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Google Product Experts Summit 2022 Singapore

Google PE Summit 2022 – 本番イベント編

わざわざシンガポールに来たのは、このイベントPE Summitイベントのためです。
GoogleのProduct Expertプログラムに参加するのは、このイベントのような特典目的の人から、各プロダクトの知識を深めたい人、今となっては何のために参加しているのかよくわかっている人など様々です。

PE Summit(PEサミット)とは、Googleプロダクトエキスパートプログラムに参加しているユーザー向けに開催されているクローズドなイベントです。
2022年は世界3カ所で開催され、ニューヨーク、ダブリンに続いて最後のシンガポールでの開催で、PE Summit 2022 SGP(PEサミット2022シンガポール) #PES22SGP というようなイベント名になります。

少なくとも世界各国の参加者がリアルで合って、Googlerと直接意見を交わせるこのイベントは非常に重要とほとんどの参加者が感じているようです。

Icebreaker Session

はじめは何をやるのかわからないセッションで人数も少なめだったが、この後人数は数倍に

Icebreaker Sessionというのがあるとのことなので行ってみます。
プロダクトに関する何らかの情報が得られると思ったら、最終的にわかったのは単なる昼食付きパーティーでした。

Pixelの紹介、Windowsで遊べるGoogle Play Gamesのデモなどもありましたが、基本はパーティーです。
そうとわかれば、とりあえず今回の各国からの参加者と話します。

APAC地域での開催ですが、それまでやったイベントに参加出来なかった地域からの参加もありました。APAC以外では、南米のペルー、イギリス、ナイジェリアそして、ウクライナからも来ていました。
APAC地域では、インドネシア、インド、ベトナム、バングラディッシュ、ニュージーランド、韓国など各地域から参加者がいました。

なによりも驚くのがウクライナからの参加者で、今までのイベントでも参加しているのは知っていたし、今回は難しいだろうと思ってたら、とにかくすごく前向きで何人も参加していたのが印象的でした。早く平時に戻ってもらいたいです。

このイベントに行く目的は、いろんな地域の人と直接話をすることで、そのついでに、勝手につくったアイコンステッカーを欲しがる人、欲しくもないけど配ってるからもらうそれぞれの立場のいろんな国の人に無理矢理渡しました。
今回は折り紙でつくった折り鶴もついでに無理矢理配りました。

食べかけの昼食

イベントは3時間くらいありますが、特にイベントもなく、参加者同士と談笑するだけです。

今回のイベントで一番怖いのは新型コロナウイルスの感染です。イベント開始から5カ国くらいのマスクしていない人との会話で、これは完全に感染したなと確信しました。そして、あきらめました。(この時点で感染しただろうからマスクをするのは止めましたが、私以外誰もしていないフェイスガードは持ち歩きます)

この後は2時間くらい後に、Googleオフィス見学、その後はパーティーなので移動します。

Googleオフィス見学

SingaporeのGoogleオフィスロゴ、横から見るとWelcomeになっている

一部プロダクトで行われたオフィス見学です。

ホリデーシーズン仕様の受付ロゴ
レゴの何か
バリスタがいるカフェ。
これ以降夕方なのでオフィス内には基本誰もいない(リストラされていないのかも知れない)
何カ所もあるマイクロキッチン
YouTube仕様のマイクロキッチン
何カ所もあるカフェテリア
謎のスペース
フォンブースみたいなの
スタジオ
遠くから見ないとわからないGロゴ
YouTubeのロゴがあるところ
鏡の間

見学できるのは実際のワークスペースではないですが、いつでも飲み物を飲めるマイクロキッチン、果物やお菓子類が用意されたスペースなどなど、どこの国のGoogleオフィスも同じように充実しています。

オフィス屋上から見る風景
ビルの上にある庭園とYouTube名物の滑り台(地上の公園ではありません)
ボードゲームコーナー(今度来るときは百人一首を勝手に置いてこようと思いつつ忘れた)

他にもビリヤードなど、仕事せずに遊べるスペース、昼寝会場もあります。

Party at Google Singapore

バンドの生演奏付き(音が大きくて話声が聞こえない)

Google Singaporeにあるオフィスの一番大きいだろうカフェテリアでのパーティーです。
APAC関連でGoogle Singaporeの住所に書かれている場所です。

シンガポールスリング

飲み物はシンガポールスリング、ビール、ワインなどなどが用意されます。

春巻きコーナー
シンガポールの焼き鳥サテなど
センスになんか書いてもらえます。もらい損ねました

昼のパーティーは昼食とお茶、その他おやつがメインでしたが、夜はバンド付きでお酒もありとなります。
昼の続きでお話に熱心な方、バンド演奏で踊る人などもいますし、中国獅子舞も登場しました。

ここからが本来の目的のイベント

Chamomileというお茶

前日は9時過ぎに終わり、10時にはホテルに戻ります。
私は翌日に備えてすぐ寝ます。起きるのはいつもと同じ早朝で、暇なので、部屋にあるよく知らないお茶を飲みます。

朝7時に本番イベントに向けて、ホテルから用意されたバスで移動します。

ホテルに設けられたイベント用受付
イベント会場のロゴ

Opening

オープニングの内容も非公開みたいですが、今から始まるよ的な物です。

廊下の絵

個別セッション5件

いろんな所にあるワークスペース

プロダクト別にリアルタイムで参加出来るセッションは5件。多分合計30件くらいのセッションがあるのかな。
内容は公開出来ないので何も書かないですが、Googleの各プロダクトの担当者が、そのプロダクトの新機能とかについて喋ったり、ライブQ&Aに答えたりしてます。

昼食
謎の色つき米
何かはよくわかりませんが、出てくる各食事には各宗教、アレルギーに配慮した説明があります。
おかし

途中に昼食休憩、お菓子休憩などがあります。

ロゴ付きカップケーキ

自分が参加してないセッションについては、どのセッションが白熱していたか(ライブQ&Aが燃えていたか)を情報交換したりします。

Closing

多分この画像は怒られないでしょう。

イベント終了ですよ的な物がクロージング。

Party at CÉ LA VI

イベントが終わったら、パーティー会場へ移動です。
直前に公表されるので、どこに行くのかは事前にわかりません。公表された後に調べたら場所にビックリです。

天気が悪かったので、屋上含むパーティーは不安がありましたが、屋内エリアもあり、何とかなって夜が更けると雨も止みました。

CÉ LA VI入口にPESSGP22ロゴ
マリーナベイサンズの下にあるCÉ LA VI専用エレベータ。プライベートイベント表示です。
到着は夕焼け時間ですが、雨は止みかけて雲が微妙
日が暮れてからの逆側の眺め
なんか見たことのある絵だなはここから撮ります
飲み物メニュー。クラフトビールを飲み損ねました。
PES Love
食べ物
もろもろはしゃぎます
DJブースはなぜかリクエスト不可

会場はCÉ LA VI Singaporeの一般客が入れる下側エリアを除く、全体を貸し切って大きく分けて2カ所。食べ物スペースとDJ付き騒がしスペース。
今までのイベントの中で一番すごい会場でした。(最終的に予算が余ったのだろうか)

全体的にみて今回のイベントスタッフはかなり頑張ったと思います。

イベント終了、夜11時頃の会場。こんな時間に新規に客入れしているけど、朝4時くらいまでやってるらしい

イベント終了後、ホテルに戻りますが、この後、飲み足りない他の国の人達に(半強制的に)誘われて、午前1時半まで付き合います。帰れなくなってしまいます。

夜更けで天気が良い感じになってきた。下でやってた噴水ショー見逃した。

Google PE Summit 2022 Singapore – 3年ぶりの海外旅行編

GoogleのProduct Expertプログラムに参加していると、1年に1回のPEサミット(PE Summit)というイベントに参加出来ます。旅費含めてこのイベントの参加費は無料です。

サミットでは、各プロダクトのセッション、各プロダクトのGooglerとの直接の交流、世界各地のプログラム参加者との交流などがあり、ほとんどは海外で開催されます。そのために最短でも数日間の海外旅行が必要になります。もちろん、航空券、宿泊費も無料です。

過去10年程度毎年リアルイベントがありましたが、新型コロナウイルスの関係でリアルイベントは2019年が最後となり、2020年からはオンラインのイベントとなりました。2022年は新型コロナウイルスの影響が減ってきたことから、規模を縮小したリアルイベントと、オンラインイベントを組み合わせたハイブリッドイベントになりました。

2022年は、北米地域が6月にニューヨーク、ヨーロッパ等は9月にダブリン、アジアパシフィックは11月に東京という、3つの地域で開催する計画が春に発表されました。
ニューヨークやダブリンはともかく、2022年春の時点で鎖国している東京では出来ないのではという意見もありました。主に米国の担当者は、開催予定の11月には何とかなっているだろうという、楽観的な計画だったのでしょう。

実際には9月の段階で日本の鎖国が解かれなかったため、準備の関係で開催地はシンガポール、開催日が12月へと変更されました。

今回の様なハイブリッド開催の場合、自分の参加地域外はオンラインで参加、地域のイベントの場合はリアル参加でハイブリッドに全イベントに参加出来るという利点もあり、それ自体興味深いです。

イベント日だけの内容は本番イベント編にあります。

3年ぶりの海外旅行

個人的には2020年に入ってから3年間で一番遠い移動先は幕張メッセとか、神奈川の海くらいで、海外旅行どころか国内移動もほとんどしていません。
9月に場所変更が発表されたため、何の準備も不用だった東京開催とは異なり、急遽パスポートの確認、ワクチン関連の準備も必要になってきました。

シンガポールはパスポートの有効期限が6ヶ月必要、日本への入国はワクチン接種3回が必要ということなので、10月中に準備をすまし、サミットの手続きを行います。

新しいパスポートは浮世絵デザイン
浮世絵デザインのパスポートを入手

何よりもよくわからないのが、新型コロナ関係での、外国に行くときに必要な手続き、その国での必要な手続き、日本帰国時の手続き等です。海外旅行自体が3年ぶりなので、変わったところ含めて、何をどうしたら良いかもよくわからない状況です。

結局、一番ややこしいかったのが、ワクチン接種証明で、スマートフォン、マイナンバーカードを使ってうまくやる必要があります。
これがないと、Singapore Arrival Card(SGAC)の登録、Visit Japan Webへの登録が面倒な事になります。

ワクチン接種証明さえ出来れば、SGAC、Visit Japan Webの登録が比較的簡単にできるので、シンガポール入国、日本帰国に問題ない状態になるようです。

普段は入らない海外旅行保険も一応入っておきます。
現地で高熱が出たりして入院するようなときに備えて、3,000円くらいでカバーできるなら安いので、事前にオンラインで手続きしておきます。

日本出国、シンガポール入国

東京発のシンガポール便はほとんどが羽田発で、便数はほぼ通常状態に戻っているようです。
日本出国は深夜0時台出発の全日空便になったので、少しでも空港の施設が開いている時間帯に行こうと夜8時台には到着しましたが、ほとんどの店は閉店してました。

見た目普通に戻った羽田空港だがほとんど店がやってない

日本出国は事前にオンラインでチェックイン手続きをして、ワクチン接種証明も送信済み。空港カウンターはセルフバゲッジドロップが出来ると思いきや、機械でのセルフ手続き後に、同じ手続きを係員がまたやるという謎の手順でした。

制限エリアに入る際には、荷物の確認がありますが、羽田の国際線は鞄の中などを出す必要の無い新型の検査機でした。

最後の海外旅行だった2019年の段階で、自動化ゲートは無意味になっていましたが、事前登録不要の顔認証ゲートが標準になっているようでした。

全然進まない爆買いお土産物列

一般エリアは一部の飲食店がやっていましたが、出国手続き後の制限エリア内はほとんどの店は9時台には閉店していました。
唯一開いていたのが、制限エリア内の土産物屋で、数年前の爆買い中国人風の人達が行列して買い物していました。買い物量は数年前に比べて激減してましたが。
制限エリアは、クレジットカードラウンジすら空いて無く、事前に食べ物飲み物の準備をしておいて正解でした。

カードラウンジ閉鎖

食べ物飲み物の準備がない場合で、ビジネスクラス等で航空会社のラウンジが使えない場合、飲み物は水飲み機から水を飲むか、自動販売機で買うくらいしかない状態でした。

それ以外は通常と同じです。

機内でワールドカップの生中継も視聴できる

機材はBoeing 787でしたが、座席の画面でニュースやスポーツなどのライブ中継も視聴できるので、ワールドカップの中継も視聴できました。
Wi-Fiにも接続してネット接続も可能でしたが、機内Wi-Fiに接続しただけでは設定不能で、画面を見て設定しないと出来ない事が説明無く、全く意味不明のサービスでした。
機能を理解したのが着陸2時間くらい前なので、結局サービスは利用しませんでした。

機内の紙の雑誌類もなぜかありませんでした。免税品販売は画面で注文する形式でしたが、全く買う気にならないUIでした。売上げは従来より激減していると思います。

離陸後のお菓子

この便では、ブラジル対クロアチア、オランダ対アルゼンチンという激アツの試合をやってましたが、途中気絶して半分もわからない状態でした。

到着直前の朝食

深夜便でつまらないのが食事ですが、今回のNH843便は、離陸してすぐはお菓子だけでした。
着陸前の食事は朝食という事で普通の食事が出ました。
気流がどうので温かい飲み物が出なかったのが不満ですが、たいした揺れもありませんでした。

ということで、シンガポールに到着です。シンガポール到着の第一印象は蒸してるなってことでしょうか。アメリカから日本に帰ってきた時の、湿気を感じるのと同じ感覚です。

緑のYESはいいけど、自動入国レーンの入口がわかりにくいという罠もあり

そんなことはともかく、シンガポール空港では普通にやってる各種免税店を無視して、入国審査に進みますが、今までとは入国方法が変わっているようです。
SGACの事前登録が必要なのはもちろんですが、一部の国からの場合は自動化ゲートのような所を通るようです。間違えてシンガポール国民のゲートに入ると無事にはじかれましたが、自動化ゲートを通り、顔認証、指紋登録をして通過。

その後は荷物を受け取り、税関検査を抜けて入国です。入国自体の手続きはスムーズで、事前のSGAC以外は通常時と同じでした。

荷物受け取りでは2021年発売のAirtagがやっと役に立ちます。tileでもいいのですが、荷物の流れを監視することなく、出てきたらすぐにわかるのは便利で良いですね。

結局、羽田空港、シンガポール空港含めて、新型コロナ関係で必要だったのは、オンラインチェックイン時のワクチン接種証明画面添付、事前のSGACくらいで、他にはほぼ何も必要ありませんでした。

シンガポールの税関検査は何も稼働していないような状態でしたが、無事に入国しました。
アジアでは入国したらSIMカードの入手ですが、今回はeSIM対応のM1にするか、5G対応のSingtelにするかの2択、もしくは両方にしようと思っていました。

ぼったくりSIMカード屋

Singtelは事前に予約しておくと、5G対応で一番安い30ドルが1割引きの27ドル(2700円ほど)くらいで入手できるので、それを使って事前予約しておきました。ターミナル3に移動して受け取りという手はずなのですが、なぜかシステムダウンだという理由でSIMカードを受け取れません。

それ以外でターミナル1で販売しているSIMカードはほぼすべて50ドル(5000円ほど)の物のみで、殿様商売ぶりがよくわかります。
普通は20ドルから30ドルで購入できます。

ということで、iPadなど用に事前に購入しておいたeSIMのデータ通信を現地で、探り探りなんとか設定し、有効化したのちに、MRTで一旦宿泊場所に移動することにします。

香港の契約をローミングで使うと言うeSIMをオンラインで事前に契約しますが、APNの設定が不明でややこしかったです。

サミット標準日程で行けば、迎えの人がいますが、シンガポール入国は自己負担で日程を1日増やしたので、空港からの移動は自分で何とかしないと行けません。

シンガポール観光、サミット

この後から、シンガポール出国までは別記事で。

シンガポール出国、日本入国

シンガポールへ入国は、サミットの標準日程よりも前の日に入ったので、移動は自分で手配する必要がありました。
帰国はサミットの標準日程なので、空港移動も手配済みのため宿泊ホテルから移動します。

移動は同じ時間帯の人達と一緒でしたが、今回は同じ便の人達、同じ時間帯の韓国組などと一緒に20人乗りくらいのバスで移動です。
バスに荷物が入らないので、荷物は別途トラックが運ぶというシステムです。

JEWELの滝

今回はバス移動時にガイドさんがついてくるシステムで、空港のカウンター、JEWELに行った方が良いなどいろいろ説明してくれますが、私はオンラインチェックインをしていなかったことに気づいて、バスの中で慌ててやってました。オンラインチェックインでのワクチン接種証明関連で手間取って、うまく出来たのかよくわからない状態になってしまいました。

そんなこんなで、空港に着いた物の、出発4時間ほど前という早すぎる到着なので、全日空のカウンターが空いてません。(それはともかく、空港では大声出して何かが使えない事に電話の相手に切れている日本人がいました)
仕方なくJEWELなどに行く物の、荷物が邪魔で移動もほとんど不可能の、平面移動だけで何とかするという状態でした。

一部航空会社対応の早めに来てもなんとかできるシステム

いろいろ見ていると、航空会社によっては荷物預けだけは、はやめにできるシステムがあるので、こんな航空会社を使いたかった物です。(本当はシンガポール航空を希望したが拒否された)

ANAのカウンターオープン待ち列

出発3時間前になるとやっとカウンターが開いて、チェックイン手続きです。
シンガポール空港での全日空のカウンターは昔ながらの手動システムで、この時にワクチン接種証明画面の確認がありました。
不要なボーディングパスの発行も強制的に行われました。

Jewelあたりにある安めの店

チェックイン手続きが終わって身軽になったら腹ごなしです。
この段階で夜10時台の全日空便で何が出てくるかよくわからなかったので、あまり重くなく、高くもない店に行ってみます。

SN1 Signature
この店のタイのシグネチャーというサンプルとはだいぶ違う麺料理 7.5ドル

シンガポール最後の食事はこれになりました。まずくはないですが、特別おいしくもなかったです。

食事では同行者と話が弾んでJewel観光が何も出来なくなりましたので、食事が終わったら制限エリアに入ります。制限エリアは自動検査なのでスムーズですが、この段階では荷物検査はされません。

各ゲート前に荷物検査があるシステム

シンガポール空港は各ゲート前に荷物検査がある事を忘れていました。

シンガポール空港の制限エリア内はもう普通の状態になっていて、シンガポール国内の公共交通機関にはマスク着用ルールがありますが、空港内はありません。
店は夜9時台でほぼすべての店が開いていて、店員の多くがマスクをしている状況以外は、ここだけみると通常の状態に戻っています。

日本発の飛行機ゲート前あたりから、日本的な状況に戻ってきます。機内に入る前にマスクが必須という状態です。
それまでほぼマスクせずにすごしていたのが嘘のようです。

今回もWi-Fiは使わないかな

行きの便はほぼ満員ながらたまたま隣が空席でしたが、帰りの便は隣も人がいる普通の状態です。
始めに座席の番号と、飛行機のゲート番号を間違えて別の席に向かっていたことは内緒です。

出発後の食事

出発後の食事は行きと同じでお菓子でした。夜10時台のNH844でもこれなら、Jewelでもっといいものを食べておけば良かったです。

帰りは何もする気が無いので、ドラゴンボール超 スーパーヒーローを鑑賞しますが、飛行時間ほとんどかけてやっと視聴できました。途中で気絶しまくったので、巻き戻しまくりです。

日本到着直前の食事

出発前日から、Singtelから交換した元の日本のSIMカードを探していたのですが、どこを探してもありません。SingtelのSIMカードを入手した直後にどこかにしまったはずですが、財布にしまったような記憶があるものの、財布にはありません。
SingtelのクレジットカードサイズのSIMホルダーみたいなのに入れた事のみ覚えていましたが、それっぽいところをどこを探してもありません。

最悪は、日本に帰ってから再発行すればいいのですが、これだけが心残りな状態で日本に向かいます。

丸一日探していた日本のSIMカード発見

飛行機に乗って数時間すると、もしかしたらそのSIMカードと関係ない、別のスマートフォンケースのカバーの裏にしまったかもなと思いつき、機内で鞄からそれを出すとしっかりありました。

ということで、機内でSIMカードの交換作業を始めます。無事にSIMカード再発行はしないで良くなりましたが、今度からはeSIMに変更しようと思います。

通路側の席なので、現在地がよくわからないうちに着陸です。
着陸後の機内アナウンスは日本語で、日本入国では、全日空が到着後に日本入国と乗り継ぎで飛行機を降りる順番を分けるとか案内していました。その後に英語でもアナウンスしてましたが、おそらく意味がわかってない日本語以外の話者はそのまま普通に降りていたと思います。

到着した羽田空港の中は室内なのに寒いという印象しかありません。

入国審査は自動化ゲートを通りますが、なぜか入国スタンプの窓口は行列、私は素通りして荷物受け取りに行きますが、出てくるまでが結構時間かかりました。

なんだかんだで受け取った後は税関検査ですが、日本らしくしっかり検査し、Visit Japan Webの画面を操作された揚げ句に、内容の確認をされ、QRコードを読み取るなどややこしい手続きがありました。

品川駅到着

京急線で品川駅まで到着。
ラッシュ前で空いていますが、やっと日本に帰ってきた感がある物の、とにかく寒いです。

Google

Googleプロダクトエキスパートとウクライナ問題

Googleのヘルプコミュニティで質問に回答などしていると、Googleからよく回答している褒美としてプロダクトエキスパートのラベルをもらえます。

単にラベルがつくだけでなく、さらに一定の活動をしていると、いくつかの特典を得られます。その中に、世界中のプロダクトエキスパートとの集い参加権も得られます。

その集いへの参加し、各地域の人達と交流することこそが、このプログラムに参加することの利点と個人的には考えています。その集いがGoogleプロダクトエキスパートサミット(Google Product Expert Summit)略してPE Sumitです。2018年以前はGoogle Top Contributor(トップレベルユーザー)略してTC Summitと呼ばれていました。

2018年のPE Summit

PE Summitは年に1度世界のどこかで開催され、世界中から参加者が集まるわけですが、今まで最も規模が大きかったのが2018年のアメリカ・サンフランシスコ(正しくはSunnyvale)で行われた物で、600人ほどが参加していたようです。

その時もそうですが、世界中の様々な人達と交流すると様々な国際問題が身近な物に感じられます。
2018年の時は、トランプ政権時でアメリカへの渡航が難しい時期でした。特にアジア圏からビザの関係でサミットに参加出来ない人が多数いたとか、ロシアではモスクワのアメリカ大使館へビザを取りに行くのが遠すぎて大変だとか、どこの国でも簡単に行ける日本との状況の違いに驚くこと多いです。
それも2020年からはオンライン開催で、他の地域の人達との交流が難しい状況で、ざっくばらんな交流は難しく、リアル開催との差はかなり大きいです。

2015年のSummit

リアル開催での交流の楽しさに気づいたのが、2015年にサンフランシスコ(この時は本当にSan Francisco)で開催された時です。日本からは地球の裏側のブラジルの方と交流したりなどの普通の交流はもちろん、日本から様々な面で遠い地域の人達との交流も出来ます。
アフリカの人が、日本と韓国の政治対立に詳しいなど、参加者の幅の広さが実感できたり等、交流すればするほど感慨深くなります。

その中でも特に印象に残っているのが、ロシア系の参加者との交流です。
写真を頼まれて画面をみたら、言語がロシア語っぽかったので、ロシアから来たんですかと聞いたところ、ウクライナからとのこと。
2015年といえば、2014年のクリミア危機の直後で、国内で戦争みたいなことをやってるのに、よくこんな所に来れたなと驚いた物です。

Googleはウクライナ語(українська мова)にも対応しています。

もちろんロシアからの参加者もいますが、ウクライナとは言葉や文化が近いからか、ロシア語圏の人達は仲が良いようです。宿泊したホテルのプールではロシア、ウクライナ系の人達がかなりはしゃいでいました。

このような状況は世界各国で同じで、日本と韓国など、政治的に対立していてもユーザー同士は何の問題も無いのに世の中は不条理なこを実感できます。

https://support.google.com/communities/answer/9138806