくわからないインドの食べ物
インドのビール

宿泊地のリトルインディアに到着したら、よくわからないインドの食べ物屋で持ち帰り、インドのビールを買ってホテルに戻ります。
ちなみにリトルインディアの地元民はビールをストローで飲みます。

深夜便でくたびれた、午前中はSIMカード入手で疲れた、午後ちょこっと観光したで満足して、その日はすぐに寝てしまいました。

せっかくなので、本当はもっと何か充実したことをやりたかったですが、こんな日があってもいいでしょう。

Google PE Summit 2022 Singapore – 3年ぶりの海外旅行編

GoogleのProduct Expertプログラムに参加していると、1年に1回のPEサミット(PE Summit)というイベントに参加出来ます。旅費含めてこのイベントの参加費は無料です。

サミットでは、各プロダクトのセッション、各プロダクトのGooglerとの直接の交流、世界各地のプログラム参加者との交流などがあり、ほとんどは海外で開催されます。そのために最短でも数日間の海外旅行が必要になります。もちろん、航空券、宿泊費も無料です。

過去10年程度毎年リアルイベントがありましたが、新型コロナウイルスの関係でリアルイベントは2019年が最後となり、2020年からはオンラインのイベントとなりました。2022年は新型コロナウイルスの影響が減ってきたことから、規模を縮小したリアルイベントと、オンラインイベントを組み合わせたハイブリッドイベントになりました。

2022年は、北米地域が6月にニューヨーク、ヨーロッパ等は9月にダブリン、アジアパシフィックは11月に東京という、3つの地域で開催する計画が春に発表されました。
ニューヨークやダブリンはともかく、2022年春の時点で鎖国している東京では出来ないのではという意見もありました。主に米国の担当者は、開催予定の11月には何とかなっているだろうという、楽観的な計画だったのでしょう。

実際には9月の段階で日本の鎖国が解かれなかったため、準備の関係で開催地はシンガポール、開催日が12月へと変更されました。

今回の様なハイブリッド開催の場合、自分の参加地域外はオンラインで参加、地域のイベントの場合はリアル参加でハイブリッドに全イベントに参加出来るという利点もあり、それ自体興味深いです。

イベント日だけの内容は本番イベント編にあります。

3年ぶりの海外旅行

個人的には2020年に入ってから3年間で一番遠い移動先は幕張メッセとか、神奈川の海くらいで、海外旅行どころか国内移動もほとんどしていません。
9月に場所変更が発表されたため、何の準備も不用だった東京開催とは異なり、急遽パスポートの確認、ワクチン関連の準備も必要になってきました。

シンガポールはパスポートの有効期限が6ヶ月必要、日本への入国はワクチン接種3回が必要ということなので、10月中に準備をすまし、サミットの手続きを行います。

新しいパスポートは浮世絵デザイン
浮世絵デザインのパスポートを入手

何よりもよくわからないのが、新型コロナ関係での、外国に行くときに必要な手続き、その国での必要な手続き、日本帰国時の手続き等です。海外旅行自体が3年ぶりなので、変わったところ含めて、何をどうしたら良いかもよくわからない状況です。

結局、一番ややこしいかったのが、ワクチン接種証明で、スマートフォン、マイナンバーカードを使ってうまくやる必要があります。
これがないと、Singapore Arrival Card(SGAC)の登録、Visit Japan Webへの登録が面倒な事になります。

ワクチン接種証明さえ出来れば、SGAC、Visit Japan Webの登録が比較的簡単にできるので、シンガポール入国、日本帰国に問題ない状態になるようです。

普段は入らない海外旅行保険も一応入っておきます。
現地で高熱が出たりして入院するようなときに備えて、3,000円くらいでカバーできるなら安いので、事前にオンラインで手続きしておきます。

日本出国、シンガポール入国

東京発のシンガポール便はほとんどが羽田発で、便数はほぼ通常状態に戻っているようです。
日本出国は深夜0時台出発の全日空便になったので、少しでも空港の施設が開いている時間帯に行こうと夜8時台には到着しましたが、ほとんどの店は閉店してました。

見た目普通に戻った羽田空港だがほとんど店がやってない

日本出国は事前にオンラインでチェックイン手続きをして、ワクチン接種証明も送信済み。空港カウンターはセルフバゲッジドロップが出来ると思いきや、機械でのセルフ手続き後に、同じ手続きを係員がまたやるという謎の手順でした。

制限エリアに入る際には、荷物の確認がありますが、羽田の国際線は鞄の中などを出す必要の無い新型の検査機でした。

最後の海外旅行だった2019年の段階で、自動化ゲートは無意味になっていましたが、事前登録不要の顔認証ゲートが標準になっているようでした。

全然進まない爆買いお土産物列

一般エリアは一部の飲食店がやっていましたが、出国手続き後の制限エリア内はほとんどの店は9時台には閉店していました。
唯一開いていたのが、制限エリア内の土産物屋で、数年前の爆買い中国人風の人達が行列して買い物していました。買い物量は数年前に比べて激減してましたが。
制限エリアは、クレジットカードラウンジすら空いて無く、事前に食べ物飲み物の準備をしておいて正解でした。

カードラウンジ閉鎖

食べ物飲み物の準備がない場合で、ビジネスクラス等で航空会社のラウンジが使えない場合、飲み物は水飲み機から水を飲むか、自動販売機で買うくらいしかない状態でした。

それ以外は通常と同じです。

機内でワールドカップの生中継も視聴できる

機材はBoeing 787でしたが、座席の画面でニュースやスポーツなどのライブ中継も視聴できるので、ワールドカップの中継も視聴できました。
Wi-Fiにも接続してネット接続も可能でしたが、機内Wi-Fiに接続しただけでは設定不能で、画面を見て設定しないと出来ない事が説明無く、全く意味不明のサービスでした。
機能を理解したのが着陸2時間くらい前なので、結局サービスは利用しませんでした。

機内の紙の雑誌類もなぜかありませんでした。免税品販売は画面で注文する形式でしたが、全く買う気にならないUIでした。売上げは従来より激減していると思います。

離陸後のお菓子

この便では、ブラジル対クロアチア、オランダ対アルゼンチンという激アツの試合をやってましたが、途中気絶して半分もわからない状態でした。

到着直前の朝食

深夜便でつまらないのが食事ですが、今回のNH843便は、離陸してすぐはお菓子だけでした。
着陸前の食事は朝食という事で普通の食事が出ました。
気流がどうので温かい飲み物が出なかったのが不満ですが、たいした揺れもありませんでした。

ということで、シンガポールに到着です。シンガポール到着の第一印象は蒸してるなってことでしょうか。アメリカから日本に帰ってきた時の、湿気を感じるのと同じ感覚です。

緑のYESはいいけど、自動入国レーンの入口がわかりにくいという罠もあり

そんなことはともかく、シンガポール空港では普通にやってる各種免税店を無視して、入国審査に進みますが、今までとは入国方法が変わっているようです。
SGACの事前登録が必要なのはもちろんですが、一部の国からの場合は自動化ゲートのような所を通るようです。間違えてシンガポール国民のゲートに入ると無事にはじかれましたが、自動化ゲートを通り、顔認証、指紋登録をして通過。

その後は荷物を受け取り、税関検査を抜けて入国です。入国自体の手続きはスムーズで、事前のSGAC以外は通常時と同じでした。

荷物受け取りでは2021年発売のAirtagがやっと役に立ちます。tileでもいいのですが、荷物の流れを監視することなく、出てきたらすぐにわかるのは便利で良いですね。

結局、羽田空港、シンガポール空港含めて、新型コロナ関係で必要だったのは、オンラインチェックイン時のワクチン接種証明画面添付、事前のSGACくらいで、他にはほぼ何も必要ありませんでした。

シンガポールの税関検査は何も稼働していないような状態でしたが、無事に入国しました。
アジアでは入国したらSIMカードの入手ですが、今回はeSIM対応のM1にするか、5G対応のSingtelにするかの2択、もしくは両方にしようと思っていました。

ぼったくりSIMカード屋

Singtelは事前に予約しておくと、5G対応で一番安い30ドルが1割引きの27ドル(2700円ほど)くらいで入手できるので、それを使って事前予約しておきました。ターミナル3に移動して受け取りという手はずなのですが、なぜかシステムダウンだという理由でSIMカードを受け取れません。

それ以外でターミナル1で販売しているSIMカードはほぼすべて50ドル(5000円ほど)の物のみで、殿様商売ぶりがよくわかります。
普通は20ドルから30ドルで購入できます。

ということで、iPadなど用に事前に購入しておいたeSIMのデータ通信を現地で、探り探りなんとか設定し、有効化したのちに、MRTで一旦宿泊場所に移動することにします。

香港の契約をローミングで使うと言うeSIMをオンラインで事前に契約しますが、APNの設定が不明でややこしかったです。

サミット標準日程で行けば、迎えの人がいますが、シンガポール入国は自己負担で日程を1日増やしたので、空港からの移動は自分で何とかしないと行けません。

シンガポール観光、サミット

この後から、シンガポール出国までは別記事で。

シンガポール出国、日本入国

シンガポールへ入国は、サミットの標準日程よりも前の日に入ったので、移動は自分で手配する必要がありました。
帰国はサミットの標準日程なので、空港移動も手配済みのため宿泊ホテルから移動します。

移動は同じ時間帯の人達と一緒でしたが、今回は同じ便の人達、同じ時間帯の韓国組などと一緒に20人乗りくらいのバスで移動です。
バスに荷物が入らないので、荷物は別途トラックが運ぶというシステムです。

JEWELの滝

今回はバス移動時にガイドさんがついてくるシステムで、空港のカウンター、JEWELに行った方が良いなどいろいろ説明してくれますが、私はオンラインチェックインをしていなかったことに気づいて、バスの中で慌ててやってました。オンラインチェックインでのワクチン接種証明関連で手間取って、うまく出来たのかよくわからない状態になってしまいました。

そんなこんなで、空港に着いた物の、出発4時間ほど前という早すぎる到着なので、全日空のカウンターが空いてません。(それはともかく、空港では大声出して何かが使えない事に電話の相手に切れている日本人がいました)
仕方なくJEWELなどに行く物の、荷物が邪魔で移動もほとんど不可能の、平面移動だけで何とかするという状態でした。

一部航空会社対応の早めに来てもなんとかできるシステム

いろいろ見ていると、航空会社によっては荷物預けだけは、はやめにできるシステムがあるので、こんな航空会社を使いたかった物です。(本当はシンガポール航空を希望したが拒否された)

ANAのカウンターオープン待ち列

出発3時間前になるとやっとカウンターが開いて、チェックイン手続きです。
シンガポール空港での全日空のカウンターは昔ながらの手動システムで、この時にワクチン接種証明画面の確認がありました。
不要なボーディングパスの発行も強制的に行われました。

Jewelあたりにある安めの店

チェックイン手続きが終わって身軽になったら腹ごなしです。
この段階で夜10時台の全日空便で何が出てくるかよくわからなかったので、あまり重くなく、高くもない店に行ってみます。

SN1 Signature
この店のタイのシグネチャーというサンプルとはだいぶ違う麺料理 7.5ドル

シンガポール最後の食事はこれになりました。まずくはないですが、特別おいしくもなかったです。

食事では同行者と話が弾んでJewel観光が何も出来なくなりましたので、食事が終わったら制限エリアに入ります。制限エリアは自動検査なのでスムーズですが、この段階では荷物検査はされません。

各ゲート前に荷物検査があるシステム

シンガポール空港は各ゲート前に荷物検査がある事を忘れていました。

シンガポール空港の制限エリア内はもう普通の状態になっていて、シンガポール国内の公共交通機関にはマスク着用ルールがありますが、空港内はありません。
店は夜9時台でほぼすべての店が開いていて、店員の多くがマスクをしている状況以外は、ここだけみると通常の状態に戻っています。

日本発の飛行機ゲート前あたりから、日本的な状況に戻ってきます。機内に入る前にマスクが必須という状態です。
それまでほぼマスクせずにすごしていたのが嘘のようです。

今回もWi-Fiは使わないかな

行きの便はほぼ満員ながらたまたま隣が空席でしたが、帰りの便は隣も人がいる普通の状態です。
始めに座席の番号と、飛行機のゲート番号を間違えて別の席に向かっていたことは内緒です。

出発後の食事

出発後の食事は行きと同じでお菓子でした。夜10時台のNH844でもこれなら、Jewelでもっといいものを食べておけば良かったです。

帰りは何もする気が無いので、ドラゴンボール超 スーパーヒーローを鑑賞しますが、飛行時間ほとんどかけてやっと視聴できました。途中で気絶しまくったので、巻き戻しまくりです。

日本到着直前の食事

出発前日から、Singtelから交換した元の日本のSIMカードを探していたのですが、どこを探してもありません。SingtelのSIMカードを入手した直後にどこかにしまったはずですが、財布にしまったような記憶があるものの、財布にはありません。
SingtelのクレジットカードサイズのSIMホルダーみたいなのに入れた事のみ覚えていましたが、それっぽいところをどこを探してもありません。

最悪は、日本に帰ってから再発行すればいいのですが、これだけが心残りな状態で日本に向かいます。

丸一日探していた日本のSIMカード発見

飛行機に乗って数時間すると、もしかしたらそのSIMカードと関係ない、別のスマートフォンケースのカバーの裏にしまったかもなと思いつき、機内で鞄からそれを出すとしっかりありました。

ということで、機内でSIMカードの交換作業を始めます。無事にSIMカード再発行はしないで良くなりましたが、今度からはeSIMに変更しようと思います。

通路側の席なので、現在地がよくわからないうちに着陸です。
着陸後の機内アナウンスは日本語で、日本入国では、全日空が到着後に日本入国と乗り継ぎで飛行機を降りる順番を分けるとか案内していました。その後に英語でもアナウンスしてましたが、おそらく意味がわかってない日本語以外の話者はそのまま普通に降りていたと思います。

到着した羽田空港の中は室内なのに寒いという印象しかありません。

入国審査は自動化ゲートを通りますが、なぜか入国スタンプの窓口は行列、私は素通りして荷物受け取りに行きますが、出てくるまでが結構時間かかりました。

なんだかんだで受け取った後は税関検査ですが、日本らしくしっかり検査し、Visit Japan Webの画面を操作された揚げ句に、内容の確認をされ、QRコードを読み取るなどややこしい手続きがありました。

品川駅到着

京急線で品川駅まで到着。
ラッシュ前で空いていますが、やっと日本に帰ってきた感がある物の、とにかく寒いです。

えいご漬け

2022年もDSの「えいご漬け」でディクテーション

Nintendo DS用の英語学習アプリ「えいご漬け」が発売されたのは2006年。

当時も話題になって学習ソフトながら大ヒットとなりましたが、音声を聞いて、聞いた音を書くというディクテーションソフトとして、発売から16年経った2022年の現在でも結構使えるソフトです。

一般ユーザーが使いやすい学習アプリとしては、スマートフォン用のアプリはいくつかあるようです。大抵は有料で、QWERTYキーで入力するタイプのようです。
機能自体はおそらく悪くないのでしょうが、他の現代的なアプリ等と比べて「えいご漬け」は手書き入力が出来るというのが最大のポイントです。

さらに、通信機能も必要とせず、バッテリーもそこそこもつ。DS本体自体は中古で2,000円程度、ソフトは中古で数百円。新規で買うなら合計2,500円程度。どこかにしまってあるDSシリーズを使うならソフトだけ。本体もソフトもあるなら無料で英語の学習が可能です。

えいご漬けで使われているセンテンスは桐原書店の「データベース3000 基本単語・熟語(改定版)」の単語やセンテンスを使用しているそうで、この最新版は2016年に出た第5版です。

https://amzn.to/3Rhg5jF

さらに続編の「もっとえいご漬け」もあり、こちらは日常会話をベースにしているそうです。

「えいご漬け」で基本的な聞き取り能力、単語を書く能力などを身につけて、「もっとえいご漬け」でより実践的な英語能力を身につけるというような流れが良さそうです。

えいご漬けの学習時間

えいご漬けのトレーニングレベルは合計6、それぞれ3つにわかれ、1つあたり80のセンテンスがあるので、1レベルのセンテンスは180。

1から6レベル、さらに前置詞なども含めるとセンテンス数は1,000以上。
ディクテーションで書いた後にそのまま発音してなどをじっくりやった場合、5つのセンテンスにかかる時間は3,4分。仮に5センテンスに4分かかるとすると、1レベルやるのに2時間半くらいかかる。

ここまで集中してやれば丸一日で全部やることも不可能ではないけど、1日1時間程度やれば2週間程度で全部終わらせることも可能。

1日30分程度なら1ヶ月くらい。

英語力判定でAA以上くらいがコンスタントに出るようになって、ほとんどのセンテンスが、ほぼ1回で聞き取れ、書けない単語もほとんど無くなるくらいやりこめば、基礎力はかなりつくのではないかと思います。

1日30分を数ヶ月続ければかなり基礎力はつくでしょう。飽きてきたら「もっとえいご漬け」に移行していくのも良さそうです。

もしも、えいご漬けが難しすぎる。聞き取るのが困難なくらいな状況の場合は、レベルを下げた初学生向けなどの学習ソフトをやるのが良いでしょう。

バックアップのすすめ

バックアップとは一般的にデータを他の場所に保存する事ですが、2022年7月に発生したauの回線障害によって、ようやく通信回線のバックアップに関しても注目が集まろうとしていると個人的には感じています。
(結局の所、データのバックアップと同様に多分誰もやらないでしょうが)

IT機器ほどバックアップがやりやすく、バックアップしておく事によって、何かあったときにも、ほぼ何の問題も無く業務、趣味、遊びなどなどを続ける事が可能になります。
この負担はたいしたことありません。

バックアップは誰でも簡単、機器のコスト負担はなし

バックアップ用に新たに機器等を買う必要は無く、新機種等の買換タイミングを多少短めにして、旧機種をバックアップにすればいいだけです。
もちろん、バックアップ用の機器を買うのも良いでしょう。

つまりこうです。

スマートフォンなら、仮に3年に一度買い替えている場合、3年後に下取りに出したりせずに、古い機種もそのまま使える状態にしておくだけです。
この場合、3年に1度の買い替えをそのままにしている場合、古い機種はタイミングによっては6年前の機種になってしまいますが、新しい機種が壊れた場合などにも以前の機種がそのまま使えます。サービスによりますが、登録しているアカウント等もそのままにしておけば、簡単に今までのデータも継続して使えます。

パソコンの場合も、同じように古い機種をそのまま保管しておくだけです。

どちらも、そのままどこかにバックアップ用として補完して置くのではなく、例えば家でながら見の動画視聴用に使う、スマートフォンは何かのゲーム専用にしておくなどして普段から使い、古い機種も常に活用しておくのがおすすめです。

このようなバックアップ用に古い機種も併用する場合は、ギリギリまで使わず、比較的早めに新しい機種に交換していった方が何かあったときも比較的に快適に使えます。
スマートフォンなら2から3年おき、パソコンなら3から4年おきくらいが現実的でしょうか。

通信回線はどうする

事業者の場合は考える必要がありますが、個人宅の通信回線をNTT系とKDDI系を引くというのはあまり現実的ではないです。
個人宅の場合、固定回線と携帯電話系の回線の2種類あればどちらかのバックアップは可能です。

固定回線と携帯電話系回線を用意している方は多いと思いますが、携帯電話系回線を複数用意している方は多くはないでしょう。

日本の場合、携帯電話系回線は、docomo系、au系、ソフトバンク系、楽天モバイル系があります。
楽天モバイルは2022年のプランの見直しで、最低料金が上がってしまいましたが、数百円程度から維持できる回線もあります。自分が何かあった時用の回線として、メイン回線とは別系列の回線を用意しましょう。

例えば、docomoをメインに使っていて、ahamoやドコモのMVNOをバックアップ回線にすることは意味が無いです。同じdocomoの回線ではなく、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどのdocomoとは関係ない回線をバックアップにします。

例えば、ahamoがメイン回線なら、povoをバックアップにすれば、どちらかのサービスが止まった場合も問題なく通信サービスが利用出来ます。

最近はeSIMも普及し始めているので、積極的に使いましょう。eSIMなら1つの端末に物理SIMに加えてeSIMを入れておけるし、複数のeSIMの登録も可能です。複数設定しておけば、細い針金などを用意する必要なく、いつでも切り替えて使えます。

ネットサービスはどうする

スマートフォンが壊れる、パソコンが壊れる事は数年に一度はあり得ます。通信回線が障害で使えなくなることはめったにないですが、これらの障害に備える必要があります。
これらの障害以上にたびたび障害が発生しているのがネットサービスです。一般的なネットサービスの稼働率(SLA)は99.9%程度です。1000日に1日程度は止まる。これは100日に0.1日くらいになります。
つまり、3ヶ月に1度程度、2.4時間程度はサービスが止まる可能性があるという事です。
(Googleなどのどこかのサービスは実際に定期的に止まってます)

例えば電子メールはGmailをメインで使っている場合、Google系のサービスが止まった場合に連絡手段がなくなってしまいます。

電子メールはGmailに加えて、例えばMicrosoftのOutlookなどをバックアップ用に設定します。
チャットサービス等を使っている場合も、AmazonのAWS系列を使っているところをメインに使っているなら、MicrosoftのAzureかGoogle Cloudのどちらかを使っているサービスをバックアップ用に用意しておく位のことは必要です。

電源も気にする

外出先でスマートフォンの充電容量が減ったときのためなどに、モバイルバッテリーを持ち運ぶのは一般的かも知れないですが、自宅の電源はあまり考えていない方も多いと思われます。

最近は、自宅のバックアップ電源に使える大型のバッテリーも増えています。
以前は選択肢が少なすぎた太陽電池も、品揃えが増えているようです。

何らかの形で、自宅での電源バックアップも考えるようにしましょう。

端末、通信回線、サービスのバックアップに加えて緊急連絡先も用意して情報を共有しておこう

何かあっても通常業務が続けられるように、端末や通信回線のバックアップを用意しましょう。このような事は冗長化などとも言われていて、重大システムでは当たり前に行われている事です。
その上で、利用しているサービスの代替手段も用意しておきましょう。

特に普段やりとりしている人とは、メールアドレスや、メッセージアプリだけでなく、複数の連絡先を複数共有し、何かあったときに慌てないような他のサービスの利用についても共有しましょう。

このような準備体制は、BCP(Business Continuity Plan : 事業継続計画)と言われています。
機器やサービスでの体制を整えた上で、運用方法についてもしっかり体制を整えることが重要です。

もちろん、データのバックアップも行いましょう。

粉瘤(アテローム)の摘出手術でいろいろ調べた

粉瘤(アテローム)とは、2022年現在の天皇陛下も1997年に摘出した皮膚下に出来る腫瘍の一種です。
何かのきっかけで皮膚下に袋状の構造物が出来、そこに垢や油が溜まっていき、日々大きくなっていきます。皮膚下に何かのできものがある状態になるだけで、それ自体での痛みなどはありません。
良くないのは、大きさが数cmになって、明らかに大きすぎて誰が見ても違和感があるような状態になったり、場合によってはそれが炎症を起こして痛みを伴ってしまう場合です。

粉瘤は英語ではSkin cystとかSebaceous Cystsの中のEpidermoid cystsと言われているようです。

粉瘤をネットで調べる

いろいろ見ると炎症を起こす前に1cm位あれば除去した方が良く、炎症を起こした場合の対処は面倒になるということでしょうか。

粉瘤は事前治癒したり、薬で消す事は出来ないので、摘出手術が必要なのですが、ネットで検索すると、検索場所によっては競争が激しいことが出てくる広告でわかります。

2cm程度の粉瘤摘出は、いろいろ入れて15分もあれば終わり、総費用は1.5万円程度、3割負担の患者負担は5,000円程度です。
比較的簡単な手術で結構多くの人が摘出手術を受けようとしているので、広告だらけになるのでしょう。

渋谷で調べた場合の例

その中で特に気になるのが手術方法です。
広告宣伝しているような所は、くり抜き法という、切除が小さくて済むため、傷が最終的に目立ちづらい方式をやることをアピールしています。
他に一般的なのが、その部分を直接取り除く切開方法で、広告宣伝文句をみると切開方法は旧態依然としたやり方、くり抜き法の方が最新の手法のような気がしてきます。

実際にどちらがどう優れているのかを調べると、くり抜き法のルーツからしっかり解説している医師のブログがありました。

大木皮膚科のサイト

ここをみるとわかりますが、くり抜き法は1988年に初めて公表された手法で新しい物でもなく、論文の数も多くなく、再発率も一定の割合存在する、本当に良いとは言えない方式なことがわかります。

もちろん、これが良い場合もあるのでしょうが、ネットで調べて出てくるよさげな治療方法を盲目的に信じてしまうのは危ないことがよくわかります。

特に、この治療方法を宣伝している医院は予約制で、ネットでの予約は2週間後とかになっている場合が多いため、人気がある良いんだから良さそうと思い込んでしまいそうです。

なお、粉瘤の専門は皮膚科というよりも形成外科のようです。

粉瘤を摘出してみる

首の裏に出来た粉瘤らしきこぶのような物

私の場合は、10年くらい前についた傷が原因と思われるクビの後ろの粉瘤が年々大きくなっているのを常に認識していました。いつか除去しようとおもいつつ、原因から10年でやっと摘出しようと思い立ったわけです。
その間にもいろいろ調べた結果、いつも行っている皮膚科があるGoogleクチコミ2.3の近所のクリニックでやってもらうことにしました。新しい病院は怖いし、術後に経過を見せに行くのも面倒なので。
形成外科に行った方が良いのでしょうが、そこでの治療自体はいつも普通だと思うし、その後も普通で取り立ててなんてことはなかった。

除去した粉瘤は見た目で直径2cmくらいあって、あんなになるまで育てなければ良かったとも思った。

実際に粉瘤かどうかは、分析しないとわからないわけですが、一般的には切開して見てみれば一目瞭然です。
しっかりやるところや、患者が要求すれば分析して何だったのかを調べるでしょうが、私の判断で見るからに粉瘤なので、無駄に費用がかかるのを避けました。

手術時間は全部で15分くらいで、一番痛かったのが、はじめの麻酔の注射。それ以後は特に何も感じることもなく、手術後の痛みも無く、その後も良好です。

粉瘤手術に関してのまとめ

ネットで見つけた良さそうに見える術式、医院は必ずしも良いとは限らない。

従来の手法で十分なのでは。